冬こそゴキブリ対策のチャンス!姿を見せない時期にやるべきこと

ゴキブリ対策

夏に家の中で見つけてしまう高速で動く黒い影。見かけるだけでゾワッとしてしまうゴキブリ。大嫌いな人が多く出来る限り見たくないと考える人が多いのではないでしょうか?そんなゴキブリも寒い冬には全く見かけなくなるので、冬の間に対策する事で暖かくなってから姿を見かける事を激減させる事が出来ます。ゴキブリを見ないで済む冬の時期に対策をしてしまいましょう!

冬にやるべきゴキブリ対策!

ゴキブリ対策

暖かい時期に活発に活動して見るだけでもゾワゾワしてしまう黒い影…そうみんなが嫌いなゴキブリ。寒い時期は見かける事がないので冬はゴキブリが全滅しているのでは?と油断して考えていませんか?ゴキブリは冬の寒い時期には室温や気温が低いために活動が鈍くなっているだけです。冬にゴキブリが見かけないだけで少しでも暖かい場所にゴキブリはジッと潜んでいます。

見るだけでも嫌なゴキブリですので、その姿を見ないで済む冬の時期に対策をしておくことで、季節が変わり暖かくなった時期に見かけてしまうことを激減させることができます。

少しでも嫌な気分にならないように冬にできるゴキブリ対策を実施しましょう!ポイントはゴキブリが快適に過ごしてしまう居場所とエサとなってしまう物を家の中に残さないという事です。

冬にできるゴキブリ対策 その①

汚れた冷蔵庫の裏側

ゴキブリの快適な住処を無くしましょう。普段の生活では冷蔵庫や電子レンジのような大型家電や家具を動かしてまでなかなか掃除をしていないと思いますが、実は大型家電や家具裏側にはホコリやゴミが溜まっています。

これらのホコリやゴミはゴキブリのエサになってしまい、電化で製品の裏側はモーターなどによって発熱しているのでゴキブリの快適は住処になってしまいます。大型の冷蔵庫は下にローラーが付いているので容易に動かすことができますので動かして裏側に溜まってしまっているホコリやゴミを取り除きましょう!

ホコリやゴミを取り除いたら置き型の殺虫剤を設置しておきます。設置の際は過熱するような場所を避けてください。火災の原因となってしまう恐れがあります。

置き型の殺虫剤は誘引作用でエサとして殺虫剤を食べてしまったゴキブリが住処に戻って、そのゴキブリのフンや死骸を他のゴキブリが食べて一斉に住処にいるゴキブリを駆除するものですが、誘引作用は家の外にいるゴキブリを引き込んでしまうほどの誘引作用は無いので積極的に使用しましょう。

冬にできるゴキブリ対策 その②

ダンボール箱

ダンボールを貯め込まないよう気をつけてください。冬はお歳暮の時期と重なってしまうので家にダンボールが多くなってしまいがちな時期です。ダンボールは暖かく水分を含んでいますのでゴキブリのエサにもなって暖かいので快適な住処になってしまいます。

エサと暖かさからゴキブリがダンボールに卵を産んでしまうことも多いので、ダンボールは何かに使えるかもと考えて家の中に保管せずに資源ゴミの日に出してゴキブリの住処になりそうな物を家の中に残すのをやめましょう。

冬にできるゴキブリ対策 その③

結露

ゴキブリは温度とエサになる物がある場所を住処にしてしまうことはこれまでの2つの対策で理解していただけたかと思いますが、ゴキブリは湿度のある場所も好みます。水1滴あれば1ヶ月は生きられるという話もあるのです。

寒い冬の日でも天気が良い日は窓を開け換気をして家の中の湿気を失くすようにしてください。家の窓や壁が結露している場合は結露がなくなるぐらいまで換気するように心掛けてください。

冬にできるゴキブリ対策 その④

隙間テープ

ゴキブリはわずか1.5mmの隙間があれば侵入してきてしまいます。進入経路を塞ぐことでゴキブリを家の中に入れないようにしましょう。

換気扇、窓と窓枠の隙間には隙間テープを貼り、隙間をなくすようにしましょう。キッチンのシンク下の排水管に隙間があればパテで埋めて隙間をなくします、シンク周辺にも隙間がある場合にはコーキング剤を使用して隙間を埋めましょう。

どの季節にでも実施する事が出来る対策なのですが、冬の寒い時期に行うことで嫌なゴキブリの姿を見ることなく対策をする事ができるので冬の時期にやることをおすすめします。

冬のゴキブリ駆除方法

スプレー 殺虫剤

寒い冬の季節はほとんど見かけることは無いのですが、潜んでいたゴキブリを見つけてしまった場合はがんばって駆除しましょう。駆除をしないと季節が変わって活動が活発になる時期を迎えてしまうとゴキブリが繁殖してしまいます。夏の暑い時期と比べて寒い時期のゴキブリは動きが鈍いので逃さずに駆除をする事ができます。

小さな子供やペットがいる家庭では殺虫剤は極力使用したくないですよね?動きが鈍いので殺虫剤を使わずにゴキブリを叩いて潰すこともできますが、気持ち悪いですし、叩いて潰してしまった場所をアルコールで殺菌しないとなりません。ゴキブリはサルモネラ菌などのバイ菌を媒介しています。潰した場所をそのまま放置することはNGです。

動きが鈍いから叩いて潰すことも可能ですが、それも気持ち悪くて出来ない…という方はゴキブリを凍らせて駆除するタイプのスプレーがあります。殺虫成分を含んでいませんので小さな子供やペットに対しても安全に使用する事が出来ます。

スプレーを吹きかけて凍って動けなくなったゴキブリを処分するのですが、ただ処分するだけですと凍って動けないゴキブリがしばらくして解凍されて再び動き出してしまう可能性があるのでビニール袋に入れて口をギュッと強く縛ってから処分しましょう。

凍らすジェット冷凍殺虫 殺虫スプレー [300mL]
フマキラー ゴキブリ 対策 スプレー 超凍止ジェット 除菌プラス 230ml

冬の間ゴキブリはどうしているの?

コンセント

対策や駆除方法を理解しても、見かけなくなったゴキブリが冬の間どのようにしてジッと潜んでいるのか?気になってしまいますよね?ゴキブリは暗くて暖かい場所を居場所として住処にします。

家庭内で見られるゴキブリは主に2種クロゴキブリとチャバネゴキブリです。クロゴキブリは卵か幼虫の状態で寒い冬を凌いで暖かくなる季節に活発に活動をはじめ、チャバネゴキブリは成虫のまま寒い冬を凌いで暖かくなる季節に活発に活動をはじめます。

冷蔵庫のモーター部分などの熱を持つ家電の隙間、コンセントボックスの中、配電盤の中など家の中の熱を帯びた暗くて暖かい場所に潜めています。

「冬に窓を開けるとゴキブリが出なくなる」という噂は本当?

冬 窓を開ける

3時間以上冬に窓を開けておくとゴキブリを退治する事が出来ると紹介しているWEBサイトを見かける事がありますが、実際に完璧に退治できることはありません。2週間以上5度以下の室温にする事が出来ればゴキブリの卵が孵化することはなくなりますが、ご家庭内で5度以下の室温のまま長期に渡ってキープさせることは現実的ではありません。

最近の家には効果の高い断熱材が使用されていますので天井裏でも室温が下がりづらい上、下水からゴキブリが侵入してきてしまうこともあるので、窓を開けておくだけでは退治することは出来ません。ただし、室内の湿気を窓を開けて換気することで失くすということでは一定の効果を得ることができます。

ゴキブリ対策を業者に依頼する

害虫駆除業者

チャバネゴキブリは1匹いたら100匹いると言われる程、繁殖力が強いのでご自身で駆除するには限界があるので、見かけてしまったら業者に依頼をしましょう。対策できず駆除ができない場合には数千匹に繁殖し、それがさらに繁殖して何万匹といった数になってしまうことも…また、クロゴキブリの場合でもどうしてもゴキブリは生理的にムリ!という方も業者に頼って駆除してもらいましょう。

まとめ

キレイなキッチン

大嫌いなゴキブリを見かけない冬の間に出来るゴキブリ対策をしっかり行えば、季節が移り暖かくなってからゴキブリを目にすることを激減させることができます!ゴキブリのえさとなるホコリやゴミを普段ではなかなか出来ない大型家電や家具を動かして掃除をすることでゴキブリ対策になるということは、年末の大掃除の重要性が新たに加わったことになりますね。年末にしっかり大掃除をする事でゴキブリが現れない新しい年を迎えることができますよ。

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