目次
ハウスダストは掃除しないと危険!
ハウスダストは放置しておくと危険です。ここでは、ハウスダストがもたらす悪い影響や危険性についてお話しします。
アレルギーや病気の原因に!
ハウスダストは人体にとって異物です。たくさん吸い込むと体がハウスダストを外に出そうとして働き、病気やアレルギーを引き起こすことになります。
どんな症状を引き起こすのか、細かく見てみましょう。
- 気管支喘息
- アレルギー性結膜炎
- アレルギー性鼻炎
- アトピー性皮膚炎
- 肌を乾燥させる
- 鼻水
- 鼻づまり
- 目のかゆみ傷み
このように、大量に吸い込んだハウスダストが目・鼻・口・お肌に悪さします。
《 ポイント 》
- ハウスダスト(異物)を体外に追い出そうとして病気やアレルギーが起きる
ハウスダストに含まれる物質と危険性
ハウスダストに含まれる物質は、室内で発生する以下の物の総称です。
- ペットの毛
- ダニの死骸
- ダニの糞
- 人間の皮脂
- 細菌
- ホコリ
- 花粉
これらはとても小さいです。空気中に舞い上がりやすく、簡単に吸い込んでしまいます。
免疫が弱い小さなお子さんや、お年寄りはハウスダストによってアレルギーや病気を引き起こしてしまうでしょう。
《 ポイント 》
- ハウスダストの正体はペットの毛・ホコリ・ダニの死骸や糞
毎日掃除機をかけるのが理想
ハウスダストは掃除の回数が多いほど数は少なくなります。ですから、毎日家の中を掃除することがベストな対策です。
ハウスダストは人が動くと空気中に舞いやすいので、掃除機をかけるなら起床後か帰宅後のどちらかに行うと良いでしょう。特に、布団やソファはハウスダストが溜まりやすい場所なので、先に掃除することを勧めます。
掃除機と一緒に空気清浄機を使用すれば、より効果的にハウスダストを除去できるのでおすすめです。フィルターが詰まるとハウスダストを吸い込まなくなるので、マメにフィルターを掃除しましょう。
《 ポイント 》
- 毎日家の中を掃除することでハウスダストを減らそう
ハウスダスト対策に適した掃除機の選び方
やみくもに掃除機をかけても、家の中のハウスダストは減りません。効率的にハウスダストを減らすためには、お掃除ポイントに適した掃除機選びが大切です。
掃除する場所で選ぶ
掃除機は様々なタイプがあり、得意とする場所が異なります。リビング・寝室・布団・フローリング、場所によって使う掃除機を変えましょう。
- リビング
家具の隙間を掃除できる、コードレスのスティック掃除機がおすすめです。 - 寝室
寝室はハウスダストの溜まりやすい場所なので、吸引力の強いキャニスター掃除機がおすすめです。 - 布団
布団の中のハウスダストは布団専用掃除機で効率よく掃除できます。 - フローリング
広い場所を掃除することを想定し、自走式ヘッドを着用したスティックタイプがおすすめです。手首への負担が軽く済みます。
《 ポイント 》
- 場所によって掃除機のタイプを変える
掃除機のタイプで選ぶ
形や機能、使用シーンなど、さまざまな掃除機タイプのメリットとデメリットを紹介します。
- スティック
メリット:軽くて扱いやすい・手にかかる負担が少ない・小まめに掃除に取り掛かりやすい
デメリット:キャニスターよりもパワーが弱い - キャニスター
メリット:吸引力が強いので、ハウスダストを除去しやすい
デメリット:重量があるので疲れやすい・タンクを引っ張りながら掃除するのが煩わしい - 布団掃除機
メリット:布団の奥に隠れたダニの死骸や糞を浮き出し吸引できる・他の掃除機よりも布団の掃除に特化している
デメリット:布団の掃除以外に使い道があまりない・用途を変えるならパーツを別で買う必要がある - ロボット掃除機
メリット:外出中に自動で掃除してくれるので、ハウスダストが溜まりにくい
デメリット:電線や電化製品にぶつかると火災の原因になる・価格が高い
《 ポイント 》
- 普段使いやすい、スティック、キャニスタータイプ
- 布団掃除をするなら、布団掃除機
- 外出時でも便利な、ロボット掃除機
電源の供給タイプで選ぶ
コードが付いているタイプと、バッテリーで動くコードレスタイプのメリットとデメリットです。
- コード付き
メリット:コードレスよりも強い吸引力を長時間持続できる・バッテリー交換の必要がないので経済的
デメリット:コードが付いて回るので、家具が邪魔になり小回りが効かない - コードレス
メリット:コードの長さを気にする必要がないので、どこでも掃除できる
デメリット:充電が必要なので、使用できる時間に限りがある
《 ポイント 》
- コード付きは、仕事効率が高い
- コードレスは、持ち運びに便利
集じん方式で選ぶ
集じん方式によっても、違いは大きくあります。
- 紙パック
メリット:ハウスダストが溜まったら楽に捨てられる・捨てるときにゴミが舞わないのでハウスダストに敏感な人におすすめ
デメリット:ゴミがたまると吸引力が落ちる・交換が必要なので手間とお金がかかる - サイクロン
メリット:ゴミが溜まっても根詰まりしにくい・吸引力が落ちにくい
デメリット:たまにフィルターやタンクの掃除をしないと吸引力が落ちる・ゴミを捨てる時にハウスダストが舞いやすい - 水フィルター
メリット:目詰まりを起こすことがない・水のフィルターに通すため、吸い込んだハウスダストが排出されにくい
デメリット:動作音が大きい・本体が大きく重量があるため小回りが効かない
《 ポイント 》
- 紙パックなら、ハウスダストを舞散らすことなくごみ捨てできる
- サイクロンタイプは、パワフルにしっかり吸引
- 水フィルターという新しい選択肢もおすすめ
その他の機能で選ぶ
他にも、ハウスダスト対策に役立つ機能を紹介します。それぞれにメリットとデメリットがあるので、必要だと思う人は機能から選ぶとよいでしょう。
- クリーンセンサー
メリット:目に見えないハウスダストを検知してくれる
デメリット:センサーが敏感に反応し続けると煩わしく感じる - HEPAフィルター搭載掃除機
メリット:吸引力が非常に強く、排気もとてもキレイに行える
デメリット:動作時に独特の臭いが発生する - 自走式ヘッド
メリット:ちょっと前に倒すだけで進んでくれるので、扱いが楽
デメリット:髪の毛などが絡まりやすく、マメに点検する必要がある
《 ポイント 》
- さまざまなハウスダスト対策機能があるので、自分に合ったものを選ぼう
ハウス ダスト対策におすすめの掃除機
スティックタイプ
ハウスダスト対策におすすめのスティックタイプ掃除機を、ランキング形式で3つ紹介します。
1位:ダイソン 掃除機 コードレス Dyson V11 Absolute SV14 ABL
ダイソンの掃除機は高い吸引力が魅力で、人気のシリーズです。スティックタイプでも小さな粒子も簡単に吸い込んでくれるパワーを持っています。
従来品よりも吸引力が20%以上もアップ、そのうえ運転音も小さく1時間連続で使用できる優れものです。
2位:Panasonic コードレススティック掃除機 MC-SB30J-H
パナソニックのスティック掃除機です。重量が1.6kgと軽いので、使っていても疲れにくいでしょう。また、手にフィットするハンドル・どこの壁にも立てかけられるゴム付き・ハンディタイプに変えられるなど、使いやすさに特化した商品です。
ハウスダスト対策は小まめなお掃除が大切なので、楽に使いまわせるこの掃除機は非常におすすめ!
3位:TOSHIBA トルネオV コードレス サイクロン式スティッククリーナー VC-CL1600
東芝のスティック掃除機。ハウスダストのような微粒子をしっかり吸引できるハイパワーな気流を発生させます。フィルターは根詰まりを起こしにくい構造です。ヘッドがスムーズに動くので手元で操作できます。
キャニスタータイプ
次に、キャニスタータイプの掃除機を紹介します。スティックタイプのように小回りは効きませんが、代わりにパワフルな運転が可能です。
1位:パナソニック サイクロン掃除機 ハウスダスト発見センサー搭載 MC-SR570G-N
クリーンセンサー機能を搭載した、パナソニックのキャニスター掃除機です。ゴミやチリがあるかどうかを、掃除機が判断してくれます。
キャニスターは電源プラグを挿して使用する商品が多いですが、こちらは充電が可能なバッテリーを内蔵しているのでコードレスで使用可能。
もちろん、気筒の数も多いため吸引力は抜群!ハウスダストを除去する力はスティックタイプの掃除機以上でしょう。
2位:ダイソン(dyson) V4 Digital Absolute CY29 ABL
キャニスタータイプのダイソンはトップクラスの吸引力を誇ります。この商品は、複数の気流を生み出して微細なゴミを吸い込む「2 Tier Radial」と、「ダイソンデジタルモーターV4 」を搭載。
フィルターの掃除も年に一回で済むので、管理も楽に行えます。
3位:SHARP プラズマクラスター コードレスキャニスターサイクロン掃除機 EC-AS710-N
シャープのキャニスタータイプの掃除機。カーボンを使用した、軽くて丈夫な掃除機です。
キャニスターはタンク部分が大きいので、重量はやや重めに設計されますが、この掃除機は1.8kgとスティック掃除機並みに軽い!手を触れずに立ったまま足でヘッドを外すことができるので、スキマや隅っこの掃除も楽に行えます。
番外編
ハウスダストに有効な布団用の掃除機と、自動で掃除してくれるロボット掃除機を紹介します。
パナソニック 紙パック式ふとんクリーナーMC-DF500G-S
ハウスダストを検知するセンサー搭載の掃除機。ハンディ掃除機では珍しく、紙パックにゴミを溜めるタイプです。
内容量の少ないハンディタイプは、使用し続けるとすぐに根詰まりを起こします。しかし、紙パックはちょっとやそっとじゃ根詰まりを起こしません。
布団たたき機能も付いているので、非常に優秀です。
レイコップ ふとんクリーナー RX ホワイト RX-100JWH
レイコップは、近未来的なデザインと機能性の高さが人気の掃除機メーカー。布団やソファの繊維に潜むハウスダストをたたきだして吸引する「パワフルたたき」機能が付いています。
同じ場所を2~3回往復させるだけで99%のハウスダストを除去できる優れものです。また、ヘッドの吸引口にUV除去灯が付いているので、お掃除と一緒にウィルス除去が行えます。
Anker Eufy RoboVac 11S
ロボット掃除機を多数取り扱うEufy(ユーフィ)の商品です。お部屋の状態に合わせて、吸引力の強弱を変化させる機能が付いています。
厚みはたったの7.2cmでと非常に薄型です。ソファの下など狭い場所でもスイスイ掃除してくれるでしょう。
持続力のあるリチウム電池を使用しているので、一度に100分間の掃除が可能です。
パナソニック ロボット掃除機 RULO(ルーロ) MC-RS520-N
パナソニックから発売されたロボット掃除機です。三角形なので、部屋の角にもぴったりとくっついて清掃してくれます。
スマートフォンで遠隔操作が可能です。外出中に操作ができるので、部屋を出る前にスイッチを入れ忘れても心配いりません。
また、たった2cm幅の障害物も検知できるセンサーが付いているため、ゴミ以外のものを誤って吸い込もうとしたり、ぶつかって損傷することを未然に防げます。
ハウスダストが気にならない家を目指そう
ハウスダストが溜まってしまった家は、息苦しいし体の不調の原因になります。少し手間はかかりますが、小まめな掃除で対処しましょう。
ポイントは、吸引力が強く根詰まりを起こしにくい掃除機を使って、起床後か帰宅後に掃除することです。忙しくてそれどころではないという人は、空気清浄機やロボット掃除機を使うのも良いでしょう。
家の空気が美味しいと、気持ちも安らいで過ごせます。風水的にも、綺麗な家は運気を上げるといわれます。ハウスダストをがない家を目指しましょう。