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洗濯してしまったティッシュを取る方法7選!
①柔軟剤でもう一度洗う
柔軟剤は静電気を抑えますので、こびり付いているティッシュが剥がれやすくなります。
- 柔軟剤を入れて、すすぎ1回、脱水1回かけます。
- 洗濯物が乾いたら、衣類を振って洋服に貼り付いているティッシュを落としましょう。
②酢で洗う
酢は柔軟剤と同じように衣のごわつきを防いで生地を柔らかくしてくれます。また、酢を入れることで除菌することができます。
- 洗濯機に洗濯物を入れ、水を溜めましょう。
- 酢1カップ(200cc)を入れて「すすぎ1回、脱水1回」かけます。
- 乾燥したら服を振ってこびりついているティッシュのカスをきれいに落としましょう。
③コインランドリーの乾燥機でティッシュを振り落す
コインランドリーの乾燥機の高熱・高速で乾燥させる事で衣類にこびりついたティッシュが取れやすくなります。
コインランドリーの乾燥機に20分~30分かけましょう。コインランドリーの乾燥機の遠心力は強いので乾燥中にティッシュが振り落とされますし、強い乾燥でティッシュが剥がれやすくなります。
柔軟剤や酢を使う方法は、すすぎ1回、脱水1回かけなおした後さらに乾燥させるので手間がかかりますが、コインランドリーの乾燥機の場合は、ティッシュがついた洗濯物を乾燥機に入れるだけですので楽です。
④野菜ネットで剥がし落す
衣類を乾かす前に、野菜ネットや排水ネットでティッシュを剥がし落とす方法です。
野菜ネットとはオクラやニンニクやたまねぎなどを入れているネットのことで、排水ネットはキッチンの排水溝に使うネットのことです。脱水後、乾かす前の衣類に使用してください。
- 剥がしたティッシュが飛び散らないように、新聞紙などを敷きましょう。
- 野菜ネットまたは排水ネットを手袋のように手にはめます。
- 一方の手で衣類を押さえて、なでるように手前から奥に向かって滑らせます。
- ティッシュが剥がされたら完了です。あとは下に敷いた新聞紙をゴミ箱にすてましょう。
⑤コロコロやガムテープで取る
衣類が乾かした後に粘着性のあるコロコロやガムテープでティッシュを貼り付けて落とす方法です。衣類を押さえながら、コロコロを滑らせてティッシュを剥がしましょう。
力を入れすぎると毛羽たちの原因になりますので注意しましょう。この方法はティッシュが飛び散らないというメリットもあります。
おすすめグッズ
・布地にやさしく髪の毛、ホコリをしっかり取る衣類用ミニコロコロ
・スーツ、礼服、学生服、ベアロ素材の洋服などの髪の毛、ペットの毛、ホコリ、糸くずとりに
・テープには使いやすいミシン目入り
・取替えテープは、専用の「スペアテープコロコロミニ洋服用(品番C0250)」を使用して下さい
⑥台所用スポンジで擦り取る
衣類を乾かした後、エチケットブラシと同じ要領でティッシュをくっつけて剥がします。剥がしたティッシュが散らばってしまうので、予め新聞紙を敷いておきましょう。
衣類を片手で押さえながら、スポンジの硬い面(目が粗い面)で、衣類の手前から奥に向かって擦ります。ティッシュが剥がれ落ちたら完了です。新聞紙はゴミ箱を捨てましょう。
⑦掃除機でティッシュを吸い取る
衣類を乾かした後、ティッシュを掃除機で吸い取る方法です。
ハンディタイプの掃除機がおすすめですが、なければ、掃除機の隙間用の吸収口でも問題ありません。
通常の掃除機を使用する場合、吸引力が強すぎて生地そのものが吸引されてやりにくいと思います。生地が吸い込まれないようティッシュごとに吸収口をあてて吸い取ってください。
洗濯物からティッシュを取る際の注意点
優しい力で取る
力を入れてティッシュのカスを取ると生地を傷める原因になりますので気をつけましょう。
乾かしてから取る
濡れた状態でエチケットブラシやスポンジ、野菜ネットなどを使うとブラシが引っかかって生地を傷める可能性がありますので、乾燥させてから使用しましょう。
靴下は裏返してから取る
靴下の中にティッシュのカスが入ってしまった場合、靴下を裏返してティッシュのカスをとりましょう。
つま先の縫い合わせに挟まっているティッシュのカスを取るときは爪楊枝を利用しましょう。ただし、穴をあけないよう注意してください。
洗濯槽ついたティッシュを取る方法
洋服とティッシュを一緒に洗濯してしまった時、衣類についたティッシュのカスばかりに目がいきますが、洗濯槽にもティッシュのカスは溜まっています。
洗濯槽のティッシュのカスを放置していると洗濯機に不具合が生じる可能性もありますので、洗濯機もティッシュのカスを取り除いてきれいにしましょう。
また、洗濯機の洗い方は縦型の洗濯機とドラム式の洗濯機では違います。
縦型の洗濯機の場合
通常、糸くず程度のゴミでしたら洗濯機についているゴミ取りネットである程度とってくれますが、完全には取りきれませんので、洗濯槽の内側も綺麗にする必要があります。
用意するもの
- 魚用の網
- バケツや洗面器(洗濯機に水を入れる機能が無い場合)
手順
- 洗濯機に最大まで水を入れてください。洗濯機に水だけを入れる機能がなければ、バケツや洗面器などを使って水を入れましょう。
- 何もいれずに2分~3分程度まわします。
- 洗濯機をとめて、浮いてきたティッシュのカスを網ですくってください。
- ティッシュのカスが残っているようでしたら、再度洗濯機を回し、網でティッシュをすくいとる作業を繰り返しましょう。
- 洗濯機からティッシュのカスを取り除いたら脱水して完了です。
ドラム式洗濯機の場合
ドラム式洗濯機の場合は、縦型の洗濯機と違い洗濯槽に水を溜めることができませんので、まずは排水溝がつまっていないかをチェックしましょう。
手順
- 排水ホースを排水溝から取り外します。
- 排水ホースや排水溝に直接水を流してつまりがないか確認します。
- 洗濯機のゴミ取りフィルターに詰まっているゴミを取り除きます。
- 洗濯槽コースで洗濯槽を洗います。
- ここまでの作業でティッシュのカスが取れない場合は、再度洗濯槽コースで洗濯槽を洗ってください。
排水溝にティッシュのカスが詰まった場合
- コンセントを抜き、水道の蛇口を閉めます。
- 排水溝のふたと排水トラップを外します。
- 排水溝に重曹をカップ1杯ほど振りかけてください。
- お湯200ccにクエン酸小さじ1杯を溶かしてでクエン酸水を作ります。
- 排水溝の重曹の上にクエン酸水をクエン酸水をかけます。
- 泡が出てきますので、そのまま30分ほど放置します。
- お湯を流してクエン酸水や重曹を洗い流します。
- 排水溝のふたや排水トラップを元に戻して完了です。
ティッシュを洗濯しないために気をつけること
ポケットがある服を洗濯をする際、洗濯機に入れる前にポケットを裏返しにしてから洗濯するクセをつけましょう。
ちなみに…水に濡れても間単に破れないティッシュであれば間違って洗濯しても大丈夫です。保湿系ティッシュは洗濯してしまってもバラバラにならないので安心ですね。
洗濯前にポケットの中身を確認して!
ティッシュを一緒に洗濯しない一番の方法は、洗濯前にポケットを確認しろってことなんですけどね…ついつい忘れてしまって未だにコロコロやハンディ掃除機のお世話になることがあります。
面倒なのは洗濯機のケアです。洗濯槽の裏に入らないような作りになっているそうですが、洗濯槽の内部にはティッシュがこびりついていますので放置していると結局は次の洗濯物にティッシュがついてくる羽目に。
洗濯機を空回りさせてティッシュのカスをすくっておきましょうね。