目次
大葉の保存方法
大葉の保存場所は大きく分けて「冷蔵庫」「冷凍庫」「常温」の3つです。
冷蔵庫に大葉を保存する場合
・2週間~3週間ほど保存したい
・小分けに出して食べたい
ラップ保存する(消費期限:最長2週間)
用意するもの
- キッチンペーパー
- ラップ
保存の手順
- 大葉の準備
大葉を何枚か重ねます。通常販売している大葉は何枚か束ねてありますが、そのままでOKです。 - キッチンペーパーを濡らす
4つ折りしたキッチンペーパーを水に濡らし、軽く絞ります。包む際、大葉が切れたり折れたりしないよう気をつけましょう。 - 大葉を置く
濡らしたキッチンペーを破れないようそっと広げて、真ん中に大葉を置きます。 - 大葉を包む
キッチンペーパーで大葉を包みます。包み方は、左→下→右→上、のように上下左右を交互に折るときれいにたためます。 - ラップにのせる
ラップを広げ、キッチンペーパーで包んだ大葉をラップの真ん中に置きます。 - ラップを包む
ラップで大葉を包みます。包み方は折れないよう上下左右交互に包みましょう。
ビンで保存する(消費期限:3週間)
用意するもの
ふたつきの保存ビン(大葉を立てて入れる高さのビン)
※ふたつきが無い場合はラップを代用しますので大丈夫です。
保存の手順
- 茎をカット
大葉の茎をそろえて少しカットします。 - ビンに水を入れる
大葉を立てて入れることができる大きさのビンに、茎が浸る程度の水を入れます。 - 大葉を束ねる
大葉を10枚ほど束ねて軽く輪ゴムでとめます。輪ゴムで強く止めないでください。 - 大葉をビンに入れる
大葉の茎がビンの底の水に浸るよう入れます。葉の部分は水に浸らないよう注意しましょう。 - ふたをする
ビンにふたをします。ふたが無い場合はラップをかけてください。 - 冷蔵庫に入れる
冷蔵庫で保存します。入れたことを忘れないよう目立つ位置に置きましょう。 - 水を取り替える
2日~3日に1度水を入れ替えましょう。水を入れ替えると長持ちします。
茎をそろえてカットしましょう。保存するビンの中に入れた水に均一に浸るようにするためです。
ビンの水に葉がふれると痛みやすくなりますので気をつけてください。ふたつきのビンが無い場合は、大葉を立てて入れることができる容器・コップなら何でもOKです。もしふたが無い場合は、ふたの替わりにラップをしましょう。
冷凍庫に大葉を保存する場合
・すぐ食べる予定がない
・大量に保存したい
大葉をまるごと保存する(消費期限:2~3ヶ月)
用意するもの
- キッチンペーパー
- ラップ
- フリーザーバック、またはタッパー
保存の手順
- 大葉の水分をふき取る
大葉をキッチンペーパーに挟んで水分をとります。キッチンペーパーに挟む際、力を入れずにそっとはさみましょう。 - 大葉を包む
ラップに大葉を1枚ずつ隙間が無いよう包みます。大葉が多い時は、数枚まとめて包んでも大丈夫です。 - 冷凍庫に入れる
冷凍庫に入れて保存してください。大葉がバラバラにならないようタッパーやフリーザーバックなどに入れて保存しましょう。
最長3ヶ月保存が可能ですが、風味は落ちてしまいます。また、ラッピング状態によって冷凍焼けをする可能性があります。なるべく1ヶ月以内に食べることをおすすめします。
ポイント
1枚ずつラップするのが面倒な場合は、乾いたキッチンペーパーの半分にそっと大葉を並べて、キッチンペーパーの残り半分を上にかぶせ、ラップで包むかフリーザーバッグにいれましょう。大葉を包むものは、ラップ以外にキッチンペーパーでもOKです。
大葉を包む際は隙間がないようにしましょう。隙間があると乾燥や冷凍焼けの原因になりますので注意しましょう。タッパーやフリーザーバックに直接大葉を保存する場合は、大葉同士がぴったりくっつかないよう、位置をズラして入れるか、キッチンペーパーを敷きながら保存しましょう。
大葉をカットして保存する(消費期限:1~2ヶ月)
用意するもの
- ハサミ(キッチン用)
- キッチンペーパー
- ラップ
- フリーザーバック、またはタッパー
保存の手順
- 水分をふき取る
キッチンペーパーに大葉を一枚ずつ挟んで水分を吸い取ります。その際にキッチンペーパーを強く押さえないでください。 - 大葉をカットする
大葉を縦にカットした後、横にカットします。カットする大きさはお好みで大丈夫です。大葉の香りを逃がさず保存するコツは縦から横にカットするのがポイントです。 - 大葉を包む
フリーザーバッグで大葉を保存する場合は、空気を完全に抜かずにふわっとした感じで閉じましょう。
ラップまたはキッチンペーパーで保存する場合は、カットした大葉を小分けにして軽く覆う感じでざっくり包み、バラバラにならないようにタッパーに入れて保存しましょう。
大葉を常温で保存する場合
大葉は常温で半日~1日程度でシナシナになったり変色します。すぐ食べないのであれば冷蔵庫または冷凍庫に保存しましょう。その他、大葉を塩漬けして保存する方法もあります。大葉30枚ほどに対して大さじ2杯の塩をかけ、タッパーに保存すると2週間ほど保存できます。塩漬けした大葉をみじん切りにして炊きたてのごはんに混ぜると大葉の香りと適度な塩味で美味しいですよ。
大葉の保存で風味を守るコツ
大葉の香りがするのは葉の裏からです。大葉を包丁で切ると裏側にある香りが逃げてしまいますので大葉特有の風味が薄くなってしまいます。包丁では無くスパッと切れるハサミでカットしましょう。
風味を壊さないハサミのカット方法
- 大葉の茎は残し、縦にハサミでカットします。
- 縦にカットした大葉を横にハサミでカットします。
- 大葉の裏を強く押さえたりせず、スパッとカットしましょう。
大葉の風味を逃さない保存温度は8℃くらいだそうです。ただし、すぐ食べないのであれば冷凍することをおすすめします。
冷蔵保存でしなびた大葉を元気にする方法
- 氷水につける
- ボールに水を張り、氷を入れて冷やします。
- 大葉全体を氷水に浸して10分ほど放置します。
- 大葉がピンとしてきたらOKです。
大葉の保存の注意点
大葉の保存の賞味期限は、保存する前の大葉の鮮度や状態で変わります。鮮度が落ちたものはできるだけ早く食べましょう。大葉を冷凍する場合、長期間保存しすぎると冷凍焼けや変色をおこしますので注意しましょう。
まとめ
大葉の保存方法はいかがでしたでしょうか?大葉の状態が、シナシナになる、黒くなる、乾燥するなど変化してきますが、どの状態まで食べることができるか?よくわからないときがあると思いますが、目安は「黒く変色しすぎている」「しなびている」などです。
状態によってはカビが生えていることがありますので食べる前に確認しましょう。大葉をいつ食べるかによって、冷蔵にするか冷凍にするか保存方法を決めて風味を逃がさないうちに食べきりましょう。