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大切な仲の良い友達…でも疲れることない?
仲の良い友達とお出掛けしたり、外食をしたりすることで、ストレスを発散させているという女性は多いですよね。仲が良いため、最近の出来事や愚痴などを聞いてもらうことで、自身の気持ちを落ち着かせることができるからでしょう。
しかし、中には「仲が良いはずなのに、なぜか一緒にいると疲れる」と感じる友達はいませんか。長い付き合いでよく会っているのに、別れるとどっと疲れが押し寄せる…。なんだか悪い気がしてきますよね。
無意識に相手の言動に対してストレスが溜まっている可能性大
しかし、もしかするとそれは無意識に相手の言動に対して、ストレスを感じているのかもしれません。仲が良いと思っていても、実は知らぬ間に上下関係ができてしまっていたり、長い付き合いだからこそ、礼儀を忘れてしまっていたりすることもあります。
『一緒にいて疲れる人』の共通点5選
仲が良いはずなのに、なぜか一緒にいて疲れる友達。それは、あなた自身が実は相手に対して大きなストレスを感じている可能性がとても高いです。では、『一緒にいて疲れる人』には、どのような共通点があるのでしょうか。あなたの友達は、下記に挙げる共通点に当てはまっていませんか。
1.上から目線でアドバイス
まずは、アドバイスを求めていないのに、勝手にアドバイスをしてくる友達です。特に、求めていないアドバイスを繰り出してくる人は、基本的に上から目線で伝えてくるため、アドバイスされている側は知らぬ間にストレスを溜めてしまいがちです。
表面上は仲の良い友達だからアドバイスしてくれていると思っているかもしれませんが、本音を探ると、「本当は話を聞いてほしいだけなのに」「ストレスに感じる」といった本音が自身の中に隠れているかもしれません。
2.発言や行動に対して否定してくる
自身の発言や行動に対して、一々否定の言葉を入れてくる相手に対しても、疲れを感じやすいでしょう。単純に最近起きた出来事を話したいだけなのに、なぜか1つ1つに文句を付けてきたり、否定するような言葉を言ってきたりする相手には、誰でもげんなりしてしまいます。
特に、長く付き合っている相手であれば、礼儀を忘れてしまっていることもあります。「この人は何を言っても大丈夫」という意識が深層心理に植え付いてしまっているため、すべてを否定するような言葉を平気で言ってしまうのです。
聞いている側も表面的には慣れてしまっているため、当たり障りのない返答をしてしまいがちです。しかし、無意識のうちにストレスを溜めていることで、徐々に相手に対して「疲れた」という感情を抱くようになります。
3.会話の内容がネガティブなものばかり
せっかく久しぶりに会ったのに、会話の内容が毎回ネガティブな内容ばかり…。これでは聞いている側も気持ちが沈んでしまいますし、楽しくないですよね。
ネガティブな内容の代表的な例としては、悪口や自身に起こった嫌な出来事などが挙げられます。もちろん、仲の良い友達であれば、このような会話の自然と出てくるでしょう。しかし、すべての会話がこのようにネガティブな会話ばかりでは、楽しく食事や会話が進みません。
最初は何とも思っていなかったネガティブな会話も、毎回聞いていると、思わずため息を吐きそうになるという人も多いでしょう。
4.違う意見を言うと逆上・不機嫌になる
仲が良いと思っている友人、知人同士の間で、比較的多いトラブルに、違う意見を伝えると不機嫌になるという共通点があります。
仲が良いからこそ、お互いの本音をぶつけることができるのは当然です。しかし、片方がマウントをとっており、「自分の方が上である」と無意識のうちに思っている場合、もう片方、あるいは仲の良いグループの他の人から違う意見が出ると、あからさまに不機嫌な態度をとることがあります。
一緒にいる時間が長ければ長いほど、このような態度にも周囲は慣れてしまいがちです。しかし、心の奥底では「また不機嫌になってる」「疲れたな」と感じている人も多いでしょう。
5.感情の起伏が激しすぎる
さっきまでは機嫌が良かったのに、ちょっとしたことで不機嫌になる…そんな友人知人はいませんか。感情の起伏が激しいため、その時その時の感情がコロコロと変わり、一緒にいる立場からすると感情を追うことに疲れを感じることがあります。
女性は、相手に対して共感しようとする習性が強いです。そのため、相手が悲しんでいれば同じように悲しく思いますし、喜んでいれば一緒に喜ぶことが多いでしょう。
しかし、一緒にいる相手が感情の起伏が激しい人である場合、その感情に追いつこうと無理をしなければいけません。その結果、意識せずとも「疲れた」という心理が作用してしまいます。『気まぐれな人』に疲れるという人は多いですが、同じ心理です。
仲が良いけど一緒にいて疲れる友達…どうすればいい?
あなたの周りにいる「仲が良いけれど、なぜか疲れる友人」は、上記の共通点に当てはまっていませんでしたか。「そういえば、そうかも」と1つでも当てはまっている箇所があれば、なぜ自身が友人に対して疲れを感じているのか、原因がわかってのではないでしょうか。
しかし、原因がわかったところで、この先、一緒にいると疲れる人とどのように接するべきか、どのような関係を築くべきか迷う人も多いでしょう。いったい、一緒にいて疲れる友達には、どのように接するべきなのでしょうか。
本当に平等な関係か再考する
まずは、お互いの関係性が、本当に平等であるか否かを再考してみましょう。いつも会話をしていて、相手が上から目線である、横暴な態度をとっていると感じることはありませんか。また、昔に比べて口調がきつくなったということはありませんか。
このような違和感を感じた場合、友達という関係性であるにもかかわらず、平等性が保たれていない可能性が高いです。一度、友人関係を考え直すべきでしょう。
悪いところを優しく指摘
自分が相手に対して感じているストレスの原因がわかっているのであれば、直す努力をしてもらうためにも、相手の悪いところを指摘することも大切です。大事な友人であれば、相手のためにも伝えてあげるべきです。
しかし、強い口調で伝えてしまうと反発されてしまう可能性が非常に高いです。そのため、できるだけ優しい口調で伝えるようにしましょう。
その際、「私にも言いたいことがあったら伝えてほしい」という趣旨の提案を付け加えると良いでしょう。そうすることで「あなたと平等な関係を続けていきたい」「良好な関係を築きたい」というニュアンスを含めることができます。
また、平等性が保たれていない場合、お互いの関係を良好に継続するには、平等な関係へと改善する必要があります。勇気を出して伝えることができるのであれば、「この関係が平等でないと感じる」と伝えてみても良いでしょう。
しかし、たいていの人は自分が上から目線で話していることなどに気付いていません。そのため、伝えても「そんなことはない」と言い返されてしまったり、機嫌を損ねてしまったりする恐れがあります。
一度距離を置いてみる
もしも、上記で紹介したように、悪いところを指摘したり、平等性が保たれていないことを伝え、喧嘩になってしまったり疎遠になってしまったりする場合は、一旦距離を置いてみるのも良いでしょう。
冷静になってから相手も考え直し、再び連絡してくることがあるかもしれません。もしも相手と連絡が付かない、相手が仲直りしようとしてくれないようであれば、それまでの関係だったということです。
本当にあなたと良好な友人関係を築き続けていきたいのであれば、時間をかけてでも自身を改善しようと努力をするはずです。そうしなければ、大事な友人と会うことができなくなる恐れがあるからです。
しかし、それでも尚、自分の悪い点を改善しようとしなかったり、むしろ「自分は悪くない」と意固地になるようであれば、あなたのことを「都合の良い相手」「自分が優位な立場である」と本気で思っている可能性があります。
そのような相手は、残念ながら本当の友人ではありませんし、このまま関係を続けていても疲れるだけでしょう。「いつか素敵に変わった相手と再会できたらいいな」くらいに思い、自分から会いに行くことを控えることも検討しましょう。
疲れる相手ならば本音を打ち明けられる関係へ改善する努力を
いかがでしたでしょうか。友人というのは、心地よい存在であり、同時に関係性が変わりやすい相手でもあります。少しでも違和感を感じるならば、一度本音で話し合う場を設けるべきでしょう。そこでお互いの本音を聞き、受け入れられる相手が真の友人です。本音を打ち明けられる関係へ改善するために、まず第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。