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夫婦によくある『喧嘩の原因ランキング』ワースト3
1.物の言い方や生活態度
お互い仕事や家事など忙しくなっているとストレスからイライラして、相手を責めるような言い方になりがちです。些細な事でもつい荒々しい言葉になったり、相手をけなす言い方になり喧嘩に発展することは多いでしょう。
また、夫婦とはいえ、もともとは違う家庭で育った他人同士です。育った環境によって生活のルールも異なるため、食事や掃除のこと、時間の使い方など生活スタイルのちょっとした違いから喧嘩になる夫婦も多いでしょう。
たとえ夫婦間でも相手を尊重する気持ちは必要です。特に、エスカレートをして相手の人格を否定するようなことや両親や関係のある第三者の悪口を言うこと、過去の出来事を持ち出して怒りをぶつけることは控えたほうが良いでしょう。
2.家事・育児の分担
共働きの夫婦が増えているため、家事も育児も分担している夫婦が増えてきています。ですが、中には「家事・育児は妻がして当然」という考えを持った夫もいて、分担するという意識より「手伝う」という感覚でいるようで、ことが喧嘩の原因となることがあります。
また、家事を分担していても、掃除の仕方などが気に入らないことで喧嘩に発展することも。子育てに関する考え方や価値観の違いからも、夫婦間の喧嘩は生じやすいようです。
習い事など教育の方針やしつけの仕方には考え方が一致しないこともあるでしょう。逆に、どちらかが無関心で相手に任せっきりであることも喧嘩の原因となることもあるようです。
3.お金に関すること
喧嘩の原因にはお金に関することも多くあります。
- 収入のこと
- お金の使い方
- お金の管理、貯め方
- 借金の存在を知らなかったから
共働き世帯が多くなっていますが、どちらかが家計の主な収入源となっていると「稼いでいるのは自分なのだから」という一言を相手に言ってしまったり、逆に、「稼ぎが少ないから」と相手を責めてしまうことが喧嘩の原因になることもあります。
また、お金の使い方も人それぞれです。自分にとっては無駄使いと思えなくても、相手からすると無駄使いにしか感じられないこともあり、不満を持つこともあるでしょう。
夫婦になってから、相手のお金に対する価値観を知り、生活費やお小遣いはいくらにするかなどでも喧嘩の原因になることもあるでしょう。さらに、奨学金や車のローンなど借金の存在を知らず結婚した、という夫婦もあり喧嘩の原因となってしまうようです。
コミュニケーション不足や休日の過ごし方も問題
子供じゃあるまいしいちいち伝えなくても、という思いもあるかもしれませんが、帰宅時間が遅くなること、食事の準備が必要なかったことの連絡をしない、などは度重なると喧嘩に発展することが多いでしょう。
また、共働きの夫婦では、平日はゆっくり話す時間がなくちょっとしたことのコミュニケーションも取らなくなり、事前の相談や連絡がなく勝手な行動をして喧嘩になるケースも。
平日は忙しい分、休日は家でゆっくりダラダラと好きなことをしていたい人もいれば、家族そろって外出を楽しみたい人もさまざまです。個人の選択で誰にも文句を言う権利はないのですが、お互いを尊重できずに喧嘩になってしまうのでしょう。
一緒に過ごす時間の長さより、お互いが好きなことをやりながら短い時間でも家族の時間をみんなで楽しめるような工夫をするのが良いかもしれません。
さいごに
夫婦であっても、価値観を押し付けることは良くないですよね。ほんの少し「言葉」を変えるだけで、相手の態度も変わるものでしょう。思いやりや感謝の気持ちを持つことや、相手の素晴らしいところを褒めることで些細な喧嘩を減らすことができるかもしれません。