換気扇にかかる電気代はいくら?電気代を抑える3つの方法

換気扇

室内の湿度調節や暖房器具を使用した時、調理時の換気などに欠かせない換気扇。日常生活の中で使用する機会は数多くありますが、換気扇にかかる電気代はどれくらいなのでしょう。今回は換気扇にかかる電気代についてご紹介した上で、節約するための方法を解説していきます。

換気扇の月々の電気代はいくらぐらい?

疑問を持つ女性

電気代は計算方法をご存知ですか?

電気代の計算は、まず

「消費電力(W・ワット)×使用した時間(h)」で「電力量(Wh)」を求めます。

そして「電力量(Wh)」を1000で割って、「電力量kWh)」に変換します。

最後に「電力量(kWh)」と「1kWhあたりの電力料金」をかけたものが電気代です。

ここで紹介する電気代は、1kWhあたり27円(税込)で計算しています。「1kWhあたりの電力料金」は契約プランや時間帯によっても異なりまので、1つの目安としてください。

トイレの換気扇にかかる電気代

トイレ用の換気扇には天井埋め込み型のものとパイプ用のものがあります。トイレ用の換気扇は電力の小さいものが使われますが、臭いを消すには必要不可欠なものです。

トイレ用の換気扇の消費電力はおよそ2~3W程度で、仮に1か月間、毎日24時間連続使用したとしても月々58円程度と非常に安価です。

トイレの換気扇にかかる電気代の計算式

3W×24時間×30日÷1000×27円=約58円

浴室の換気扇にかかる電気代

浴室は湿度が上がり、その密室性から空気がこもりやすいため、カビの発生などを防止するためにも換気扇は重要になります。

そんな浴室の換気扇の消費電力は20w程度です。こちらも1か月つけたままにしておいた場合で計算すると1か月あたりの電気代は388円ほどです。

ただし最近は24時間稼働し続ける前提で省電力化されたものもあり、その場合トイレ用と同程度まで安くなります。

浴室の換気扇にかかる電気代の計算式

20W×24時間×30日÷1000×27円=約388円

台所の換気扇にかかる電気代

湿気や臭いがこもりやすい台所の換気扇は、トイレや浴室の換気扇と比べてサイズも消費電力も大きなレンジフードが一般的です。

そんな台所の換気扇の消費電力は一般的なもので30W、こちらも同じく1か月稼働させ続けた場合の電気代は、およそ583円となります。

ただし台所用の換気扇も24時間稼働が前提のものもあります。こうした換気扇の消費電力はおよそ5W前後なので、電気代もトイレとそれほど変わらないでしょう。

台所の換気扇にかかる電気代の計算式

30W×24時間×30日÷1000×27円=約583円

換気扇をつけっぱなしにするメリット3つ

若い女性

部屋ごとの換気扇の電気代を見てきましたが、思ったほど高くないと感じた方が多いのではないでしょうか。

また、どの部屋に使う換気扇にも24時間連続使用が前提の製品があることから、換気扇は24時間つけっぱなしにした方が良いことも分かってきました。

では、換気扇をつけっぱなしにすることでどのようなメリットがあるのでしょうか。常時換気をするメリットを3つご紹介します。

1:においを常に換気してくれる

1つめのメリットは、においを常に換気してくれるということです。

特にトイレや台所はにおいが発生しやすく、換気をしないとにおいがこもってしまいます。ニンニクを使った料理や煮込み料理をした後などは、翌日までにおいが残ってしまうことがありますよね。

換気扇をつけっぱなしにしておけば、このようなにおいを排出することが可能です。

2:湿気を防いでくれる

2つめのメリットは、湿気を防いでくれるということです。

浴室や台所は特に湿気が発生しやすく、放っておくとカビや雑菌、悪臭が発生する原因にもなります。カビなどは一度発生してしまうと、落とすのに手間がかかるものです。

換気扇をつけっぱなしにして湿気を防いでおけば、こうした手間も省くことができます。

3:花粉などを防いでくれる

3つめのメリットは、花粉などを防いでくれるということです。

人の出入りや窓の開閉などに伴って室内には花粉がはいってきたり、ほこりが舞ってしまいます。また室内での生活により発生するハウスダストなども家の中には浮遊しています。

換気扇をつけっぱなしにしておけば花粉などの浮遊物を常に排出して、室内にたまってしまうことを防げます。

換気扇をつけっぱなしで使う際の電気代を抑える3つの方法

OKする女性

つけっぱなしにしておくことで、低コストながら様々なメリットを得られる換気扇。

換気扇そのものの電気代は非常に安価ですが、やはり家全体でかかる電気代を考えると、可能な限り電気代を安く抑えたいものです。

そこで次は換気扇をつけっぱなしで使う際の電気代を抑える方法を3つご紹介します。

換気扇そのものの使い方や、換気扇を使用するタイミングを工夫することで電気代を抑えることができます。

1:「弱」にしておく

節約方法の1つめは出力設定を「弱」にすることです。換気扇には出力切り替え機能があるものも多いですが、出力設定を消費電力の低い方に設定します。

一例として台所の換気扇で考えてみると、通常運転の場合、台所の換気扇の消費電力は30W程度ですが「弱」設定にあたる24時間稼働が前提の省電力モードで使用するとその消費電力は5W程度まで低下し、電気代も同様に6分の1位程度まで削減することができます。

2:エアコンとの併用は避ける

節約方法の2つめは、エアコンとの併用は避けることです。

エアコンは室内の温度をあらかじめ設定した水準に保ってくれるものです。せっかく設定温度に保たれた室内の空気を換気扇で外に排出してしまうと、エアコンは常にフルパワーで稼働し続けることにあります。結果的に消費電力が増えてしまうでしょう。

例えば車などでも、エアコンを使用しているときは窓を閉めますよね。また家の中でもエアコンを使用するときは、窓を閉めてつかうものです。

同じ理由で、エアコンを使っている時は換気扇をつけっぱなしにすることは避けましょう。

3:電力会社や料金プランの見直しをする

3つめの節約方法は、電力会社や料金プランの見直しです。これは家計の電気代全般を見直すことにもなります。今では電力会社も選べる時代となりました。

例えば通信系の電力会社では、携帯電話とをセット割引なども提供しています。電力会社を変えなくても、契約アンペア数を見直すことで基本料金を引き下げることも可能です。

換気扇を効果的に使うために気を付けること

浴室の換気扇掃除

次に換気扇を使う上でより効果的に使うためのポイントをご紹介します。

「電気代もそこまで高くないなら」とつけっぱなしにしていても、いまひとつ効果を実感できないというケースもあります。そんなときは次にご紹介するポイントをチェックしてみてください。

以下のポイントを改善することで、換気扇の排出効率が高まる可能性があります。

密室にする

注意点の1つめは、換気扇を使う時は密室にすることです。

せっかく換気扇から空気を出そうとしても、他のところから空気が出たり入ったりしていては、換気扇の効率が落ちてしまいます。特にお風呂場の空気を換気する時には重要です。

お風呂上がりの湿気対策としても換気扇を回していても、ドアを開けていたら他の部屋に湿気が流れてしまいます。きちんとドアを閉めておけば、行き場のなくなった湿気は換気扇を通じて効率よく外に排出されていきます。

換気扇の清掃をこまめにおこなう

注意点の2つめは、換気扇の掃除をこまめにおこなうことです。

換気扇は使っているうちに、ファンを中心にほこりや油が付着して汚れていきます。特に台所用の換気扇は油分とほこりが混ざり合った汚れが頑固にこびりついています。

このような汚れが付いたまま換気扇を回しても、上手に換気できません。程度によっては必要以上に電力を消費してしまうこともあります。

そのため、換気扇はこまめに掃除をしておいた方が換気の効率面から見ても、電気代の面から見ても良いのです。

換気扇のファンのタイプ

換気扇をチェックする男性

換気扇のファン部分は、換気扇の中で最も重要な部分です。実質的に換気扇の本体部分と言えるでしょう。

ファンの部分には、大きく分けて2つの種類があります。自宅の換気扇のファンがどちらのタイプなのかを理解しておくと、掃除の際にも役立ちます。

シロッコファン

1つめはシロッコファンと言われるタイプです。こちらは主に台所のレンジフードに使用されています。

シロッコファンは細長い板が筒状に連なって円柱型になっています。この円柱型のファンが回転して空気を排出しています。シロッコファンの特徴は、接続されたダクトを通じて外に空気を排出することです。

この仕組みのメリットは、ダクトの長ささえ足りていれば室内のどこにでも換気扇を設置することができるという点です。

後にご紹介するプロペラファンは直接外に接している壁面にしか設置できませんが、シロッコファンは外に接していない場所にも設置可能です。ただし換気の能力そのものはプロペラファンには劣ります。

プロペラファン

もう1つはプロペラファンです。プロペラファンはその名前からも分かる通り、扇風機のように数枚の羽根が1つの軸から出ている形です。

外に接している壁に埋め込んで直接外へ排気します。プロペラファンはフクルから使われている換気扇で、構造も単純であることから費用も安価で掃除も簡単です。シロッコファンに比べて換気能力も強く、使いやすいのが最大のメリットです。

一方で外に接していない壁には設置できないなど設置場所が制限されます。また、直接外に接しているため外気の影響を受けやすい構造です。

強風に弱いため、マンションの高層階では使用に向かないといったデメリットもあります。

換気扇にフィルターを付けるとお掃除がラクになる

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換気扇を使用すると換気扇のファンには空気中の埃や油汚れなどが付着し、そのままにしていると換気扇の換気効率が悪くなってしまいます。

そのため換気扇のファンはこまめに清掃する必要がありますが、換気扇の清掃はなかなか手間のかかるものです。特にシロッコファンタイプは清掃に手間がかかります。

そこで有効な対策が換気扇にフィルタをつけるということです。フィルタをつけると埃などの汚れがファンに到達する前にフィルタが吸着してくれます。

フィルタならば清掃も簡単になるので、ぜひ換気扇にはフィルタをつけるようにしましょう。

換気扇の電気代は思ったより高くない!

メンテナンススタッフと女性

いかがでしたか。今回は換気扇について、トイレや浴室、台所の電気代の目安や換気扇を効率よく使用する方法についても解説しました。

繰り返し見てきたとおり、換気扇の電気代はそれほど高いものではありません。しかし使い方次第で換気扇の効率が落ちてしまいます。本来なら弱運転でいいところを、掃除を怠ったばかりに効き目が落ちてしまったらどうなるでしょう。

通常モードで動かして必要以上に電気代が高くなってしまった、なんてことも考えられます。使い方や適切な手入れに気を付けて使用しましょう。

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