換気扇をつけっぱなしにするメリット5つ|換気扇の月々の電気代もご紹介!

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換気扇の種類や新旧によりますが、24時間連続で使用する際の電気代は安く抑えることが可能です。換気扇の長時間使用によるメリットを実感しながら、使用方法と電気料金プランの見直しによって電気代を節約できます。ただし効果的に使用するには環境の工夫と手入れが必要です。

換気扇の月々の電気代はいくらぐらい?

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まず実際に、換気扇の設置場所ごとに電気料金がいくらかかるか計算してみましょう。

電気代の計算方法は、まず
消費電力(W・ワット)×時間(h・アワー)で電力量(Wh・ワットアワー)を求めます。

次にWhをkWhに換算します。
Wh÷1000=kWh

最後に、kWh×1kWhあたりの電力量料金で電気代を求めます。
1kWhあたりの電力量料金は契約プランにより異なります。これ以降に示す電気量料金は参考値となります。

トイレの換気扇にかかる電気代

トイレの換気扇は小型であるため、昔の換気扇を使用する場合であっても消費電力は3W前後で、とても省電力です。仮に24時間、30日連続で使用するとしても月に約58円と非常に安価です。

(本記事では1kWhあたりの電力量料金を税込27円として計算します。27円/kWhは全国の電気料金の平均の値段です。)

トイレの換気扇にかかる電気代の計算式

トイレの換気扇にかかる電気代を計算してみましょう。上で書いた計算式に当てはめてみます。

まず、Whを求めます。
3(W)×24(時間)×30(日)=2160(Wh)

次にこれをkWhに換算します。
2160(Wh)÷1000=2.16(kWh)

最後に月あたりの電気代を求めます。
2.16(kWh)×27(円/kWh)=58.32(円)
→約58円

浴室の換気扇にかかる電気代

浴室は湿気がこもるため、充分に換気をしましょう。

浴室の換気扇の消費電力は20W前後です。トイレの電力量よりは多いですが、仮に24時間、30日連続で使用したとしても、約389円です。

最近の換気扇で24時間モードを備えているものは、2~3Wの消費電力で電気代が月に約58円のものもあります。家の換気扇の種類によって消費電力が異なりますので、それに応じて計算してみてください。

浴室の換気扇にかかる電気代の計算式

浴室の換気扇にかかる電気代を消費電力20Wとして計算してみましょう。

まず、Whを求めます。
20(W)×24(時間)×30(日)=14400(Wh)

次に、これをkWhに換算します。
14400(Wh)÷1000=14.4(kWh)

最後に月あたりの電気代を求めます。
14.4(kWh)×27(円/kWh)=388.8(円)
→約389円

キッチン・台所の換気扇にかかる電気代

キッチン・台所の換気扇は、プロペラタイプとシロッコタイプがあります。どちらの換気扇も、料理中に発生する臭いや油、煙を外へ排出する役割があるため、トイレや浴室より消費電力が大きく、「弱」の運転だと消費電力は約30Wです。

仮に「弱」の運転で24時間、30日連続で使用すると、月あたり約583円です。しかし最近の省エネタイプの換気扇なら、消費電力は3~5Wとなり約97円の出費で済みます。

キッチン・台所の換気扇にかかる電気代の計算式

キッチン・台所の換気扇にかかる電気代を消費電力30Wとして計算してみましょう。

まず、Whを求めます。
30(W)×24(時間)×30(日)=21600(Wh)

次に、これをkWhに換算します。
21600(Wh)÷1000=21.6(kWh)

最後に月あたりの電気代を求めます。
21.6(kWh)×27(円/kWh)=583.2(円)
→約583円

換気扇をつけっぱなしにした場合の電気代

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上記内容のとおり換気扇の種類や部屋の広さによって消費電力は違います。また、お住まいの地域によっても電気料金に差があります。そのため、世帯ごとに電気代のばらつきはありますが、1台の換気扇を24時間、1ヶ月使用した際の金額は約100~500円といえるでしょう。

一例として、三菱電機製の換気扇の平均消費電力は20~30Wで、24時間モードの換気扇の使用であれば、電気代は月あたり50円以下の商品もあります。
リンク-換気扇の電気代って高いんじゃないの?

換気扇をつけっぱなしにするメリット5つ

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ここまで部屋ごとの電気代を見てきました。部屋によっては100円以下と安く済む場合もありますし、24時間モードを使えば、キッチンや浴室も電気代を抑えられることがわかりました。比較的、安価だと感じた方が多いのではないでしょうか。

このように毎日使えるものですから、つけっぱなしにするメリットを知っておきましょう。

今からお伝えする5つのメリットを把握し、家の中を快適な環境に整えてみてください。

メリット1:においを常に換気してくれる

においがこもりやすいキッチンや浴室は、換気をすることで清潔な空気を保つことができます。

においの原因は、油・石鹸カス・タンパク質・水分などです。例えば、キッチンで料理した後のコンロ回りの油汚れや、浴室の排水溝に流れた石鹸カスや髪の毛、そして三角コーナーの残った水分と食べ物のくずで雑菌が増えてにおいが発生するのです。

使用頻度が多い場所は換気を怠らないようにしましょう。

メリット2:湿気を防いでくれる

キッチンや浴室、トイレなど湿気が発生しやすい場所は、換気扇を使用して湿度を抑えましょう。そうすることで、メリット1に書いたにおいの問題のほか、カビの発生やカビによる健康被害を事前に防ぐことが可能です。

カビ防止のメリットについては、メリット4で詳しく解説します。

メリット3:花粉などを防いでくれる

換気扇をつけっぱなしにすると、窓を開けて換気する場合と比べて花粉などの有害物質の侵入を少なくできます。ただし、よりはっきりと効果を実感するためには以下の条件が必要です。

1つ目は、給気(通気)口にフィルターを設置することです。このフィルターは静電気により花粉などを吸着する仕組です。

2つ目は、高気密住宅であることです。高気密住宅は隙間がないため、換気扇の使用により有害物質の侵入防止を実感しやすいのです。

メリット4:結露やカビの発生を防いでくれる

換気をすることは結露やカビの発生を未然に防ぐことにつながります。結露というのは温度差の境目と湿気がある場所にできます。リビングの窓にできるものがその例で、温かい室内の水蒸気が冷たい外気によって冷やされてできるのです。

そしてカビは水分と埃がたまりやすいところに発生する性質があります。換気扇を回せば、室内と室外の温度差が少なく、室内の湿度も低くなり、結露やカビが発生しづらい環境を整えられます。

メリット5:家の寿命を延ばしてくれる

換気をすることで、室内の湿気による部材の老朽化や腐食、シロアリの侵入、そしてカビなど様々な問題を未然に防ぎ、家の寿命を延ばすことが可能です。

洗濯物の室内干しや調理、給湯など生活のあらゆる場面で室内の湿度は高くなります。また、冬の寒い日は暖房を長時間つけたまま換気を忘れてしまいがちです。湿気を常に室外へ逃がすことを心掛けましょう。

換気扇をつけっぱなしで使う際の電気代を抑える3つの方法

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換気扇をつけっぱなしにすることで、様々なメリットがあるとわかりましたが、換気扇の数に伴い電気量は増えてしまいます。1台あたりの料金は安いとはいえ、出費はなるべく抑えたいと考える方は多いと思います。

そこで次は、つけっぱなしで使う際の電気代を抑える方法を3つご紹介します。換気扇の設定や使用するタイミングを工夫することで電気代は抑えられますので、ぜひ試してみてください。

電気代を抑える方法1:「弱」にしておく

換気扇は「弱」の運転で電気代が抑えられます。例えば、消費電力が30Wのレンジフードを「弱」で運転すると、月々の電気料金は数十円から数百円の間におさまります。

換気扇の使用年数や種類、料金プランによりますが、24時間つけっぱなしにした場合の電気代は、1台の換気扇あたり上記の料金内と考えて良いでしょう。

電気代を抑える方法2:エアコンとの併用は避ける

換気扇の電気代を極力抑えたいという方は、エアコンとの併用を避けましょう。

エアコンで適温となった室内の空気が換気扇により外へ逃げてしまうからです。これではエアコンの稼働時間も長くなり、電気代もその分かかることになります。

電気代を抑える方法3:電力会社や料金プランの見直しをする

電気代を今よりさらに抑えたい方は、契約している電力会社や料金プランの見直しをしてみましょう。

例えば東京電力の場合、家族が多い世帯や一人暮らしの世帯に応じて料金プランを選べますし、夜間の電気料金が安くなるプランが複数用意されています。

また各社の電気代を比較できるサイトも充実しており、プラン名など必要な情報を入力して簡単に比較し、電力会社の切り替えの申込ができます。

換気扇を効果的に使うために気を付けること3つ

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次に、換気扇を効果的に使うために気を付けることを3つご紹介します。

部屋の換気扇を1日中回すには部屋の状態と、換気扇そのもののメンテナンスにあらかじめ気を配る必要があります。また、紹介する注意点を実践すると換気の効果だけでなく、電気の費用がかさむ状態も回避できます。

上手に取り入れて、換気扇の効果を高めましょう。

気を付けること1:密室にする

湿度の高い場所の換気は密室状態でおこないましょう。

例えば、お風呂上がりに浴室のドアを閉めたままにして換気をすれば、室内側へ湿気が逃げず、効果的に屋外へ排出できます。脱衣所に湿気がこもりカビが発生する心配もありません。

ドアを開けて自然換気をしたければ、換気扇で湿気が屋外に出ていくまで待ってからにしましょう。

気を付けること2:換気扇の清掃をこまめにおこなう

換気の効果を実感するためには、こまめな清掃が欠かせません。

換気扇の清掃を怠っていると、油や埃、タバコのヤニ汚れが塊となり付着していきます。このまま換気扇を回していても、部屋のにおいがうまく排出されず、電気料金も上がってしまいます。

特にキッチンの換気扇の油汚れとタバコのヤニ汚れを長く放置すると掃除に時間がかかってしまいます。こまめな清掃に加え、年に数回程度は汚れをしっかりと洗い落としましょう。

気を付けること3:長時間使用する場合は試運転をおこなう

換気扇を長時間使用する場合は、故障がないことを確認するために試運転をおこなってください。

普段から使用している換気扇は安全でしょうが、久しぶりに換気扇を使用するときや、耐用年数が経っている古い換気扇は、故障の可能性があります。

ちなみに換気扇の耐用年数は約10年が目安です。この時期を超えたら、交換またはメンテナンスなどの対処をおすすめします。

換気扇の電気代は思ったより高くない!

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換気扇の電気代は比較的安価であることが、お分かりいただけたと思います。また、使い方次第でさらに電気代を抑えられるでしょう。

加えて、お伝えしましたメリットと電気代の効果を実感するためにも、使用時の部屋の環境や換気扇の手入れに気を配りましょう。

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