胡椒の3つの優れた効能!含まれる栄養素や種類の違い、副作用に注意

様々な種類のコショウ

ふだん何気なく使っている胡椒。その胡椒の中には3つの効能があることを知っていますか。ダイエットや貧血防止など女性にうれしい効能ばかりです。しかし、そんなメリットの多い胡椒にも副作用があるので、注意しなくてはいけません。この記事では、胡椒の基本情報や効能、副作用まで詳しく紹介します。ぜひ参考にして、胡椒を正しく摂取しましょう。

胡椒(コショウ)ってどんな食べ物?

皿に盛られたコショウ

まずは、胡椒とは一体どんな食べ物なのか、基本情報や種類を詳しく紹介します。意外と奥深い胡椒の情報を一緒に見ていきましょう。

胡椒の基本情報

ここでは、胡椒の基本情報と題して、科目や生産地、歴史を紹介します。ふだん食べている胡椒をより深く知ることができるでしょう。

胡椒科目と生産地

胡椒はコショウ科コショウ属のつる性の植物です。私たちは、この胡椒の果実部分を食べています。香辛料の中ではポピュラーなもので、どこの家庭にも置いてある調味料です。

胡椒の原産地はインドの南西部マラバル地方。他にも、マレーシアやインドネシアでも生産されています。日本に輸入されるのは、マレーシア産の胡椒が多いです。

《 ポイント 》

  • 胡椒はコショウ科コショウ属のつる性の植物
  • 原産地はインドの南西部マラバル地方
  • 日本に輸入されるのは、マレーシア産の胡椒が多い

出典:https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/kokusai/attach/pdf/index-53.pdf

胡椒の歴史と由来

胡椒の歴史は、紀元前500年代までさかのぼります。その時代に、胡椒はインドで作られていました。その後1600年以降、東インド貿易会社によってヨーロッパに広まり、医薬品や貨幣として利用されてきました。

日本には聖武天皇の時代、西暦749年以前に伝わっていたと考えられています。

胡椒は和名ですが、英語で胡椒は「Pepper(ペッパー)」です。これは、インドで使われているサンスクリット語で長胡椒を意味する「ピッパリー」が語源とされています。

《 ポイント 》

  • 日本には西暦749年以前に伝わった
  • ピッパリーが語源

胡椒の種類

ここからは、胡椒の種類を紹介します。主な種類は以下の5種類です。ぜひ参考にして、料理別に使い分けてみてください。

黒胡椒

胡椒と聞いたらこちらを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。様々な料理に使えるので1つあるといいアクセントになります。黒胡椒は完熟する前の胡椒の実を乾燥させてできています

おすすめの使用例としては、肉料理です。肉本来の旨味を邪魔することなく引き立たせてくれます。

《 ポイント 》

  • 完熟する前の胡椒の実を乾燥させている
  • 肉料理がおすすめ

白胡椒

黒胡椒の逆で、白胡椒も存在します。黒胡椒との違いは、完熟して赤くなった胡椒の実を水に浸けて乾燥させる製法です。収穫時期や製法が少し違うだけで、別物の胡椒に変えることが可能です。

おすすめの利用方法は、白身魚やホワイトソース。素材そのものの色を大切にしたい料理を邪魔することなく、味を整えます。

《 ポイント 》

  • 完熟して赤くなった胡椒の実を水に浸けて乾燥させている
  • イチオシは白身魚やホワイトソースの利用

生胡椒

生胡椒は、塩漬けしたものや何も加工していないもの、フリーズドライしたものなどさまざまです。別名グリーンペッパーともいいます。日本では生の胡椒が手に入りにくいので、塩漬けを試してみるのがいいでしょう。

料理法としては炒めもの、サラダです。粒の胡椒を噛み砕いたときの刺激がたまらない料理に変身します。小さいお子さんや高齢の方は辛すぎる可能性があるので、注意しましょう。

《 ポイント 》

  • 塩漬けしたものや何も加工していないものなどさまざまある
  • 別名グリーンペッパー
  • 調理法は炒めもの

柚子胡椒

柚子胡椒は、柚子の表皮と生の青唐辛子、食塩を混ぜた調味料です。なので、厳密に言うと胡椒ではありません。

ではなぜ胡椒と言うのかというと、九州地方では唐辛子のことを胡椒と呼んでいました。その呼び名が、全国に広まっていったといわれています。

柚子胡椒はおでんや餃子、鍋料理のトッピングとしておすすめです。マンネリ化した料理を変えてくれる救世主となります。

《 ポイント 》

  • 柚子の表皮と生の青唐辛子、食塩を混ぜた調味料
  • 九州地方での呼び名が全国に広まった
  • イチオシはおでんや餃子、鍋料理のトッピング

花胡椒

花胡椒は残念ながら食べることはできません。こちらは観賞用の唐辛子です。赤や紫、黄色などカラフルに成長してくれるので、育てていて飽きることはないですよ。

初心者でも育てやすいのが魅力。夏から秋にかけて楽しむことができる植物です。

《 ポイント 》

  • 花胡椒は食べられない
  • カラフルに成長して、初心者でも扱いやすい

胡椒に含まれる栄養素

黒コショウの粒

胡椒の基本情報が分かったところで、ここからは胡椒の栄養素について紹介します。多いのは主に2つ。胡椒を使う際にはぜひ参考にしてみてください。

カリウム

胡椒にはカリウムが1,300mg入っています。これは、100gあたりの量なので、実際に1つの料理に入った場合は1g以下なので、1mgくらいです。

カリウムには細胞の浸透圧の維持や神経の刺激伝達、心臓機能や筋肉機能の調節役を担ってくれます。

《 ポイント 》

  • 1,300mg入っている
  • 細胞の浸透圧の維持や神経の刺激伝達をおこなってくれる

カルシウム

胡椒にはカルシウムも含まれています。カルシウムの量は410mg程度です。カリウムほど多くは入っていません。

カルシウムは私たちの体の中で、骨や歯になってくれます。また、神経を安定させたり、心臓の機能を正常に保ってくれる働きもあるのです。

《 ポイント 》

  • 410g程度含まれている
  • 骨や神経の安定に役立つ

胡椒の3つの優れた効能

スプーンにもられたコショウ

ここからは胡椒に隠された3つの効能を紹介します。女性にうれしい効果が満載です。女性特有の悩みを持っている方はぜひ参考にしてみてください。

冷え性の防止になる

胡椒は代謝を一時的にアップしてくれます。その時に体温が上がり、発汗してくれます。発汗することで、血の巡りが良くなり冷え性を改善することが可能です。

血の巡りを良くすることで他にもメリットがあります。貧血改善や脳の活性化です。健康のために料理をスパイシーにしてもいいかもしれませんね。

《 ポイント 》

  • 冷え性改善や貧血対策、脳の活性化などのメリットがある

消化・吸収を助ける

胡椒は香辛料なので刺激物として認識している方も多いのではないでしょうか?しかし、胡椒を適量摂取することで、消化・吸収を助けてくれます

以前から漢方や薬膳として親しまれてきました。特に薬効が認められているのは白胡椒だといわれています。

胃や腸の調子が悪いときに白胡椒を服用して、健胃・食欲増進に役立てていました。

《 ポイント 》

  • 消化・吸収を助けてくれる
  • 薬効が認められているのは、白胡椒

美容に効果あり

胡椒には美容に効果があります。抗酸化作用が含まれているため。病気に強い体や老化に強い体を作ることが可能です。また、ダイエットにも効果を発揮。エネルギー代謝を活発にしてくれるので、体脂肪が燃焼されやすくなります。

《 ポイント 》

  • ダイエットや美容に効果あり

胡椒の副作用

コショウをふりかけている様子

胡椒には副作用も存在します。知っていれば防げるものなので、事前の知識として頭に入れておきましょう。

以下では、どのような副作用があるのか説明します。

食欲増進効果で食べすぎてしまう

胡椒は食欲増進の効果があるため、料理がより美味しく感じられてしまいます。美味しいものを目の前にしてしまうと歯止めが効かない方も多いですよね。

毎回ダイエットのためにと胡椒をかけて、大量に食べると痩せるどころかむしろ太ってしまいます。食べ過ぎることのないように自分にブレーキをしっかり掛けておくことが大切です。

《 ポイント 》

  • 食欲増進効果がある
  • 大量に食べるとむしろ太ってしまう
  • 自制することが大切

味覚障害になる可能性がある

胡椒は頻繁そして大量に摂取していると味覚障害になる可能性があります。胡椒を食べるとビリビリしますが、大量摂取すると長時間ビリビリした状態が持続

それを頻繁に繰り返すことで、麻痺することが普通となってしまい味覚や温度が判断できなくなってしまうのです。

大量に食べてしまったときは期間をおいてから、少量食べるようにしましょう。

《 ポイント 》

  • 頻繁そして大量に摂取していると味覚障害になる

胡椒に関するQ&A

ペッパーミル

ここからは胡椒に関するよくある質問にお答えします。みなさんの疑問にもお答えできると思うのでぜひ参考にしてください。

Q.牛乳に胡椒を入れて飲むと美容効果があると聞きました。本当ですか?

A.胡椒牛乳は美容効果があります。胡椒成分のピペリンは美容に良く、牛乳と一緒に飲むと吸収されやすくなります。

Q.黒胡椒をそのまま食べてるのは体に悪いと聞きました。おすすめの食べ方があれば教えてください。

A.煮込み料理や炒め物にするといいでしょう。

Q.胡椒の食べ過ぎは味覚障害につながるって本当ですか?

A.味覚障害につながります。食べるときは量に注意しましょう。

《 ポイント 》

  • 胡椒牛乳は美容効果がある
  • 黒胡椒は煮込み料理や炒め物にするといい
  • 食べ過ぎは味覚障害につながる

まとめ:胡椒を料理に取り入れて、優れた効能を実感しよう!

料理にコショウをかけている様子

今回は胡椒について紹介しました。胡椒は、インドが原産のポピュラーな調味料です。種類も豊富なので、自分好みのものを探してみてください。

また、胡椒には3つの効能がありました。特に女性にはうれしい効果ばかりなので、体の悩みがある方はぜひ摂取してみてください。ただし、摂り過ぎには注意しましょう。

胡椒を料理に取り入れて、料理をワンランク上にしてみてくださいね。

様々な種類のコショウ

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