デビットカードとは?6つのデメリットと8つのメリットを徹底比較

財布のクレジットカード

キャッシュレス決済が流行っている中で、デビットカードも多くの方から注目されています。デビットカードを使用する事でメリットもありますが、その反面デメリットも存在します。この記事では、デビットカードを使用することのメリットとデメリットを紹介していきます。

デビットカードとは?

クレジットカードを見る女性

デビットカードとは、銀行の預金口座から即時決済できるカードのことです。銀行から現金をおろすことなく、預金口座から直接支払いが可能になります。

クレジットカードは、購入者に代わりクレジット会社が一時的に支払ってくれるのに対し、デビットカードは預金口座から即時決済になります。

ネット通販などの支払いもデビットカードに設定しておけば、支払い忘れの防止にも役立ちます。

利用できる金額

利用できる金額は、デビットカードの引き落とし口座の残高が上限です。つまり口座に入っている金額を超えた支払いはできません。

デメリットのようにも感じますが、「支払い能力を超えた買い物ができない」という意味では、大きなトラブルを防止できるともいえます。

口座の残高とは別に1回の支払い額や1日の支払い額、1ヶ月の支払額も設定できます。

支払い方法・回数

店舗で支払う場合は、カードで支払うことを伝えてデビットカードを提示します。

スタッフが決済処理をしてくれますが、店舗によってはクレジットカード同様に暗証番号の入力やサインを求められることもあります。ネット通販の場合、カード番号などの情報を登録して支払い処理をします。

デビットカードの支払回数は一律1回払いです。引き落とし口座の残高がどれだけあったとしても、分割払いはできません。

デビットカードの「デメリット」6つ

カードのビジネスアイコン

デビットカードはクレジットカードと比較したときに、いくつかデメリットがあります。ここからは代表的な6つのデメリットを紹介していきます。

①残高以上の買い物ができない

デビットカードのデメリットとして、残高以上の買い物ができないことが挙げられます。

「財布に5万円の現金、口座に5万円」というケースでは、デビットカードでは5万円を超える支払いができません。多額の現金を引き落として、一時的に残高が減ったときなどは注意が必要です。

②支払回数が選べない

デビットカードは支払い回数が選べません。ボーナスなど大きな収入が確実に見込まれていたとしても、分割払いは設定できず常に1回払いのみです。

このデメリットがデビットカードのネックとも言える部分で、分割払いをして支払いの負担を軽減できません。人によってはデビットカードのデメリットの中でも大きな割合をしめるでしょう。

支払いの負担を減らしたい場合は、クレジットカードを使用するなど使い分けも大切です。

③使えない店舗やサービスがある

使えない店舗やサービスがあることも、デビットカードの大きなデメリットの一つです。

クレジットカードの代わりとしてデビットカードを使用したい場合、利用できないサービスも多くあるので注意が必要です。

例えば、携帯料金が大幅に節約できる格安SIMなどは、デビットカードでの支払い不可もしくは一部のデビットカードのみ利用可といったように、事業者によって対応は異なります。

④クレジットヒストリーが作れない

デビットカードではクレジットヒストリーが作れないこともデメリットとして挙げられます。

クレジットヒストリーとは、クレジットカードの利用やローン返済などにまつわる情報です。この情報はすべてのクレジットカードの会社で共有され、カード審査やローン審査の判断材料とされます。

通常、クレジットカードを使用すると信用情報であるクレジットヒストリーに記録されますが、デビットカードではクレジットヒストリーが作れないので、信用情報を積み上げることができません。

⑤ポイント還元率は低め

クレジットカードと比較した場合、デビットカードによるポイント還元率は低めです。

クレジットカード選びでは必ず話題となるポイント還元率ですが、ポイント還元が目的であればデビットカードはあまり向いていないともいえます。

⑥トラブル時の補償額上限が低い

クレジットカードと比較した場合、トラブル時の補償額上限が低いという点もデメリットの一つといえます。

デビットカードは残高以上の買い物ができません。そのため、高額な買い物も可能なクレジットカードよりも、補償額が低く設定されています。

不正利用された場合、補償額の違いからクレジットカードよりも被害が大きくなることもあるので、そういったデメリットも知っておきましょう。

デビットカードの「メリット」8つ

クレジットカードで支払う女性

ここまでデメリットを紹介してきましたが、デビットカードはきちんと使えばメリットの方が多いカードです。

デビットカードを利用することのメリットを8つ紹介します。

①使いすぎの心配がない

デビットカードは残高以上の買い物ができないので、使いすぎの心配がありません。

残高以上の買い物ができないのがデメリットにも思えますが、クレジットカードのように雪だるま式に支払い額が増えることはないのでメリットといえます。

②審査がない

デビットカードはクレジットカードと違い、発行審査がありません。

クレジットを受けるわけではなく自分の口座からの即時決済になるので、支払い能力などの審査をする必要がないためです。何らかの理由でクレジットカードの審査に通らなかった場合でも、デビットカードであれば申請できます。

③15歳から持てる

デビットカードは、クレジットカードと異なり15歳から作れます。

例えば、自分の子供にキャッシュレス決済などのサービス利用目的でカードを持たせたい場合、デビットカードが最も手軽な手段といえるでしょう。

④ポイントがつく

デビットカードを利用することで、現金支払にはないポイントがつくという点もメリットといえます。

クレジットカードと比べると還元率は低めに設定されていますが、そもそも現金払いではポイントがつかないことを考えれば、十分メリットといえるでしょう。

⑤トラブル時の補償がある

トラブル時の補償がある点も、デビットカードのメリットといえます。

偶然の事故などで損害が発生した場合、損害金や修理金を補償してくれるのは現金払いにはないメリットです。また、デビットカードが盗難にあって不正利用された場合も補償が受けられます。財布や現金を盗まれても自己責任ですので、この点もメリットといえるでしょう。

⑥現金を持ち歩かずに済む

現金を持ち歩かずに済むという点も、デビットカードのメリットといえます。

「財布を落としてしまった・無くしてしまった」といったことは誰にでも起こりうることです。高額な現金を無くしてしまった場合、被害も大きくなります。

現金代わりに使えるデビットカードなら、高額な現金を持ち歩く必要はありません。所有者を明確にできない現金と異なり、不正利用時の補償が受けられる点もメリットでしょう。

⑦ATMの引き出し手数料を節約できる

ATMの引き出し手数料を節約できるのも、デビットカードを使用するメリットといえます。

1回の引き出し手数料は少額であっても、積み重なれば軽視できません。デビットカードなら口座から即時決済なので、現金を引き出す必要がありません。手数料を節約するのにも効果的といえるでしょう。

⑧海外旅行でも使える

デビットカードは国内だけではなく海外旅行で使えることもメリットです。

デビットカードで現地ATMから通貨の引き出しも可能なため、支払いで苦労することはありません。外貨預金と連動させておくことで海外ショッピング手数料が無料になるカードもあるので、頻繁に海外旅行へ行く方にはメリットが大きいでしょう。

クレジットカードよりデビットカードに向いている人

デビットカード イラスト

クレジットカードよりもデビットカードに向いている人を紹介します。

便利なクレジットカードですが、人によっては危険ともいえるカードです。リスク回避のためにも、以下で紹介する項目に心当たりがあればデビットカードを検討してみるのもいいでしょう。

浪費癖がある

浪費癖がある人には、デビットカードがおすすめです。

クレジットカードの大きなデメリットに、支払い能力以上の買い物をしてしまうことがあります。デビットカードなら預金以上の買い物ができないため、支払い能力を超えた買い物はできません。

デビットカード専用の口座を用意したり、限度額を自分で設定したりすれば、使い過ぎのリスクも減り無駄な浪費を抑えられます。

クレジットカードを作れない人

クレジットカードを作れない人でも、デビットカードなら作れます。

クレジットカードは発行に審査が必須ですが、デビットカードはクレジット機能がないため、15歳以上なら審査なしで申請できます。ポイント還元など現金払いにはない特典を受けたい方は、デビットカードを作ることをおすすめします。

現金の置き換えさえできれば十分という人

「現金の置き換えさえできれば十分」という人にも、デビットカードはおすすめです。

現金をあまり持ち歩きたくない方や、「キャッシュレス決済がしたいけれどクレジットカードには抵抗がある」といった方でも、デビットカードを持つことでそういった不安を解消できるでしょう。

おすすめのデビットカード3選

カードを持つ男性

ここからは選りすぐりのおすすめデビットカードを紹介します。デビットカードは様々な金融機関から発行されています。数が多すぎてどのデビットカードを選べば良いのか分からないという方のために、3つのデビットカードをピックアップしたのでぜひチェックしてみてください。

GMOあおぞら銀行Visaデビット付キャッシュカード

GMOあおぞら銀行Visaデビット付キャッシュカード出典:https://gmo-aozora.com/service/card.html

GMOあおぞら銀行Visaデビット付キャッシュカードは、インターネットグループのGMOとあおぞら銀行が合弁で立ち上げたデビットカードです。年会費は永久無料で利用できます。

カスタマーステージによって最大1.5%のキャッシュバックを受けられます。ポイント制ではなく毎月自動でキャッシュバックされるので、シンプルでわかりやすいシステムです。


イオン銀行CASH+DEBIT

イオン銀行CASH+DEBIT出典:https://www.aeonbank.co.jp/debit/

イオン銀行CASH+DEBITは、イオン銀行が発行しているデビットカードです。イオンと連携しているので、お得にWAONポイントをためられる年会費永久無料で利用できるデビットカードです。

イオン銀行を利用していてWAONを多く利用する機会が多い方は、イオン銀行CASH+DEBITを作っておいて損はないでしょう。現金払いにはない、多くの特典を受けられます。


Sony Bank WALLET

Sony Bank WALLET出典:https://moneykit.net/visitor/sbw/

Sony Bank WALLETは、ソニー銀行が運営している年会費無料で使えるデビットカードです。利用金額に応じてキャッシュバック率が最大2.0%になるといったサービスを受けられます。

口座残高などの指標によって資産ステージの評価が行われ、高ステージになればATMや振込の手数料の無料枠も増えていくなど特典の多いカードです。

デビットカードはデメリットよりメリットが多い!

カードを持つ男性

デビットカードは、デメリットよりもメリットの方が多いカードです。

デメリットもありますが、デメリットで受けるリスクがクレジットカードなどに比べると小さく、ポイント還元など現金を持ち歩くより多くのメリットが受けられます。

「キャッシュレス決済を試してみたい」という方は、デビットカードからはじめてみましょう。

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