目次
プラントハンガーとは
「プラントハンガー」を知らない方のためにどういったものなのかをお伝えします。まずは、どんなものなのか知ってそれから作ったり、飾ったりするとスムーズです。
植物を吊るして飾る
プラントハンガーとは、エアプランツなどの植物が入った鉢を紐や麻で編んだ袋に入れます。その袋を天井や壁から吊るして使うインテリアです。
床置きがスペース的に難しい場合でも気軽に楽しめるのがプラントハンガーです。ひもの素材は麻が主流ですがオランダ発のTシャツヤーンのスパゲッティやレザーなどもあります。
マクラメ編みが人気
プラントハンガーで人気の編み方はマクラメ編みです。
南米から伝わる伝統的な編み方になっています。紐やロープを結んで作るので結び方によってはいろいろな模様ができることが特徴です。
比較的簡単でナチュラルなのでどんな部屋にも合わせやすいのも嬉しい魅力と言えます。ちなみに他に人気の編み方はタペストリーがあげられます。
プラントハンガーの作り方
ここからはプラントハンガーの作り方を紹介します。手順をしっかり追えば初心者の方でも問題なく作ることができますよ。
材料
- 麻素材のひも:3M×6本
- 麻素材のひも:0.5M×2本
- ウッドビーズ:お好みで
- Dカン
道具
- ハサミ
- ボンド
手順
- Dカンに半分にした麻ひもを通す
- Dカンと紐の折り目にできた輪っかに麻ひもの先を入れてDカンを固定する
- 0.5Mの麻素材の紐を1本取って片方で輪っかを作る
- 2の根元に3を当ててその上から巻きつける(作った輪っかは下に出るようにしておく)
- 3〜4cmくらい撒いたら輪っかに、巻いたひもを通してひもを上下に引っ張る
- 結び目からでたひもの端っこをカット
- 結び目をボンドで固定する
- 麻ひもをほぐして12本を3等分に分ける
- 分けたひもを中心2本、左右に1本に分ける
- 左のひもを中心2本の上に重ねる
- 右のひもを中心2本の下に通して、左のひもの上に持っていく
- 左右にひもが出ているので左右に引く
- 10〜12を30回繰り返す
- 13が終わったらお好みでビーズを通す
- ビーズを通した場合はまた20回10〜12を繰り返す
- 3等分にしたひもをすべてを9〜15終わらせる
- 編み終わった隣同士のひもを2本ずつ持ってくる
- 5cm下を10〜12の手順で8回編む
- すべてのひもを編み終わったら18をもう1度やる
- 終わったらすべてのひもをまとめて3〜7の手順で結んで完成
Dカンを使う代わりに流木を使用すると雰囲気がガラッと変わります。
18の編む部分は玉結びでも代用ができるのでお好みで使い分けてみてください。20のひもをカットするときは上に出た部分だけカットすればOKです。
プラントハンガーの楽しみ方
キレイに編めたところでここからはプラントハンガーをどのように楽しめばいいのかお伝えします。
エアプランツを使う飾り方
プラントハンガーをするときは水や土を使わない多肉植物やエアプランツはとくにおすすめです。
お手入れが楽なので枯れる心配もありません。また、土や水が少ないので軽いことも特徴としてあげられます。壁から落下する可能性も少なくなります。
素焼きの鉢植えやガラス容器で楽しむ
インテリアの調和を大切にするならプラントハンガーの中の鉢は素焼きの鉢植えやガラス容器もおすすめです。
素焼きの鉢はどんな雰囲気の部屋にも合わせやすいのが特徴。ガラス容器は透明感があり、インテリアに涼し気な印象を与えてくれます。
カーテンレールや突っ張り棒に吊り下げると便利
プラントハンガーを天井に吊り下げる場合は、天井に穴を開けなければいけません。
賃貸にお住まいの方は抵抗がある方も多いかもしれません。そんなときはS字フックでカーテンレールや突っ張り棒に引っ掛けるようにするといいです。
窓際に設置することで植物も日光浴ができるようになります。
高さを変えて飾るとおしゃれ
複数のプラントハンガーを吊るす場合は並行で吊るすよりも高低差を付けて吊るすと動きがプラスできます。動きが出るとレベルの上がった空間に仕上げることが可能です。
《 ポイント 》
- 多肉植物やエアプランツがおすすめ!
- インテリアの調和を大切にするなら「素焼きの鉢植え」や「ガラス容器」
- 複数飾るときは高低差を付けると良い!
プラントハンガーでよくあるQ&A
ここからは初心者の方によくある質問を紹介します。みなさんの疑問を解決できるかもしれないのでぜひ一読してみてください。
A.あります。フルーツを飾ったり、小物入れに活用するのがおすすめです。
A.吊るせない場所はありません。しかし、ひもが細すぎるものだと切れて落下する可能性があるので丈夫で太めのものを選びましょう。
プラントハンガーおすすめ3選
ここからはおすすめのプラントハンガーを紹介します。自分で作ることに自信がない方は購入を検討してみてください。
「3つの植木鉢、吊り下げられた綿織り鉢植えの植木鉢、綿の植木鉢」
こちらの商品は長さが異なるプラントハンガーの縄が3つセットになっています。
上から吊るすだけで動きを付けて見せることが可能。植物は付いていないので、自分の好きな植物を入れることができます。色は白色なのでどのような部屋にも合わせやすいです。
「麻縄 植木鉢 屋外屋内植物ハンガーマクラメ プラントハンガー」
こちらは人気のマクラメ編みでできたプラントハンガーになります。
耐久性のある強いメイドのコットンコード素材を使用しています。耐久性はありますが形を変形させることも簡単にできます。外でも室内でも使うことが可能です。
「鉢植え用 鉢 プラントハンガー 植物ハンガーネット 麻縄 JES&MEDIS」
こちらの商品は2点セットのプラントハンガーです。
バランスよく編んであるので、ポットが落ちにくい構造になっています。リングが付いているので天井に引っ掛けやすいのも特徴の1つ。インテリアとして重宝します。
最後に
プラントハンガーについて紹介しました。
プラントハンガーとは植物を縄を使って上から吊るす新しいインテリアの方法です。自分でも編むことができるのでぜひ挑戦してみてください。また、天井から吊るすのが難しい方もカーテンレールや突っ張り棒を利用すれば簡単に楽しむことができます。
作ることが難しい方は、通販で完成品が売っているので購入してみてはいかがでしょうか?
この記事を参考にしてプラントハンガーを楽しみましょう!