パプリカの冷凍!丸ごとではなく切ってから保存するのがポイント

凍ったパプリカ

1年中スーパーで見かけるパプリカ。料理の色を添えるために買ったけど、使いきれずに余ってしまった経験はありませんか?実はパプリカは冷凍保存が利く野菜なんです。この記事では冷凍保存のコツや保存期間、解凍方法まで細かく解説します。是非参考にして、パプリカを美味しく長く日持ちさせられるようにしましょう。

パプリカの冷凍保存

輪切りにされたピーマンやパプリカ

冒頭でもお伝えしたとおり、パプリカは冷凍保存ができます。料理に入れるだけで華やかになりいいアクセントになってくれます。

2色ありますがそのどちらも方法はいっしょです。使いかけで余ったときには冷凍保存がかなりおすすめなので実践してみてください。

パプリカの冷凍保存のコツ

様々な形に切られたパプリカ

パプリカの保存方法をお伝えする前に、知っておいて欲しいコツを紹介します。知っておくとより美味しく冷凍することができます。

カットしてから保存がおすすめ!

パプリカはカットして保存しましょう。丸ごと保存してしまうと冷凍したときに萎んでしまう可能性があります。料理に入れることを考えて使いやすい大きさにあらかじめ切っておくようにしましょう。

縦半分に切る下処理方法

ここからは下処理方法を紹介します。2種類あるので料理に合わせて使い分けてみてください。

  1. 縦半分に切る
  2. へたの部分に左右に切れ目を入れる
  3. 手でへたと種を取り除く
  4. キレイに取り除けたら完了

へたと種を取り除くときは軽い力で大丈夫です。力が強すぎるとパプリカ本体がちぎれてしまうので注意しましょう。

輪切りに切る下処理方法

次にパプリカを輪切りにして下処理する方法です。

  1. 上部のへたの部分を切る
  2. 手で種を取り除く
  3. つぶさないように輪切りにする

へたの部分を切るときは1cmくらいを目安にして切りましょう。種を取り除くときは指でかき出すようにするとうまく取ることができます。

パプリカの冷凍保存方法と保存期間

細切りのパプリカ

ここからはパプリカの冷凍保存の方法を紹介していきます。保存期間も合わせて紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

  1. 下処理を終わらせる
  2. 1を1分間茹でる
  3. ザルにあげて冷ます
  4. 表面の水分を拭き取ってあげる
  5. フリーザーバッグに入れる
  6. 冷凍庫に入れて完了

冷凍するときは必ず茹でてから冷凍庫に入れましょう。フリーザーバッグに入れるときに平にして並べて入れると早く凍結させることができ劣化するのを防ぐことができます。保存期間は1ヶ月程度です。

《 ポイント 》

  • 茹でてから冷凍保存する
  • フリーザーバッグに入れるときは並べる
  • 保存期間は1ヶ月

冷凍パプリカの使い方

パプリカのマリネ

ここからは冷凍パプリカの解凍方法やおすすめの使い方をお伝えします。

解凍方法は料理によって使い分ける

おすすめの解凍方法を料理別にお伝えします。

自然解凍:和え物・サラダ

和え物などに使うときは前日に冷凍庫から冷蔵庫に移して、ゆっくり解凍させます。

電子レンジ解凍:和え物・サラダ(急いでいる時)

自然解凍をしている時間が無いときは、電子レンジを使いましょう。解凍キーで解凍するのがベストですが、解凍キーが無いときは出力を少なくして様子を見ながら解凍してください。

凍ったまま使う:炒めもの・汁物

加熱して調理するものに使う場合は、凍ったまま入れるようにしましょう。解凍する手間が省けるのでとても便利です。忙しい朝のお弁当のおかずを作るときに便利です。

冷凍パプリカの活用法

パプリカは様々な料理に使い回すことができます。

にんにくやごま油を和えて簡単にできるナムルやすし酢とオリーブオイルで味を付けるマリネ。火を通せばパスタの具にも合います。少しストックしておくだけで、彩りが足りないときにサッと料理して食卓に出すことができます。

様々な料理に活用できるので、冷凍しておいて損のない野菜です。

《 ポイント 》

  • 解凍方法は3種類ある
  • 急いでいるときは電子レンジがいい
  • 様々な料理に使い回すことができる
  • 冷凍しておいて損のない野菜

パプリカ冷凍に関するQ&A

パプリカを切っている女性

ここからはパプリカに関するよくある疑問を紹介します。皆さんの疑問も解決できるかもしれないので是非目を通してみてください。

Q.パプリカに含まれる栄養価はどのようなものでしょうか?

A.パプリカは緑黄色野菜で、カロテンが豊富です。また、ビタミンCも半分以下食べるだけで1日の必要量を摂取することが可能です。

Q.パプリカに期待できる健康効果を教えてください。

A.カロテンには抗発がん作用や免疫賦活作用があります。他にもビタミンAに転換されて視力維持や呼吸器官系を守ってくれる働きがあります。ビタミンCには美容に良いことはもちろん、風邪予防や疲労回復の効果を得ることが可能です。

Q.パプリカとピーマンの違いはどのような点でしょうか?

A.味や色が違うのはもちろんですが、栄養価も違います。パプリカは熟してから収穫するのでピーマンよりも栄養価は高いです。

《 ポイント 》

  • カロテン、ビタミンCが豊富
  • 抗発がん作用や風邪予防などの効果がある
  • 味、色、栄養価に違いがある

美味しいパプリカの選び方と購入後の保存方法

3色のパプリカ

ここからは美味しいパプリカの選び方と保存方法を紹介します。傷んできたときのサインも合わせて紹介するので覚えてみてください。

美味しいパプリカとは

スーパーでパプリカを選ぶときにはまずは表面を観察しましょう。

色鮮でハリとツヤがあるものが美味しいです。逆に皮にシワがあるものは劣化している証なので避けるようにしてください。

また、へたの切り口もチェックしましょう。キレイな緑色のものがベストです。変形したり萎びているものは鮮度が落ちているので注意です。

《 ポイント 》

  • 色鮮でハリとツヤがあるものを選ぶ
  • へたの切り口はキレイな緑色のものがベスト

保存袋に入れて野菜室で保管

買ってきた後の保存方法を紹介します。

  1. 水気をよく拭き取る
  2. キッチンペーパーで包む
  3. ポリ袋に入れて軽く口を閉じる
  4. 野菜室に入れる

パプリカは水気を嫌います。表面はできるだけ乾燥気味な方が長期間保存できるので、ポリ袋は密閉しないようにしましょう。

冬場は常温保存も可能です。その場合は冷暗所で保管するようにしてください。

パプリカが傷んでくると

パプリカが傷んだときのサインは以下のとおりです。

  • 水っぽくなる
  • 皮にしわができる
  • 水分が染み出してくる
  • カビが生える
  • 酸っぱい味と臭いがする

上記に1つでも当てはまる場合はすぐに捨てましょう。1つ傷み始めると別の野菜も傷んでくるので見つけ次第廃棄していってください。

最後に

氷漬けのパプリカ

今回はパプリカの冷凍保存について紹介しました。

パプリカは手順を守れば美味しく冷凍保存できる野菜です。冷凍保存するときはカットして茹でることを忘れないようにしましょう。また、解凍方法は和え物と加熱調理で違うので気をつけてください。

様々な料理に活用できるので、ストックしておくと便利に使えます。美味しいパプリカを選ぶことは、冷凍保存を上手にすることに繋がります。

この記事を参考に美味しくパプリカを保存しましょう。

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