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ジャケットを洗濯する前に準備すること
まずは、ジャケットのタグに書かれている洗濯表示を確認しましょう。×印が表示されているものは水洗いをすることができません。ドライと表示されているものは自宅で洗濯することはできませんが、クリーニングに出すことができます。洗濯機のマークや手洗いのマークが表示されているものは水洗いすることができ、自宅での洗濯が可能なものです。
ジャケットの洗濯方法と手順
用意するもの
- おしゃれ着用の洗濯洗剤
- 柔軟剤
- 洗濯ネット(大きいサイズのもの)
- 酵素系漂白剤(必要に応じて)
洗濯洗剤は型崩れや色あせてしまうことを防ぐため、おしゃれ着用の洗濯洗剤がおすすめです。おしゃれ着用の洗濯洗剤でなければならないというわけではありません。柔軟剤はお好みで使用すると良いと思います。洗濯機で洗濯することができるジャケットは洗濯ネットに入れて洗濯します。
手洗いをする場合はバケツや洗面器などの容器を用意し、容器がない場合は洗面所や浴槽などで洗濯すると良いと思います。シミや汚れが気になる場合には酵素系漂白剤を用意します。酵素系漂白剤は色柄物にも使用することができます。
洗濯機で洗うときの手順
- 型崩れを防ぐため、ジャケットを裏返しにします。
- 裏返したジャケットを横に二つ折りにし、洗濯ネットに入れます。
- 手洗いコースやドライコースを選択し、洗濯します。
手洗いで洗濯するときの手順
- 容器に水またはぬるま湯を用意し、水量に合わせておしゃれ着用の洗濯洗剤を入れます。
- 容器に入る大きさまでジャケットをたたみ、容器の中へ入れます。
- 優しく押し洗いをします。
- すすぎは、水またはぬるま湯をキレイなものと取り換えながら繰り返し行います。柔軟剤を使用する場合は、このときに使用します。
ジャケットを洗濯する頻度はどれくらい?
ジャケットは着るたびに洗濯するものではないですよね。汚れやニオイが気になったら洗濯する、という程度で良いのではないでしょうか。汗をかきやすい夏と、汗をかきにくい冬とでは、洗濯する頻度も大きく違ってくると思います。
私は、夏に着るジャケットは1週間に1回もしくは2週間に1回程度です。冬なら1ヵ月に1回もしくはシーズンオフにクリーニングに出す程度です。
ジャケットの干し方と手順
- 脱水を終えたジャケットは、すぐに洗濯機から取り出します。
- 裏返しにして洗濯したジャケットは表に戻します。
- 両手で叩くようにしてシワを伸ばし、しっかりと形を整えます。
- 厚みのあるハンガーにかけ、風通しの良い場所で陰干しをします。
ハンガーはジャケットの肩幅に合ったものを用意します。厚みのあるハンガーではない場合は、ハンガーにタオルを巻き付けて厚みを出して使用しても良いと思います。細いハンガーは型崩れの原因になってしまうので注意しましょう。型崩れが心配なのであれば平干しをしても良いと思います。
シワにならないジャケットのたたみ方
外出先などでジャケットをたたまなければならないとき、シワになってしまわないかと不安ですよね。たたんだ後のジャケットに圧力がかかってしまうとシワになりやすいので、圧力がかかってしまわないように、ゆるくたたむようにすると良いと思います。
袖や肩を合わせてたたむようにし、椅子の背もたれなどにはかけないようにします。椅子の背もたれにかけておくと、変な折り目がついてしまうことがあります。袖と肩を合わせて半分に折る程度にし、そっと平な場所に置いておくと良いのではないでしょうか。
まとめ
洗濯しても型崩れしにくくシワになりにくい素材のジャケットであれば、自宅で洗濯機や手洗いで洗濯しても良いと思います。シワになりやすい素材だと、シワを伸ばそうとしたときに生地を傷めてしまうことがありますので注意しましょう。
私は、洗濯機の手洗いコースやドライコースを選択してジャケットを洗ったとき、型崩れしてしまった経験があります。自分ではもとの形に戻せず、クリーニングに持って行きました。手洗いなら洗濯機よりも型崩れしにくいですし、ジャケットを自宅で洗濯したいときは、洗濯機で洗濯が可能なジャケットである場合も手洗いすることをおすすめしたいです。