ベッド下の掃除方法!役立つおすすめアイテム5選

ダブルベッド

ベッド下の掃除について

ダブルベッド

ベッドの下は掃除はしにくいため、つい後回しにしがちですが、ベッドの下はダニやカビが発生しやすい場所でもあります。

ベッドの下が掃除しにくいのはなぜ?

ベッドの下にホコリがたまらないようにするには、こまめに掃除をしなくてはいけません。なのに、ベッドの下を収納スペースとして利用していたとしたら?

当然のことですが、掃除のたびに、収納ケースをひとつずつ取り出さなくてはいけないので、掃除が面倒になってしまいますよね。

フタ付きでない収納をベッドの下で使っている場合は、収納ケースの中にもホコリがたまってしまいますし、フタがついていたとしても、その上にいつの間にかホコリがたまります。

また、ベッドに最初から収納が備わっているタイプのものは、ベッドごと移動させなくてはいけないという大がかりな掃除になってしまいます。

だからといって大きなベッドは気軽に移動するわけにはいきませんので、ベッドの下や周辺の狭い隙間の掃除方法やアイデアについて考えてみましょう。

ベッドの下を掃除しないとどんなリスクがある?

布団や毛布、シーツなどのリネン類を毎日使っている寝室は、繊維クズやホコリが多く発生しています。

しかし、ベッドの下はとても狭くお掃除がしづらい場所なので、ホコリが蓄積され、寝汗が湿気となり、いつの間にかダニが好む環境になってしまいます。ダニにとっては温度が20〜30℃、湿度が60〜80%程度ある場所は増殖するのに絶好の条件!

さらに、ベッドの下はホコリだけでなく、

  • フケ
  • 髪の毛
  • 皮膚
  • ペットの毛

など、ダニのエサとなるものばかり。

それにプラスしてダニのフンや死がいが空気中に舞い、アレルギーや喘息を引き起こしてしまうのです。

ベッドの下の掃除をするタイミング

ベッドの下の掃除って、どのくらいの頻度でしたらよいのでしょうか?

【ベッドの下にスペースがあるタイプの場合】

日常の掃除はベッドの下に掃除機をかけるか、またはフロアワイパーでホコリを取り除くのを最低でも週に1回程度、するようにしてください。もし、ベッドの下にゴチャゴチャと物を置いているとしたら、掃除がしづらいので、キレイに整理をしておきましょう。

【ベッドの下にスペースが無いタイプの場合】

マットを退けないと掃除できないタイプのベッドは、掃除するたびに重いマットレスを動かすのは面倒なので、逆の発想により月に一回程度、マットレスを干すついでに掃除をするという心がけはいかがでしょうか?

掃除をするのにベストの時間帯は?

週に1度は掃除機をかけるようにして、月に一度は定期的にマットレスをひっくり返したり、立てて除湿乾燥することで清潔感を保つことができます。

また、掃除を行うのは一日のうちで「朝一番」か「帰宅直後」がベストタイミングです。ほこりは空気中に舞い上がりやすいので、室内で動き回っている日中よりも、下に落ちてきた状態の朝一番か帰宅後に掃除をすることで、より多くのほこりを取り払えるようです。

掃除をした後はよく乾燥させる

徹底的に掃除をしたい時には、掃除機をかけた後に雑巾がけをおすすめします。

雑巾がけの掃除方法は、水でぬらした雑巾を固く絞り、隅から床の目に沿って雑巾で拭いていきます。この時に、拭いた所を踏まないように後戻りするような姿勢で拭いていきます。

ベッドの下だけでなく、ベッドフレームまで、ていねいに水ぶきしてくださいね。汚れがひどい時は、住居用の洗剤を使ってこすってみましょう。そして最後にもう一度水ぶきと乾拭きをします。
これでかなり床の汚れは落とすことができるはずです。

《 ポイント 》

  • ベッドの下はホコリや湿気が溜まり、ダニが好む環境になる
  • 週に1度は掃除機をかけるようにする
  • 月に一度はマットレスを立てて除湿乾燥する
  • 水ぶきしたあとは乾拭きをして湿気対策をする

ベッド下の掃除で便利なおすすめアイテム5選!

ベッドとモップ

伸縮性のフロアワイパーやフロアモップ

3M フロアワイパー 伸縮型 ドライシート 無添加 厚手 3枚 スコッチブライト

3M フロアワイパー 伸縮型 ドライシート 無添加 厚手 3枚 スコッチブライト

柄に伸縮性があり、ヘッドが360度自由自在に動き小回りがきくので、ベッドの下の狭い隙間もスムーズに掃除できます。シートにはドライタイプとウェットタイプがあり、用途に合わせて使い分けできるので重宝します。


コードレス掃除機

コードレス 掃除機 12000Pa強引力 2in1スティッククリーナー 壁掛け充電式 LEDランプ付き

コードレス 掃除機 12000Pa強引力 2in1スティッククリーナー 壁掛け充電式 LEDランプ付き

人間工学に基づいて設計された軽量コードレス掃除機ともなると、本体重量が2.2kgの軽量仕様で、家の隅々までらくらく掃除ができます。

一般的なコード付き掃除機を使っているときのような、途中で長さが足りなくなって伸ばしながらかける煩わしさが減らせる他、延長コードを準備する手間も必要ありません。


薄型ロボット掃除機

S-cubism 超薄型床用ロボット掃除機 SCC-R05SM

S-cubism 超薄型床用ロボット掃除機 SCC-R05SM

室内を動き回りながらブラシで床のゴミを吸い取り、ダストボックスに溜める掃除機です。

手動でかけている掃除機と同じ役割をしますが、大きな段差や障害物があると、静止してしまうので注意が必要です。

ロボット掃除機は小回りが利く「丸形」が一般的ですが、「四角形」は、部屋の四隅まできれいに掃除することが可能です。サイズが小さい分、小回りが利くため、ベッドやソファの下、テーブルの足まわりにも入り込みやすく、家具が多い室内に適しています。

ベッドの高さも重要なポイント!自宅のベッドの下の隙間を計測し、確実に下に潜り込めるサイズの製品を選びましょう。


隙間用ロングノズル

日立 掃除機用吸口 伸縮すき間用吸口 D-SH2

日立 掃除機用吸口 伸縮すき間用吸口 D-SH2

隙間の奧まで届くクリーナー用伸縮吸口を使うと、手の届かないベッドの下もきれいに掃除できます。

部屋にはホコリや、ダニの死骸、フンなど目には見えないゴミがたくさん落ちています。伸縮可能の吸口は、家具や壁の隙間についたハウスダストをしっかりと吸い取ることができるので便利です。


隙間ブラシ

ダイヤコーポレーション掃除スキマステッキ

ダイヤコーポレーション 掃除 スキマステッキ 日本製

掃除していると、ソファやベッドの下の掃除に苦戦することがありますよね。

フロアワイパーの柄を寝かせてみたり、掃除機のノズルを隙間用に付け替えたりといろいろ工夫しても、隙間のほこりはきれいに取りきれていないように感じることもあります。

そんな時に大活躍するのが、奥行きのあるところにも届くこの「ダイヤ スキマステッキ」です。

しなやかな手触りのブラシは、床や大事な家具を傷めにくい形状になっていて、ブラシ部分はフレキシブルに湾曲するので、どのような隙間にもブラシが入り込みほこりをかき出してくれます。

《 ポイント 》

  • 柄に伸縮性があり、ヘッドが360度自由自在に動き小回りがきくフロアワイパー
  • コードを伸ばしながらかける煩わしさが減らせるコードレス掃除機
  • 室内を動き回りながら床のゴミを吸い取る薄型ロボット掃除機
  • 隙間の奧まで届く伸縮吸口を使う隙間用ロングノズル
  • どんな隙間にもブラシが入り込みほこりをかき出してくれる隙間ブラシ

ベッドの下の掃除方法

ベッドの引き出し

フロアベッド

フロアベッドの下を掃除するためには、ベッド自体を移動させるか、マットレスと床板を外す必要があります。

スプリングマットレスは重量があるので、こんな大がかりな作業はそう簡単には出来そうにありません。なので、ベッドのすき間のお掃除には、細かいホコリを静電気で集めて取り除くスティッククリーナーをこまめに使って、出来る限りの掃除をするようにしてくださいね。

収納ベッド

収納ベッドには、「引き出し式収納ベッド」「チェストベッド」「跳ね上げ式ベッド」の3つがあります。

【引き出し式収納ベッドの特徴】

2~3杯の引き出しがついた「引き出し式収納ベッド」は、引き出しを完全に取り出して、ベッドの下を掃除することができます。

【チェストベッドの特徴】

タンスとベッドが合体した「チェストベッド」は、4~6杯の引き出しと、床板下にも収納スペースがある大容量大型ベッドです。

収納力は抜群なのですが、ベッド自体を移動させないと、ベッドの下を掃除することが出来ないのですが、このベッドは密閉性が高く、ほこりがたまりにくいので、あまり神経質になる必要はないでしょう。

【跳ね上げ式ベッドの特徴】

「跳ね上げ式ベッド」は、引き出し型の収納ベッドとは異なり、マットと床板を上に跳ね上げて、その中に収納します。こちらもチェストベッドと同じくベッドそのものを移動させないと、ベッドの下を掃除することが出来ません。

《 ポイント 》

  • フロアベッドは、ベッド自体を移動させるか、マットレスと床板を外す必要がある
  • 引き出し式収納ベッドは、引き出しを完全に取り出してから掃除をする
  • チェストベッドと跳ね上げ式ベッドは、密閉性が高くほこり溜まりにくい

ベッドの下をキレイに保つコツ

ダブルベッド

ベッドの下が湿気ってくると増殖するダニとカビ。その対策として、下にはものを置かず、通気性を確保する必要があります。その為にもベッドの下にはなるだけ収納ボックスなどを置かず、掃除がしやすい環境にしておきましょう。

陽が当たらない寝室の場合はベッドの壁側がカビやすくなるので、ベッドマットの位置を定期的に変更したり、ベッドを移動させて、消毒用エタノールを含ませた布で押さえるように拭いて殺菌します。

《 ポイント 》

  • ベッド下には物を置かず、通気性を確保する
  • カビは消毒用エタノールを含ませた布で拭いて殺菌する

ベッド下の掃除に関するQ&A

ダブルベッド

Q.ベッドの下に収納ボックスを置く場合の注意点はありますか?

A.ベッド下収納を利用することで、収納量は確実にUPさせることができますがその反面、掃除がしにくく、湿気やカビが発生するリスクが高くなるデメリットも。

高さのあるベッドであれば、手持ちの収納グッズをベッド下収納に活用できますが、部屋のスペースに余裕がある方は、敢えてベッドの下を収納スペースにする必用はないでしょう。

Q.ベッドの下に収納ボックスを置く場合はどのようなタイプの収納ケースがおすすめでしょうか?

A.ベッドの下の収納に向いているボックスは、引き出しが開けやすい、なるだけ軽く小さいもの、湿気やカビに強いもの、ホコリを吸着しにくいものです。

取り出しやすい収納にするには、奥行きがあるプラスチックの収納ボックスを、重いものを中に入れる場合は、キャスター付き収納ボックスを選ぶと取り出しやすくなり便利です。プラスチックの他に紙箱や不織布の材質のボックスは軽量なので、引き出す時も戻す時もらくで助かります。

Q.ベッドフレームの掃除はどのような方法が良いでしょうか?

A.ベッドフレームは、乾拭きをすればきれいになりますが、カビが生えていたら、胞子をまき散らしてしまうので除去しておく必要があります。

その場合には、消毒用エタノールを含ませた布で拭いたり、重曹水(水300mlに対して、重曹を大さじ1~2杯)をカビ汚れが目立つ部分に吹き付け、約3分ほど放置してから叩くように拭き取る方法で除去してみましょう。

その後は扇風機などを当ててベッドフレームを乾燥さるようにします。大切なポイントは、カビを残さないことと、しっかり乾燥させることです。

《 ポイント 》

  • 収納ボックスを置くと湿気やカビが発生するリスクが高くなる
  • おすすめは開けやすい引き出し、軽く小さめ、湿気やカビに強い、ホコリを吸着しにくいもの
  • 重いものを中に入れる場合にはキャスター付き収納ボックス
  • ベッドフレームは乾拭きで。カビが生えていたら除去しておく

下を掃除しやすいベッドの選び方

ダブルベッド

これからベッドを購入しようと思っている方は、カビやダニが繁殖しにくく、掃除がしやすいベッドを選ぶとよいでしょう。

例えば、ベッド下に10㎝以上の空間があるもの、すのこ状の床板で、空気が下から通りやすく湿気対策になるものなどがそうです。それに伴うマットレスも、通気性が良く抗菌仕様のものを選ぶようにしてください。

《 ポイント 》

  • カビやダニが繁殖しにくく、掃除がしやすいベッドを選ぶ
  • マットレスも通気性が良く抗菌仕様のものを選ぶ

最後に

朝日が差し込む寝室

リネン類が多い寝室は、繊維くずやほこりが溜まりやすい場所なので、こまめな掃除が欠かせません。それなのにベッドの下に収納があると、手軽に掃除機をかけるというわけにもいきませんよね。

お掃除をせずにそのままにしておくとアレルギーを引き起こす原因にもなるため、まずは自分の家に合った掃除方法と便利な掃除道具を取り入れてみてください。

私たちは1日の1/4から1/3を寝て過ごしています。快適な環境の寝室であれば、自ずと睡眠の質が高まり、翌日を気持ちよく過ごせるようになります。

ベッドの下の掃除を定期的に行い、清潔な寝室と心地よい睡眠を心がけてみてはいかがでしょうか。

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