グレープフルーツの旬!品種ごとの美味しい時期とむき方のコツ

グレープフルーツ

1年中いつでも見かけるグレープフルーツの旬の時期はいつなのでしょうか?世界中から輸入し、柑橘類では最大の輸入量を誇るグレープフルーツは、季節を問わず食べられていますが、種類や産地によって旬の時期だけでなく味も異なります。今回はそれぞれの品種の旬と産地、栄養価、美味しいグレープフルーツの選び方や食べ方のポイントをおさえておきましょう。

グレープフルーツの旬と産地

グレープフルーツ

流通されているものはほぼ輸入もの

現在国内で流通しているグレープフルーツのほとんどは輸入された物で、グレープフルーツの旬は輸入先によって異なります。

主な輸入先はアメリカや南アフリカで、他にもイスラエル、メキシコなどで栽培された亜熱帯原産のものが並べられています。

国内に至っては、鹿児島県や熊本県などの温暖な一部の地方で栽培されてはいるものの、市場に出回る量は非常に少ないため、スーパーで見かけることは殆んどありません。

グレープフルーツの旬は4月から5月

グレープフルーツは年間を通して市場に安定して供給されているため、ほとんど旬を意識することはないでしょう。

実際にはカリフォルニア産、フロリダ産どちらにおいてももっとも美味しいものが取れる時期は4月から5月、ということは、4月から5月が旬ということになるでしょう。

また、カリフォルニア産とフロリダ産を比べると、フロリダ産のもののほうが皮がうすく、ジューシーで、甘味酸味共に好まれているようです。

基本的に温かい土地で栽培されるグレープフルーツですが、イスラエル産のスウィーティーのように冬に旬を迎えるものもあります。

それぞれの旬の時期は以下のとおりです。

  • カリフォルニア産:4月~5月
  • フロリダ産:4月~5月
  • 南アフリカ産:7月~9月
  • イスラエル産のスウィーティー:11月~2月
  • 日本産:4月~8月

《 ポイント 》

  • 流通しているグレープフルーツのほとんどは輸入品で国産は少ない。
  • カリフォルニア産、フロリダ産の旬の時期は4月から5月。
  • イスラエル産は11月~2月。

グレープフルーツの旬は品種によって違う

グレープフルーツ

ホワイト・マーシュ

果肉が白黄色で、果皮は鮮やかな黄色のマーシュは国内で最も販売されている一般的なグレープフルーツです。フロリダでは最も多くつくられている品種で、果汁が多く、少し苦みを含んださわやかな味をしています。

その年によって多少時期が前後するものの、2月下旬から5月下旬の時期が最も美味しい旬の時期となります

ルビー

外見はマーシュと変わりませんが、果肉が赤みを帯びているのがルビーです。ピンクの果肉が美しく見た目にも鮮やかで、酸味が少くやや甘いのが特徴です。

ルビーの旬の時期は2月下旬から5月下旬で、終わりの時期に近づくとピンク色が強くなります。

スタールビー

スタールビーは濃いオレンジ色に赤味が部分的に混じった果皮、そして中の果肉は真っ赤なルビー色をしている赤肉種です。他のグレープフルーツと比較すると苦みと酸味は少なめで、甘味がやや強いのが特徴です。

中でも4月頃から6月頃まで出回るものはとてもジューシーで美味しいと評判です。

スウィーティー(オロブランコ、オロブロンコ)

文旦(ブンタン)とグレープフルーツを掛け合わせた果物が、イスラエル産のグレープフルーツ、「スウィーティー」です。

アメリカ産のものは「オロブランコ」または「オロブロンコ」と呼ばれています。緑色の果皮に薄い黄色の果肉、酸味が少なく、まろやかな甘味とさわやなか香りが特徴です。

旬の時期は11月~2月頃の冬の時期で、2月頃には果皮が黄色い「ゴールデン・スウィーティー」も出回り始めます。

《 ポイント 》

  • グレープフルーツにはいろいろな種類があり、ホワイトとルビーの2種類に大きく分けられる。

旬のグレープフルーツの選び方

グレープフルーツ

店先に並んでいるたくさんのグレープフルーツの中から、美味しいものを見分けるには、形が良く、外側に凹みがないものを選ぶのがコツです。

また、新鮮なものは皮にツヤと張りがあり、ずっしりと重くて適度に弾力のあるものは実が詰まっていて甘みを強く感じます。表面の皮にシミのようなものがついていることがありますが、品質には問題ありません。

自分の目で確認して選び、実際に味わってみることで、美味しさを見極めていきましょう。

《 ポイント 》

  • 形が良いもの。
  • 果皮にヘコミが無く、色が鮮やかなもの。
  • 表面に張りとツヤがあるもの。
  • ずっしりと重く弾力があるもの。

旬のグレープフルーツの保存方法

グレープフルーツ

グレープフルーツは風通しのよい湿気のない冷暗所や冷蔵庫の野菜室で、1~2週間、保存できます。みかんなどに比べると皮が厚くて傷みにくいので、上手に保存すれば2~3週間以上は日持ちします。

冷蔵庫で保存する時には他の食材に香りがつかないように、ビニール袋に入れておくようにしましょう。カットしたものは、ラップをかけて冷蔵庫で保存し、できるだけ早めに食べるようにします。

《 ポイント 》

  • 風通しのよい湿気のない冷暗所や冷蔵庫の野菜室で、1~2週間保存できる。
  • ビニール袋に入れて他の食材に香りがつかないようにする。

グレープフルーツのむき方と切り方のコツ

グレープフルーツ

みかんのように簡単にむく裏技

グレープフルーツの皮を、みかんのようにスルッと簡単に剥くことができるって知っていますか?皮に熱を通すと、繊維質が熱で緩んで薄皮までするりと剥けて、実まで甘くなります。

手順

  1. 茹でる
    鍋で沸騰させたお湯にグレープフルーツを入れ、3分間茹でる
  2. 冷やす
    氷水で1~2分冷やす
  3. 剥ぐ
    みかんの皮をむく要領で皮を剥く

これだけです。おもしろいので試してみてください。

ただし、皮にワックスがついたままのグレープフルーツを熱湯に入れると、熱ではがれたワックスが鍋肌についてしまうことがあります。できればノーワックスのものを選ぶか、前もって熱湯をかけるなどしてワックスを落としておくとよいでしょう。

綺麗な切り方・剥き方

  1. ヘタとお尻を切る
    用意したグレープフルーツをまな板の上に置き、上下のヘタとお尻部分を水平に切り落とします。
  2. らせん剥きする
    皮を果肉と白皮の付け根部分まで、らせん剥きにしていきます。

グレープフルーツはフルーツの中で最も簡単にらせん剥きができますのでご安心を。

皮も果肉も柔らかく、使い慣れているナイフなら簡単に剥けるはずです。慣れないうちは果肉と白皮を上手にはがそうとせず、白皮が少し残るくらいでも構いません。

ひととおり皮を剥き終わったら全体を見回し、白い皮が多く残っている部分を改めて削ぎ落していきますが、細かくやり過ぎると果肉が潰れてしまいますのでほどほどで十分です。そして果肉を房から取り外し、種が付いていれば取り除いてしまいましょう。

《 ポイント 》

  • 沸騰させたお湯にグレープフルーツを入れると、スルッと簡単に皮を剥くことができる。
  • ナイフを使う場合は、皮を果肉と白皮の付け根部分までらせん剥きにする。

グレープフルーツ旬のQ&A

グレープフルーツ

Q.グレープフルーツにはどのような栄養素が含まれていますか?

A.グレープフルーツは栄養価が高く、ビタミンCをはじめ、クエン酸、ビタミン類、ミネラル、葉酸、食物繊維など、健康的な生活を送るのに不可欠な栄養素をたくさん含んでいます。1/2個で1日のビタミンC必要摂取量を上回る補給ができます。

Q.グレープフルーツの期待できる健康・美容効果はどのようなものですか?

A.グレープフルーツに豊富に含まれるビタミンBには肌荒れを防ぎ、肌の新陳代謝を促進する効果があり、美容効果も抜群です。

疲労回復にも効果的なクエン酸は、体内の疲労物質である乳酸の代謝を高める作用があり、また、唾液や胃液の分泌を高めて食欲を増進しますので、食生活が不規則な人におすすめしたいフルーツのひとつでしょう。

グレープフルーツ丸ごと1個を食べてもカロリーは約100kcal前後で、果糖の量も低め、さらに、食物繊維が豊富に含まれているのが特徴です。

Q.グレープフルーツを食べる際に気を付けることはありますか?

A.グレープフルーツ果汁をカルシウム拮抗剤やトリアゾラム、シクロスポリン、テルフェナジンなどの薬と合わせて飲むと、薬の作用を増強して思わぬ症状を引き起こすことがあります。

特に降圧剤に使われるカルシウム拮抗剤には注意が必要で、これらを一緒に服用すると、薬が効きすぎて血圧が下がり、めまいや頭痛などの症状を引き起こす危険性があります。

グレープフルーツとの相互作用が心配な薬を服用している方は、医師に相談したうえで副作用が起きないように気を付けてください。

他にも注意点として、輸入品のグレープフルーツには農薬がついているので、食べるときは皮の表面をしっかり洗うよう心がけてください。

《 ポイント 》

  • 健康的な生活を送るのに不可欠な栄養素をたくさん含んでいる。
  • カロリーと糖の量は低めで、食物繊維が豊富に含まれている。
  • グレープフルーツとの相互作用が心配な薬を服用する場合は、医師に相談する。
  • 輸入品の皮の表面に付着している農薬をしっかり洗うようにする。

グレープフルーツの食べ方

グレープフルーツ

水で皮をよく洗い、横半分にカットし、苦みや酸味が苦手な人は、真ん中に少量の砂糖やはちみつをかけて食べます。

ザギザスプーンで実をほぐしながら食べ、残った果肉をお皿にぎゅっと絞って最後はジュースにして飲むと、これほどまでにフレッシュな果物だったのかとびっくりしますよ。

その他の食べ方としては、袋から果肉を取り出して、サラダに加えたり、果汁をしぼってジュースやゼリー、寒天で固めても美味しくいただけます。また、フランス発祥の氷菓子、グラニテにして食後のデザートとして楽しむこともできます。

グラニテの基本的な作り方

  1. 皮を剥ぐ
    グレープフルーツの皮を包丁で剥ぎ、まわりの白い皮も全部そぎ落とす
  2. 溶かす
    鍋に水とグラニュー糖を入れて火にかけ、よく溶かしたら果汁を加えてさらに混ぜて冷ましておく
  3. ミキサーにかける
    ミキサーに身だけをキレイにくりぬいた果肉を入れてスイッチオン
  4. シロップを加える
    冷ましたシロップに3を加えます。
  5. 冷凍する
    保存バッグに流しいれ、冷凍庫で固めます。
  6. 揉みほぐす
    1時間ごとに凍ったグラニテを揉みほぐす作業を3回繰り返す

これで完了です!ぜひ作ってみてください。

《 ポイント 》

  • 横半分にカットし、ザギザスプーンで実をほぐしながら食べる。
  • サラダに加えたり、果汁をしぼってジュースやゼリー、寒天、グラニテにしても美味しい。

最後に

グレープフルーツ

いかがだったでしょうか?旬の時期は種類や産地によって異なりますが、一般的に売られているグレープフルーツの旬は2月~5月だとおわかりいただけましたでしょうか?

店頭に一年中豊富に並べられているグレープフルーツの、ほどよい酸味とジューシーな甘みが美味しい果肉は、サラダやお菓子作りでも重宝し、見た目も華やかでフレッシュな香りを放つ一品になります。そして、栄養が豊富なので、健康や美容が気になる人は積極的に食べてみてはいかがでしょうか?

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