スーツにカビが生えてしまったときの対処方法3つ|応急処置と予防する方法も紹介

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スーツを着ようと思って久しぶりクローゼットから取り出したらカビが生えていたという経験をしたことある人も少なくないのではないでしょうか。カビが生えてしまったときの対処方法や応急処置のやり方、カビが生えないように予防する方法について紹介します。

スーツに「カビ」が生えてしまう原因

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スーツを久しぶりに着る機会があり、タンスやクローゼットから取り出したらカビ臭いと思ってよく見たらカビが生えていたという経験がありませんか。

スーツにカビが生える原因を知り、カビが生えてしまったときどんなカビ対策や防止をしたらいいのか一緒に見ていきましょう。

湿度が高い

カビは湿度が60%以上の環境が好きです。スーツを片付けているクローゼットはジメジメしやすくカビにとっては絶好の環境です。

クローゼットを時々あけて空気を入れ替えたり、除湿剤を置くなどの工夫をしてクローゼット内の湿度が高くならないようにしましょう。また、スーツはクリーニングに出した後のビニールをとって片付けるようにすることでカビが生えるのを防ぐことができます。

洋服を詰め込みすぎないように収納することで、クローゼット内の空気を循環させ湿度の上昇も防げます。湿度が溜まらないように収納を工夫しましょう。

温度が高い

温度が高い環境は、カビにとって絶好の場所です。カビは、20℃以上で湿度が60%以上の環境をとても好みます。

スーツを保管しているクローゼットは締め切ってしまうと熱がこもってしまいます。特に暑い夏はスーツを使う頻度が減り、クローゼットを開ける回数が減るかもしれません。

また、梅雨はジメジメしていて湿気が溜まりやすくなります。そんなカビにとって快適な環境があるとカビは生えやすくなってしまいます。

クローゼットなど締め切った場所にスーツを保管する場合は、カビてしまうのを防ぐために時々開けて空気を入れ替えるなどの工夫をして、熱がこもらないように気をつけましょう。

カビがつきやすい素材

カビがスーツにつきやすいことは、スーツに使われている素材に関係します。

スーツに使われている素材は、綿やウール、合成繊維などです。綿やウールは雑菌が発生しやすいためカビがつきやすくなってしまいます。

一方で合成繊維は、雑菌が発生しづらいためカビもつきづらいです。

スーツにカビが生えてしまったときの対処方法3つ

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最近はインターネットでなんでも検索できてしまうので、スーツにカビが生えてしまった対処法もすぐに調べられます。そこで、自分で調べて何とかしようと考える人も少なくないはずです。

しかし間違った対処方法をしてしまうと、スーツを傷めてしまいます。スーツにカビが生えてしまったときの対処方法について見ていきましょう。

対処方法1:自宅でできることは応急処置と割り切る

スーツにカビが生えてしまったら自分で何とかしようと考えると思いますが、自宅でできることは応急処置にすぎません。知識がないまま処理をすると、かえってスーツを痛めてしまうおそれもあります。

少し眺めて見えなくなったら大丈夫だと思ってしまいますが、カビは繊維の奥深くまで入り込んでいることもあるため、根本的な解決にならないこともあるのです。

自宅でできることは応急処置だと割り切りましょう。

対処方法2:完全に落とすにはプロに任せよう

カビが生えてしまったら、プロに任せましょう。

クリーニングに出すことでカビを根本的にとることができます。自宅で応急処置はできますが、やり方によってはカビを広げてしまったり、スーツの生地を傷めてしまいかねません。

スーツにカビが生えてしまった場合、完全に落とすためにクリーニングに出してプロに任せましょう。

対処方法3:「保管クリーニング」も検討しよう

最近は保管クリーニングというシステムがあります。大切なスーツをクリーニングした後、最適な環境下で保管し預かってもらえ、必要なときに取り出せるサービスです。

クリーニングに出しても自宅のクローゼットに置くとカビが生えてしまうという場合は、クローゼットが原因と考えられます。いろいろな衣類がたくさんあり、換気をしづらいことも多々あります。温度・湿度の管理も十分でなくカビが生えやすい環境になっているかもしれません。

大切なスーツは、最適な環境下で保管できる保管クリーニングを検討しましょう。

スーツにカビを見つけたときの応急処置3選

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スーツが必要になったとき、取り出してみるとカビのにおいがしてカビが生えていたという経験をしたことがある人も少なくないはずです。

使うまでに余裕がある場合はクリーニングに出せばいいのですが、使う前日に取り出して気づく場合が多いのではないでしょうか。

スーツのカビを除去するための応急処置の方法についてご紹介します。

応急処置1:消毒用エタノールを使う

消毒用エタノールを使うカビの落とし方をご紹介します。

まず、消毒用エタノールをカビの部分とその周辺につけて、いらなくなった歯ブラシでトントンとたたくようにします。この時強くたたくと生地を傷めてしまいますので、やさしくたたくことが大切です。

その後、余分な水分をタオルなどでとって、日光の当たらない場所で陰干しします。

消毒用エタノールを使って応急処置が可能です。

「白カビ」と「黒カビ」で対処法は異なる

衣類につくカビには、白カビと黒カビの2種類があります。

白カビは比較的軽度な白いカビで、見た目にもわかりやすく取り除くことも可能です。黒カビは黒や茶色に見えるカビで、生えてしまうとやっかいで取り除くことが困難です。

白カビと黒カビで応急処置の方法は異なります。それぞれの応急処置の方法について見ていきましょう。

応急処置2:白カビの落とし方

もしスーツに白カビを見つけてしまった場合でも、自分で簡単に応急処置をすることが可能です。応急処置をする方法を知っていれば、家でもスーツの表面についた白カビを取り除き、とりあえず着用することができます。

どのように応急処置をすればいいのか一緒に見ていきましょう。

白カビの応急処置:ぬるま湯でたたき洗いをする

まずぬるま湯を使って白カビの部分をとんとんと軽くたたいてカビを取ります。その後日陰に干すとよいでしょう。

気をつけることは、必ず手で触れるくらいのぬるま湯を使うこととたたきすぎないことです。熱いお湯を使ったりたたきすぎたりするとスーツの生地を傷めてしまいます。

カビは熱に弱いので、ぬるま湯を使ってのたたき洗いで応急処置をしましょう。

白カビの応急処置:エタノールでブラッシングする

エタノールを使ってスーツについた白カビを落とすことも可能です。エタノールを使う場合は、消毒用を使ってください。

カビが生えて白くなっている部分をぬるま湯でたたき洗いをするか、洋服用ブラシで軽くブラッシングして落としてから、エタノールを薄く広く伸ばして軽くたたくようにして拭き取るかブラッシングします。

エタノールで応急処置するとき、ごしごし強く拭いたり雑にブラッシングしたりするとスーツの生地を傷めてしまいますので、やさしく丁寧に拭くようにしましょう。

白カビの応急処置:ハッカ油でブラッシングする

ハッカ油を使ってスーツについた白カビを落とすことも可能です。

ハッカ油には、菌を除去する効果があります。ハッカ油はアルコールにハッカを浸して抽出することで作られるので、アルコールとハッカに含まれているメントールの相乗効果により菌を除去する効果があると言われています。

使用するときは、原液を大量にスーツにつけてしまうと生地が傷んでしまいます。またにおいもきついので、消毒用エタノールなどで希釈して使うといいでしょう。拭き取るときは生地を傷めないように、やさしく拭くようにしましょう。

応急処置3:黒カビの落とし方

スーツに黒カビが生えてしまったら完全に落とすのはかなり困難です。黒カビは白カビと違って繊維の奥深くまで根をはるため、落とすのが難しくなります。

しかし、翌日にスーツが必要だったら何とかして応急処置しないといけません。応急処置として、酸素系漂白剤を使って黒カビを落とす方法があります。

スーツに黒カビが生えてしまったら試してみてください。

黒カビの応急処置:酸素系漂白剤で落とす

スーツに黒カビが生えているのを発見してもあわてないでください。<strong><mark>自宅で応急処置する方法として酸素系漂白剤で落とす方法をご紹介します。

まず酸素系漂白剤を黒カビの部分にしみこませます。次にぬるま湯につけて約1時間放置した後、もみ洗いして漂白剤を洗い流します。漂白剤は配合されているものによってスーツの色も落としてしまうものがあるので、まずは目立たない部分でテストしてみましょう。

スーツのカビを予防する方法9個

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スーツにカビが生えてしまったら、今まで紹介してきた方法で応急処置をすれば、簡易的にカビを除去することは可能です。

しかし、スーツにカビが生えるということは保管している場所や保管方法に問題があると考えられます。スーツにカビが生えないように予防する方法を見ていきましょう。

予防する方法1:クローゼットの湿気に注意する

スーツにカビが生えないようにするためには、クローゼットの湿気に注意する必要があります。

クローゼットは服を出し入れするときしか開閉しないため普段は締め切っていることが多く、湿気がたまりやすい環境になってしまいます。また洋服がたくさん入っていると湿気の逃げ場がなくなって、クローゼットの中は湿度が高い状態になってしまうのです。

クローゼット中に湿気が溜まらないように注意が必要です。

予防する方法2:徹底的に換気する

スーツにカビが生えないようにするために、徹底的に換気しましょう。

クローゼットの中は服がたくさん入っていると空気が入れ替わりづらく湿気が溜まりやすくなってしまいます。いらない服は処分するとか、天気のいい日はクローゼットを開放して空気を入れ替えるなど工夫して換気することで、カビが生えないようにしましょう。

予防する方法3:除湿器を使用する

除湿器を使用することで、スーツにカビが生えにくくすることができます。

クローゼット内にたまった湿気は除湿器を使用することで取り除くことが可能です。しかし、除湿器も使い方を間違えると効果が半減してしまいます。

クローゼットの中に置くのがベストですが、置けない場合は、クローゼットの近くに設置して除湿器の風が届くようにすると効果的です。除湿器を効果的に使用して、スーツにカビが生えないようにしましょう。

予防する方法4:服と服との間隔に余裕を保つ

クローゼットの中は服と服の間隔に余裕を持つようにしましょう。たくさんの服が入っていると湿気が溜まりやすく、カビが生えやすい環境になってしまいます。

クローゼットの中は服と服の間隔に余裕を保ち、詰め込みすぎないようにすることでカビが生えるのを予防しましょう。

予防する方法5:汗をかいたらスチームアイロンをかける

スーツを着て汗をかいてしまったら片付ける前にスチームアイロンをかけましょう。

すぐにクリーニングに出すのが理想的ですが、また何度も着る場合はそうした余裕がないかもしれません。しかし、汗や汚れがついたスーツをそのままクローゼットに片付けてしまうとカビが生える原因を作ってしまいます。

スチームアイロンをかけて、汗や汚れを取り除くことでスーツにカビが生えるのを予防することができます。

予防する方法6:雨に濡れたら陰干しする

スーツを着ていて雨に濡れてしまったら、陰干しして乾かしましょう。

濡れたままスーツを片付けることはないと思いますが、もし濡れたままクローゼットに入れてしまうとクローゼットの中の湿度が高くなってしまいカビが生える原因を作ってしまいます。

スーツが雨に濡れてしまったら、すぐに片付けずに陰干しして乾かしてから収納することで、カビが生えるのを予防することができます。

予防する方法7:毎日のブラッシング

カビを予防する方法の一つに、片付ける前にブラッシングする方法があります。

カビは、ほこりや皮脂汚れをエサとして増えていきます。スーツにほこりや皮脂汚れがついていると、カビにとって住みやすい環境を作ってしまうのです。

スーツを片付けるときは、ブラッシングをして汚れを取ることでカビが生えるのを予防できます。

予防する方法8:クリーニング後のビニールは早めにとる

クリーニングして返ってきたときについているビニールは、つけたままにしておくべきか、それともとってしまった方がいいのでしょうか。

クリーニングから返却されたときについているビニールはそのままにしておいた方が汚れが付かないと思っている人は多いと思います。しかし、ビニールをつけたままにしておくと湿気が溜まりやすくなり、カビにとって住みやすい環境となってしまうのです。

クリーニングから帰ってきたときについているビニールは外して保管することでカビが生えるのを予防できます。

予防する方法9:しまいっぱなしはNG

冠婚葬祭などで使用する喪服などのスーツは使用頻度が少なく、取り出すとカビが生えていたという経験がある方も少なくないのではないでしょうか。

使用頻度の低いスーツはクローゼットにしまいっぱなしになるため空気に触れる機会が減り、カビが生える原因を作ってしまいます。使用頻度の低いスーツも時々クローゼットから出して風通しをすることでカビが生えるのを予防することができます。

スーツはクリーニングに出した方がいいのか?

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スーツにカビが生えていたら、自宅でも応急処置ができることがわかりました。

しかし、スーツにカビが生えていたらクリーニングに出した方がいでしょう。応急処置することでカビが取れたように見えますが、カビは生地の奥深くまで根がはっているので余計に広げてしまう可能性もあります。また生地を傷めてしまいかねません。

カビの生えたスーツは余裕があるときにクリーニングに出してカビをしっかりと取り除きましょう。

スーツをクリーニングに出す頻度

スーツはクリーニングに出すときれいになりますが、頻度が高すぎても生地を傷めてしまいかねません。また季節や着用回数によってクリーニングに出す頻度は変わります。

スーツはどのくらいの頻度でクリーニングに出せばいいのか見ていきましょう。

【夏場は2週に1回、冬場は1シーズンに1回】

一般的に、夏は2週間に1回、冬は1シーズンに1回とされています。

夏は汗をよくかくので冬に比べて頻度が高いです。冬は夏に比べて厚みのある生地を使用しており生地を傷めないように頻度が低くなっています。また着用回数によってもクリーニングに出す頻度は変わります。

スーツをクリーニングに出したらどのくらいかかる?

スーツをクリーニングに出したときの料金は、地域やお店のタイプによって異なります。

一般的なクリーニング代の相場価格はおよそ1,000~2,000円前後で、所要日数は平均3~7日です。染み抜きなどをすると余分に日にちがかかるので注意が必要です。

保管クリーニングを活用するのも良い

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クリーニングには保管してもらえる保管クリーニングというサービスがあります。自宅で保管するのが心配なときは、保管クリーニングを活用するのもいいでしょう。

利用するときは、保管する場所の温湿度の管理具合をしっかり調べることが大切です。衣類を保管するのに大切な温度は20度以下で湿度は60%以下と言われています。

自宅でその環境下で保管することが難しいときは、保管クリーニングを活用しましょう。

保管クリーニングとはどんなサービス?

保管クリーニングとは、クリーニングした後そのまま一定期間預かってくれるサービスのことです。

物が多くて部屋に置けない場合や虫食いやカビが心配な衣類を温湿度が調整された部屋で保管してくれ、必要なときに取り出せるのでとても便利なサービスです。サービス内容は業者によって異なりますので、必要なサービスがあるか調べてから利用するといいでしょう。

保管クリーニングの平均料金

保管クリーニングの平均料金は、業者によって大きく異なります。

スーツだけを預かってくれる場合や預かるものにかかわらず預かる数で決められている場合があります。スーツだけだと割高になり1,500~2,000円前後ですが、10点預かってもらった場合は1着あたりおよそ1,500円以下になる業者もあります。

他に保管してもらう衣類がある場合はセットで出した方がお得ですね。

スーツにカビが生えないように気をつけよう

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今回は、スーツにカビが生える原因、カビが生えてしまったときの対処方法・応急処置・予防方法について紹介しました。

スーツにいったんカビが生えてしまうとやっかいなことがわかりました。スーツを保管する場所やカビが生えないための予防方法を実践して、スーツにカビが生えないように気をつけましょう。

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よくある質問

  • 衣類のカビは取れますか?

    カビの種類によって落ちやすさが違います。白カビは比較的簡単に洗濯で落とすことができます。黒カビは白カビよりも落としにくいと言われています。

    >> 詳しくはこちら

  • 服の白カビは落とし方は?

    1、洋服をブラッシングをしてカビをある程度落としていきます。
    2、エタノールを含ませたタオルでカビを拭き取っていきます。
    3、カビが完全に落ちたら、日当たりの良い場所で洋服をよく乾燥させましょう。

    >> 詳しくはこちら

  • 服の黒カビは落とし方は?

    1、水とオスバン(消毒液)を混ぜるてスプレーを作る
    2、衣類にスプレーを吹きかける
    3、カビに吹きかけ放置
    4、酸素系漂白剤を使い衣類を浸す
    5、服をつけ置きしもみ洗いして一時間放置
    6、洗濯機で洗濯

    >> 詳しくはこちら

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