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しめじを冷凍保存するメリット
料理の後、食べきれなくてしめじが残ってしまう場合があるかと思います。そんな時、出来ればしめじを申請な状態で保存したいと思いますよね。
そんな時おすすめの保存方法は冷凍保存です。ではなぜ冷凍保存がいいのでしょうか?
素早く冷凍することで「鮮度を保てる」
まず、しめじは冷凍されるまでの時間が短いほど鮮度を保つ事ができます。
なので、その日に使わないと分かった時点で素早く冷凍するようにしましょう。そのまましめじを放置しておくと鮮度がどんどん落ちることになります。注意しましょう。
冷凍すると「旨みがアップ」する
キノコ類は旨味がたっぷり詰まった食材です。
しめじを冷凍すると細胞膜が破壊されて旨味成分が滲み出ます。料理に使うと美味しさがアップしますよ。また、しめじには酵素が含まれています。
酵素は旨味だけでなく肉のタンパク質を柔らかくしてくれるので、お肉と一緒に冷凍してから一緒に料理するのもおすすめです。
《 ポイント 》
- 早めに冷凍処理することで鮮度を保てる
- 冷凍すると美味しさがアップする
しめじの冷凍保存方法
- しめじの根元を切り落とす
- しめじをほぐしておく
- フリーザーパックに入れる
- 冷凍庫に保存する
基本的には洗わずに冷凍しましょう。また、そのまま丸ごと冷凍するのではなく、必ずほぐすようにしてください。ほぐす事によって早く冷凍されます。
フリーザーパックに入れて冷凍するときは、金属トレイの上に置いておくと早く冷凍させる事ができます。金属は熱伝導率が非常にいいです。早く冷気をしめじに送る事ができるので結果的に素早く凍結させる事が可能です。
《 ポイント 》
- ほぐして冷凍庫に入れる
- 冷凍庫に入れるときは金属トレイを使うと素早く冷凍できる
しめじを冷凍する時に気を付けること
冷凍するときに気をつける事は以下の2点です。
- しめじは洗わない
- しめじをフリーザーパックに入れるときは空気を良く抜く
この注意点を守るか守らないかでしめじの美味しさがかなり変わってくるので、少し手間ですが守るようにしましょう。
冷凍するときは洗わないようにしてください。しめじを洗ってしまうと風味が落ちる原因になります。また、しめじが傷みやすくもなるので気をつけましょう。
しかし、そのまま冷凍するのに抵抗がある方もいると思います。その場合は、軽く水洗いをしてしっかりと水気を拭き取るようにしましょう。拭き取らずに冷凍するとカビが繁殖してしまう事もあるので注意してください。
また、フリーザーパックに保存する場合はきちんと空気を良く抜く事を忘れないようにしましょう。空気は冷えるのにとても時間がかかります。
しめじは鮮度が落ちやすい食材です。空気が入っていると、凍結する前に鮮度がかなり落ちてしまいます。必ず密閉状態を作るように心がけましょう。
冷凍したしめじの保存期間と解凍方法
ここからは冷凍したしめじの保存期間と解凍のやり方をお伝えします。冷凍した際はぜひこのやり方で解凍してみてください。
冷凍したしめじの保存期間
冷凍したしめじの保存期間は1ヶ月程度が目安です。常温で保存した場合は5〜7日持つと言われています。冷凍保存したほうがかなり日持ちをさせる事が可能です。
保存するときはフリーザーパックに日付を記載しておくと賞味期限がすぐに分かるので便利です。賞味期限切れのしめじを誤って食べる事のないように気をつけてください。
《 ポイント 》
- しめじは冷凍保存する場合は「1ヶ月程度」保存できる
- 保存するときには保存日をフリーザーパックに記載しておく
冷凍したしめじの解凍方法
冷凍したしめじの美味しい解凍の仕方は以下の3つです。
- 凍ったまま加熱調理
- 流水で解凍
- 自然解凍
それぞれどんな料理に適しているのか、調理時のメリットや注意点がありますので、それぞれの解凍方法についてよく確認しておきましょう。
凍ったまま加熱調理するやり方
- 冷凍庫からしめじを取り出す
- 料理にそのまま入れる
凍ったまま加熱調理すると旨味成分がそのまま料理に染み出します。料理の美味しさがぐっとアップするのでおすすめです。また食感も冷凍前とあまり変わらない状態をキープする事ができます。
流水で解凍するやり方
- ザルの上に冷凍したしめじを置く
- さっと流水に流す
- その後加熱料理する
このやり方は炒めものでしめじが凍ったままにならないか心配な方や、洗っていないしめじを使うのに抵抗がある方におすすめです。
注意点としては完全に溶けるまで流水にさらすのはやめましょう。旨味成分がそのまま流れ出てしまいます。しめじが少し柔らかくなったら流水をやめるようにしてください。
自然解凍させるやり方
- 使う日の朝に冷蔵庫に移動させておく
- そのまま料理に入れて使う
自然解凍はあまりおすすめできません。旨味成分が最も逃げやすい解凍のやり方だからです。自然解凍はゆっくりさせるのが大切です。出てしまったドリップは一緒に料理に入れるようにしてください。
《 ポイント 》
- そのまま加熱調理がおすすめ
- 流水解凍は完全に解凍させない
- 自然解凍はあまりおすすめしない
冷凍しめじの使い方
ここからは冷凍しめじの使い方をお伝えします。おすすめの使い方もお伝えするので是非参考にしてみてください。
解凍せず調理が基本
解凍せずにいきなり使ってしまうのが大切です。自然解凍してしまうとしめじからドリップが出てしまいます。ドリップにはかなりの旨味成分と栄養が含まれています。
自然解凍だとその旨味が含まれたドリップを逃してしまうのでかなりもったいないです。基本的には解凍しないでそのまま使うようにしましょう。
おすすめの使い方
おすすめの料理のやり方としてはスープや炒め物になります。スープや炒め物はしめじの食感を最大限に活かす事が可能です。
炒め物でおすすめなのはバター炒めです。バターとしめじの旨味が絶妙にマッチします。また、スープでは味噌汁がイチオシです。味噌としめじは以外にも相性がいい組み合わせとなっています。
《 ポイント 》
- 基本は「解凍せず」調理する
- しめじは「スープや炒め物」がおすすめ
最後に
今回はしめじの冷凍保存のやり方についてお伝えしました。
しめじは、冷凍保存する事によって日持ちがしてなおかつ旨味もアップするなど、メリットがたくさんあります。しめじを冷凍するときには、洗わない事と密閉させる事を忘れないようにしましょう。保存期間は1ヶ月です。
また、解凍のやり方はそのまま加熱料理するやり方がおすすめです。しめじの旨味を逃す事なく楽しめます。料理法はスープや炒め物です。この記事を参考にして美味しい冷凍しめじを料理できるようになりましょう!