フライ返しの選び方とおすすめ7選!

吊るされた白いフライ返し

みなさんは、普段どんなフライ返しを使っているでしょうか。もしかすると、「フライ返しなんて何でもいいんじゃないの?」と思っている方もいるかもしれません。実は、フライ返しは材質やフライパンの種類に応じて使い分けるのがもっともよい選択の方法なのです。では、どのような観点から選ぶべきなのでしょうか?今回はフライ返しの選び方をテーマに取りあげていきたいと思います。

フライ返しを選ぶときのポイント

フライ返しとフライパン

フライ返しの種類で選ぶ

フライ返しには様々な種類があります。

  • 木製
  • ステンレス製
  • シリコン製
  • ナイロン製

みなさんは普段、どんな素材のものを使っているでしょうか?

もしかしたら、お好みで素材を選んでいる方もいるかもしれません。フライ返しを選ぶ際は、調理やフライパンとの相性で決めるのがコツです。

以下に、各素材別の特徴や注意点を挙げてみました。

木製

≪特徴≫

  • 使い道が広く万能。
  • 細かい作業には向かない。

木製フライ返しは見た目がオシャレなので、とても人気があります。先端が丸みを帯びているので、フライパンを傷つける心配もありません。基本的にどんな料理でも使うことができます。

ただし、木製のフライ返しは先端が厚いので、たとえばオムライスの卵焼きをひっくり返したりする細かい作業にはあまり向いていません。

ステンレス製

≪特徴≫

  • とにかく丈夫。耐久性抜群。
  • フライパンを傷つけてしまう恐れがある。

ステンレスは丈夫な金属なので、たとえ先端が薄くても熱で変形するようなことがありません。なので、食材の下にフライ返しを入れてひっくり返す作業がとてもやりやすいのが特徴です。

しかし、ステンレス製は丈夫であるがゆえに、しばしばフライパンを傷つけてしまいます。その点にはくれぐれも気を付けましょう。

テフロン製やホーロー製のフライパンの時には使わないようにしてください。鉄製やステンレスアルミのフライパンにはかなり相性がいいので、その場合はステンレス製フライ返しを使うと良いでしょう。

シリコン製

≪特徴≫

  • 柔らかくて扱いやすい。
  • 臭い移りがある。

柔らかい感触や手触りが好きでよく使っているという女性も多いシリコン製のフライ返し。フライパンを傷つける心配はないし、意外にも耐熱性が高いので、どんな料理にも問題なく使えます。

しかし、シリコン製のフライ返しは料理の色が移ってしまったり臭いがとれなくなることがしばしばあります。

ナイロン製

≪特徴≫

  • コスパ最強。
  • 耐熱性がネック。

様々な素材の中でも、ナイロン製のフライ返しはもっとも価格帯が低く入手しやすいのが最大の特徴です。デザインも豊富だし、使うフライパンに制限がないので、かなり選び甲斐があると言えるでしょう。

ただし、ナイロン製は耐久性の面ではややネック。熱で変形したりすることもあるので、気を付けましょう。

耐熱温度をチェックする

フライ返しの耐熱温度はしっかりとチェックしておきましょう。

素材やメーカーによって耐熱温度に違いがありますので、説明書や注意書きをあらかじめ確認しておくことをおすすめします。

基本的には、たいていの素材は長時間高温下で調理していると、変形や変色が起こるということを覚えておいてください。とくにシリコンやナイロンが顕著ですね。

ステンレスの場合は、300℃でも問題なく使えるものもあります。一方で木製のフライ返しには耐熱温度がありません。木が溶けることがないからです。

どんな高温でも耐えられるし、熱伝導も低いため持ち手が熱くなることもほとんどありません。こういうところが、木製フライ返しのメリットのひとつですね。

洗いやすさや収納のしやすさ

たとえば木製のフライ返しは、先端に付着した汚れやコゲがなかなか取れにくくて、毎度洗い物をするたびに苦労するということがあります。

「もともと木製が好きで使っているけど、最近、洗う時のことを考えるとしんどくなってきた」という方は、いっそこれを機に他の素材を購入してみると良いでしょう。

ステンレス製なら、木製に比べてはるかに洗いやすいです。また、フライ返しに溝や穴が多すぎていつも洗うのが大変だという方も、他の形状のものを選び直してみてください。

収納性の観点もフライ返し選びでは重要です。

フックにかけて吊るしておくなら、当然、持ち手に穴が空いているのがベストです。引き出しに収納するなら、コンパクトなものが選びやすいかと思われます。

また、食洗機を使っているなら、そのフライ返しが食洗機可かどうかも把握しておきましょう。

《ポイント》

  • フライ返しにはそれぞれのフライパンとの相性がある
  • 耐熱温度を確認する
  • 洗いやすさや収納のしやすさで選ぶ

フライ返しのおすすめ7選

ハンバーグとフライ返し

貝印 ターナー SELECT100 DH3012

貝印 ターナー SELECT100 DH3012

貝印 KAI ターナー SELECT100 DH3012

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B0009WCIIG/

調理器具でおなじみの有名メーカー「貝印」から販売されているフライ返し。本製品は、先端が細くて扱いやすく、強度をしっかり実現しているので、食材をフライ返しに乗せてもたわむことなく、安定してひっくり返すことができます。


ティファール フライ返し ターナー エピス

ティファール フライ返し ターナー エピス

ティファール フライ返し ターナー エピス 274389

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B002GCS3MC/

耐熱温度220℃、食洗機もOKのフライ返し。使いやすさを追求したフォルムなので、食材を炒める時に活躍してくれます。


ナイロンミニターナー GF-14B

ナイロンミニターナー GF-14B

ナイロンミニターナー GF-14B

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B009WHYLJS/

業務用としておすすめされている本製品は、持ち手も含めてすべてナイロン製。食洗機も使用可能なので、とても使いやすいのがグッド。シンプルで洗練されたデザインが魅力です。


OXO シリコン ターナー ミニ セサミ

OXO シリコン ターナー ミニ セサミ

OXO シリコン ターナー ミニ セサミ

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B005APM0GW/

コンパクトなサイズで、とても小回りが利くフライ返しです。方々のブログ記事でも取り上げられているほど人気のある逸品。細々とした料理をする際に大活躍することでしょう。お菓子作りが好きな人にもおすすめです。


和平フレイズ ミニターナー 卵焼き用 オレンジページスタイル

和平フレイズ ミニターナー 卵焼き用 オレンジページスタイル

和平フレイズ ミニターナー 卵焼き用 オレンジページスタイル OPS-108

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00JIRVDP2/

卵焼きの調理に特化したフライ返しです。お弁当などでよく卵焼きを作る方にはおすすめ。お弁当用のミニハンバーグや、その他の小さめの食材をひっくり返す時などにも重宝します。


パール金属 へら ナチュラル 木製 クッキング

パール金属 へら ナチュラル 木製 クッキング

パール金属(PEARL METAL) へら ナチュラル 木製 クッキング C-523

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B000EZMJ3C/

軽くて丈夫な木製のフライ返しです。かなり安価なのに品質抜群。木製のフライ返しならぜひ検討してみてください。


KEVNHAUN ケヴンハウン フライ返し

KEVNHAUN ケヴンハウン フライ返し

KEVNHAUN ケヴンハウン フライ返し 全長23cm シリコン エッグターナー KDS986

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B073W94YC5/

先端が広く作られているフライ返しです。ハンバーグやお好み焼き、焼きそばなどをひっくり返す時にとっても便利。二本揃えておくといいかもしれません。

持ち手が短いので、先端に力が伝わりやすいのもメリットのひとつ。力がなく、いつもフライ返しを使うと手や腕が疲れやすいという方におすすめです。

最後に

手に持ったフライ返し

フライ返しは、素材ごとに特性を知って、自分のキッチン事情や使用するフライパンに合わせて選ぶのがコツです。この記事を参考にして、自分にぴったりのフライ返しを選んでみてはいかがでしょうか。

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