美味しい大根の見分け方と選び方9つ!おすすめの大根料理も紹介

大根と大根おろし

大根は冬が旬の野菜で、生でも煮ても焼いてもおいしく食べられます。また、大根は白い根の部分だけでなく、葉も食べられます。大根の種類やおいしい大根の選び方、適切な大根の保存方法、おいしい大根の調理法などを紹介します。大根を丸ごと食べつくしましょう。

大根ってどんな野菜?

葉付き大根

大根は、大人も子供にも人気の冬の野菜です。

旬は11~2月で、寒い時期に煮物や味噌汁、おでんなどで食べる大根は、とてもおいしいものです。

また、大根サラダや大根おろし、刺身のツマなど、生でも食べられ、さまざまな調理法で食べられる野菜です。

そんな大根の選び方や保存方法、美味しい食べ方を紹介します。

大根の種類と特徴

青首大根

青首大根は、その名の通り首が緑色で、その他の部分が白い色をしている大根です。一般的に「大根」と言われるのは、この青首大根のことです。

甘みが強くクセが少ないため人気が高く、一年を通じて生産されます。重さは1~2kgで、どっしりとした重量があります。後述する「おいしい大根の選び方」は、ほとんどこの青首大根についてです。

三浦大根

三浦大根は、神奈川県の三浦半島特産の大根です。首は白く、中央部が膨らんでいる特徴的な形をしており、重量は3~4kgほどです。

また、辛み成分は大変強いものがあります。東京で生まれた練馬大根を改良した大根と言われています。

聖護院大根

聖護院大根は、京野菜の代表的なものです。カブのような丸い形をしており、緻密で柔らかい肉質が特徴です。

味は甘み成分が強くて柔らかいため、煮物に向いています。現在は、京都だけでなくさまざまな地域で生産され、全国で販売されています。

辛味大根

辛味大根は京野菜の一つで、辛み成分が強い大根です。ただし、辛み成分が強い大根は多種類があり、小カブのような球形のものから、少し長めの形状までさまざまな辛味大根が見られます。

また色も、紫色もあれば白色のものもあり、生産地によって栄養成分も異なります。辛味大根は、一般的に大根おろしで食べられ、主に蕎麦などの薬味として使われています。

ラディッシュ

ラディッシュは、別名「二十日大根」と呼ばれ、およそ20日程度で収穫できる大根です。

赤色・白色、どちらもありますが、どちらも中身は白色です。直径は1~2cm、長さは1~4cmほどと小さく、そのまま食されたり、酢漬けなどで食べられます。葉にはβカロテンが豊富に含まれており、身と葉を一緒に食べると美容にも良いでしょう。

紅芯大根

紅芯大根はその名の通り、外見は緑色で中心部は紅色をしています。

わずかな苦みとシャキシャキとした食感、さらにはきれいな紅色をしているため、生食用としてサラダなどに使われます。主に中国から輸入される大根ですが、日本でも作られています。

美味しい大根の見分け方と選び方9つ

大根

大根は、白い部分が根でその上に緑色の葉がついています。大根は、根と葉どちらも栄養素が豊富で食べることができます。美味しい大根の選び方を知り、上手に無駄なく利用しましょう。それでは、部分別においしい大根の見分け方・選び方を見ていきましょう。

【美味しい大根を見分けるポイント】

  • 「重さ」で見分ける
  • 「ひげ根」で見分ける
  • 「葉」で見分ける
  • 「断面」で見分ける
  • 「旬の時期」を知っておく
  • 「芽」で見分ける
  • 「形」で見分ける
  • 「硬さ」で見分ける
  • 傷んだ大根は選ばない

「重さ」で見分ける

美味しい大根の選び方の一つは、重さを確認することです。大根を見分ける際、手に取ってみる人も多いでしょう。

新鮮でみずみずしい大根は、水分を多く含んでいます。そのため、美味しい大根を触ってみると、固くてずっしりとした重量感があります。美味しい大根の選び方は、大根を手に取ってみることから始まります。

「ひげ根」で見分ける

美味しい大根の選び方の一つは、ひげ根を見ることです。収穫したての大根は、ひげ根が少なく表面が滑らかです。しかし、時間がたつにつれてひげ根が伸びてきます。

表面にたくさんの長いひげ根が見られる場合は、鮮度が落ちていると判断できます。また、ひげ根の痕が小さく、まっすぐ並んでいる大根は良品です。

「葉」で見分ける

美味しい大根の選び方の一つは、葉の存在の確認です。大根の葉は、白い根の部分よりも栄養が豊富に含まれています。なるべく葉がついているものを選んで買いましょう。

また、鮮度が落ちてきた大根の葉は徐々に黄色く変色するので、葉や茎が緑色のものを選ぶのが良い選び方です。

「断面」で見分ける

美味しい大根の選び方の一つは、大根を切った断面を見ることです。カットされた大根の選び方は、切り落とされた断面がみずみずしく、きめが細かいものが良いでしょう。

逆に、切り口に巣が入っているカット済み大根は、水分が抜けてしまっています。鮮度が落ちているので、購入は控えたほうが良いでしょう。

「旬の時期」を知っておく

野菜の選び方の中で、もっとも大事なことの一つは、その野菜の旬を知ることです。旬の時期はその野菜がもっともおいしい時期というだけでなく、栄養素も一番多く含まれている時期だからです。

大根は年中販売されていますが、秋から冬にかけて収穫量が増え、旬を迎えます。そのため、美味しい大根は、旬の11月~2月に買うのが良いでしょう。

また、秋冬物の大根は宮崎や千葉、神奈川産が、夏物には北海道産が多いので、産地によってメニューを変えるのも、良い選び方の一つと言えます。

「芽」で見分ける

美味しい大根の選び方の一つは、大根の芽を見ることです。美味しい大根の選び方を考えるうえで、芽を見て選ぶ、という人は少ないでしょう。

しかし、かいわれ大根などのスプラウトは、芽と茎をよく見る必要があります。スプラウトは、サラダや薬味として生食されるため、より新鮮なものを選ぶほうが良いでしょう。茎はまっすぐ伸びており、芽は変色がなく緑色のものが、新鮮なかいわれ大根です。

「形」で見分ける

美味しい大根の選び方の一つは、大根の根の形を見ることです。良い大根は、白い根がまっすぐと伸びて、ふっくらしています。

妙な形に曲がっているものや、細すぎるものは、成長過程で栄養分の不足が考えられます。

「硬さ」で見分ける

美味しい大根の選び方の一つは、大根の硬さを見ることです。表面がみずみずしくてハリとツヤがあり、締まった硬さがあると、美味しい大根です。

傷んだ大根は選ばない

美味しい大根の選び方の一つは、傷んでいないか確認することです。「大根役者」おちう言葉の由来となるほど、大根は言われるほど当たりにくい食材です。

少々傷んでも食べられますが、味は落ちます。傷んだ大根は、断面が茶色くなり、ぬめりが出てきます。また、異臭がしたりカビが生えてくると、食べることはできません。

長期保存していた大根は、傷んでいないかをしっかりと確認しましょう。

大根のおすすめの保存方法

white radish on old and crack wooden surface background, top view

野菜は、買うときの選び方も大事ですが、保存方法も大切です。大根は、調理方法によって適した保管方法が異なります。

「美味しい大根の選び方」で大根を見分け、さらにしっかりとした保存方法で保管し、大根をおいしく食べましょう。

新聞紙に包む

大根は、土の中で育った状態と同じように、立てて保存すると長持ちします。さらに、乾燥しやすい冷蔵庫の中では、新聞紙などに包んで保存しましょう。

新聞紙にくるむことで、1~2週間ほどはみずみずしさを保ったまま保存できます。

冷凍保存する

大根を冷凍保存する場合は、硬めに茹でたり大根おろしにして、小分けにしてから保存しましょう。およそ1ヶ月は、おいしくいただけます。

また、生の大根の皮をむき食べやすい形に切りわけ、冷凍パックに入れて冷凍保存する方法もあります。このまま調理に使えば煮込む時間が圧倒的に短縮でき、弾力のあるおいしい煮物ができます。

大根の葉の保存方法

「美味しい大根の選び方」で前述したとおり、大根は葉付きのほうが望ましいです。ただし、葉付きのままだと栄養分を葉にとられてしまうので、なるべく早く葉を切り落としましょう。

葉は、塩もみするか加熱をしてラップに包んで保存しましょう。冷蔵保存で約3日、冷凍保存で約1ヶ月保存できます。

大根の美味しい食べ方

大根

大根は、場所によって味や食感が異なる野菜です。大根の味は上にいくほど甘く、先のほうにいくほど辛くなります。また、大根は葉も食べることができます。

メニューに応じて大根の部位を使い分ければ、よりおいしく、丸ごと一本食べつくすことができます。

葉を食べる場合

「美味しい大根の選び方」でも前述したとおり、大根は根よりも葉のほうが栄養素が豊富です。

葉を食べる場合は、大根料理に彩りとして茹でた葉のみじん切りを添えたり、味噌汁の具として大根の根と葉を使ったりするのも良いでしょう。炊き立ての白飯に大根の葉や茎を混ぜ込む「菜飯」も、老若男女問わず喜ばれるでしょう。

大根おろしにする場合

大根の上部は甘みが強く、下部は辛味の強い大根おろしが作れます。また、中央部分は水分が多く、甘みや辛みのちょうど良い大根おろしが作れます。

大根おろしは、食べる人の嗜好や使い道によってしぼり加減を変えましょう。また、時間がたつと臭みが出ることがあるので、できるだけ食べる直前におろしましょう。

サラダにする場合

大根の上部(葉が生えているすぐ下)は、固くて甘味が強いのが特徴です。そのため、大根サラダなど、生食するのに向いています。

めんつゆやドレッシング、梅肉など、味付けを変えることでレパートリーが増えます。また、ピーラーで切ったり、包丁で切る方向を変えたりすると、違う食感を楽しめます。

煮物にする場合

大根の煮物は、なるべく一番柔らかくて厚みもある大根の中央部で作りましょう。

大根だけで煮ても良いですが、肉や魚介類などと煮ても味の邪魔をせず、むしろ肉や魚介類の煮汁を吸うためおいしい料理になります。大根が軟らかくなるまでしっかりと煮込むことが重要です。

おすすめの大根料理と調理法

Fresh Japanese radish white background

日本人で、大根を嫌いという人は少ないでしょう。大根は、部位ごとに適したたくさんのレシピがあります。

美味しい大根の選び方と美味しい大根料理の作り方を頭に入れておけば、毎日の献立作りに困ったとき、役に立ちます。

大根ステーキ

焼くだけの簡単レシピ、大根ステーキを紹介します。

材料は、塩・胡椒、すりおろしにんにく、料理酒、醤油、そして大根です。大根は輪切りにして下茹でし、 フライパンに油を熱し、塩・ブラックペッパーで下味をつけた大根の両面をよく焼きます。 火を止めて、あらかじめボウルに混ぜておいた調味料を加えて絡めます。

卵焼き

だし巻き卵(卵焼き)やサンマの塩焼きに大根おろしを添える人もいるでしょう。大根おろしは、生食ならではの栄養素が摂取できます。

大根おろしには、消化を助ける酵素やビタミンCが豊富に含まれ、脂質やたんぱく質の多い料理に添えると、それを補うことができます。卵焼きやサンマの塩焼きに添える際は、少し固めに大根おろしの水気を絞りましょう。

和風パスタ

和風パスタにも大根は用いられます。よく見られるレシピは、パスタ、キノコ、ツナなどを麺つゆや醤油などで味付けし、大根おろしと大葉などを盛り付ける和風パスタです。また、大根の葉と豚肉または納豆などを麺つゆや醤油で炒めて、パスタと混ぜ合わせる和風パスタも人気があります。

どちらも一品でたんぱく質やビタミン類をとることができるレシピです。

おでん

出汁がよく沁みたおでんの大根は、常に人気トップを争う具材であり、おでんにはなくてはならない野菜です。

大根は皮を厚めにむき、面取りします。大根の片面に深さ1cmほどの切りこみを十字に入れ、米のとぎ汁で柔らかくなるまで下茹でしましょう。おでんの大根は、上部か中央部がおすすめです。

大根の選び方を知り美味しく調理しましょう

だいこん

おいしい大根の選び方はそれほど難しくはありません。知識がなくとも、無意識においしい良質の大根を選んでいることもあるでしょう。しかし、あまり知られていない選び方の秘訣もあります。

おいしい大根の選び方をしっかりと頭に入れて、種類に応じた調理法で、美味しく大根を食べつくしましょう。

大根と大根おろし

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