みょうがの旬の時期!下ごしらえのコツや美味しい食べ方まで

みょうが

爽やかな風味が口に広がり味を引き立ててくれるみょうが。暑い季節の香味野菜のイメージが強いと思いますが、春先から秋までその味わいを楽しむことができます。旬の時期や美味しいみょうがの選び方、みょうがの風味を損ねない正しい下ごしらえや美味しい食べ方などご紹介します。

みょうがの旬の時期と産地

みょうが

美味しい時期は6~10月頃

生姜の仲間でもあるみょうがは「花みょうが」とも呼ばれ、スーパーなどでは1年を通して手に入る香味野菜です。ハウス栽培もおこなわれていますが、みょうがの美味しい時期は6~10月の初夏から秋にかけての時期です。

中でも、6月から8月の夏に収穫されるみょうがは「夏みょうが」、9月10月に収穫されるみょうがは「秋みょうが」と呼ばれています。夏のイメージの強いみょうがですが、実は秋みょうがのほうが粒も大きくふっくらとして美味しいと言われています。

みょうがだけの旬は3~5月

みょうがだけとは、みょうがの茎を軟白栽培したもので、タケノコのようなものです。このみょうがだけの栽培はとても手間がかかり、露地栽培で根株を大きくして植え返すため収穫するまで1年以上かかります。

ハウス栽培もされているため11月から5月くらいまで出回りますが、最も美味しいと言われている時期は3月から5月です。

ハウス栽培は通年出荷

みょうがはハウス栽培で通年出荷されていますが、その多くが高知県で栽培されているものです。割合でいうと全国の8割程度を占めています。

露地栽培の産地としては秋田県や奈良県、群馬県などが有名です。みょうがだけは栽培している地域は限定されていて、宮城県と京都が主な産地です。

美味しいみょうがの見分け方

みょうが

美味しいみょうがを見分けるには、ふっくらと丸みがあって、ツヤのよいものを選びます。全体的には丸みがありますが、先端部分はしっかりと閉じられて締りのよいものがおすすめです。

持ってみた時に重みを感じるものも美味しいみょうがであると考えられます。自生しているみょうがを収穫する際は、白い花が咲く前に収穫しましょう。

みょうがの正しい保存方法

みょうがのみじん切り

基本は冷蔵保存

みょうがは乾燥に弱いため、そのまま冷蔵庫に保管はしないようにしましょう。

ラップなどでしっかりと密閉して野菜室で保管してください。もうひと手間かけられるなら、水で湿らせたキッチンペーパーでみょうがを包み、ラップをして保存するとより乾燥から守ることができます。

乾燥からしっかり守ることで4、5日保存してもシャキシャキ感が損なわれずに味わえるでしょう。刻んだみょうがの保存も同じようにしっかりとラップで密閉してできるだけ早く使い切るようにして下さい。

どうしても使い切れない時は冷凍保存

みょうがの魅力は独特の風味とシャキシャキとした食感です。冷凍することで香りも弱まりシャキシャキ感も失われてしまいます。

そのため冷凍保存はあまりおすすめできませんが、使い切ることができなかった場合はラップに包んで冷凍をして、味噌汁の具材や炒め物など加熱料理に使うと良いでしょう。

みょうがの正しい下ごしらえと食べ方

カットした茗荷

下ごしらえ

みょうがの洗い方は、泥などがついていたら優しく洗い流す程度です。

ツヤツヤとキレイな皮であればむかずにそのまま使いましょう。また、みょうがの香りはとても繊細で揮発性も高いため、刻み置きには不向きです。

時間が経つと独特の風味がどんどん損なわれていきますので、使う直前に刻むようにしましょう。刻んだみょうが、そのままではアクがあり苦味などもあるためサッと水にさらします。

特に生でそのまま薬味として使う時は、キンキンに冷やした氷水にくぐらすときゅっと締り、歯ごたえも色合いも良くなります。あまり長く水にさらすと、せっかくの風味が落ちてきてしまうため気をつけましょう。

切り方

みょうがを小口切りのように使う時は、繊維を切るように刻んでいきます。半分に切って輪切りにしながら端から切っていきましょう。

この刻み方は、みじん切りのように口の中でごわつかず、他の食材と混ぜる時にも絡みやすいのが特徴です。千切りのように縦長に細く切る方法もあります。

半分に切ってから縦に千切りにしていったり、繊維に沿うよう斜めに切るのも良いでしょう。この切り方は、シャキシャキの歯触りが活かせて盛り付けもしやすいです。箸でつまみやすいので、みょうがの風味だけでなく食感も楽しみたいときにもおすすめです。

食べ方

香味野菜のため主役として料理に使うより風味、歯触りのアクセントとして使うことが多いです。

冷奴やそうめんなどの薬味に使ったり、酢のものや和え物に入れてもよいでしょう。味噌汁の具材も香りが広がります。味噌汁に入れる場、みょうがは火を止めた後に入れて下さい。

また、定番の酢漬けも人気です。漬けてから2、3日で食べれるようになり長期保存もできるため、大量にみょうががある時はおすすめです。また、天ぷらや素揚げにしても美味しいですが、香は揚げたてでないと楽しめませんので揚げたてを食べるようにしましょう。

旬のみょうがの美味しい食べ方3選

ミョウガの甘酢漬け

長期保存もできる定番レシピの甘酢漬け

材料

  • みょうが:6個
  • 穀物酢:大さじ2
  • 砂糖:大さじ1/2
  • 塩:ひとつまみ

作り方

  1. 根元の茶色い部分を薄く切り落としたみょうがを縦半分に切ります。
  2. 沸騰したお湯で30秒ほどさっと茹でます。
  3. ざるにあげて水気を切ります。
  4. ボウルに調味料を混ぜ合わせます。
  5. みょうがを入れてよく和えたら完成です。

ゆでた直後は茶色っぽい色ですが、調味液につけることで色鮮やかなピンク色になります。調味液は少なめでもボウルの中でよく和えることで味が浸み込みます。

保存容器に移したら、食べる時は下のほうから食べ始めると漬かりが良いのでおすすめです。サッとゆでて漬けるだけなので短時間で作れ、みょうが独特の風味が口の中に広がるみょうがの定番レシピです。


シンプルに旬のみょうがを味わうごま油和え

材料

  • みょうが:3個
  • しょう油:小さじ1
  • ごま油:大さじ1
  • 白炒りごま:大さじ1

作り方

  1. みょうがは根元を切り落とし半分に切ってから千切りにします。
  2. 水にさらして水気を切ります。
  3. ボウルに調味料を入れて混ぜ、水気を切ったみょうが加えてよく和えたら完成です。

冷蔵庫で少し寝かせてから食べると味が馴染んでさらに美味しいです。そのまま食べたり冷奴の薬味として使うのもおすすめです。みょうがの風味が味わえるシンプルなレシピです。


少ない油でOK!みょうがと青じそのかき揚げ

材料

  • みょうが:6個
  • 青じそ:6枚
  • 薄力粉:大さじ2
  • 片栗粉:大さじ2
  • 水:大さじ2

作り方

  1. みょうがと青じそを細切りにしてボウルに入れて軽く混ぜ合わせます。
  2. そこへ薄力粉と片栗粉を加えて菜箸を使い全体にまぶします。
  3. 水を加え、粉っぽさが無くなるまでさっくりと混ぜていきます。
  4. 小さ目の鍋に油を1.5㎝ほど入れて180度に熱します。
  5. 衣を絡めたみょうがと青じそを菜箸で食べやすい大きさにまとめて鍋に入れます。
  6. 最初はそのままさわらず、衣が固まってきたら裏返し裏面も揚げて完成です。

薬味が主役の風味が広がるかき揚げです。しっかり揚げずに、衣が固まったらすぐに油から上げましょう。長時間揚げていると、食感も色も悪くなりますので揚げすぎには気を付けて下さい。そうめんやそばと一緒に食べたい1品です。

最後に

冷や奴

薬味で使えば味を引き立ててくれるみょうがですが、あの独特の香りはαピネンという成分によるものだそうです。

この成分には、胃の働きを活発にしたり、発汗や呼吸、血液循環などの機能を促す働きがあると言われています。また、みょうがは高血圧予防や冷え症の改善にも効果的と言われています。

みょうが

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