目次
コンクリートを掃除する方法
用意するもの
- コンクリート専用の洗剤
- 金属製のたわし(+アルカリ性の洗剤)
- メラミンスポンジ
コンクリート専用の洗剤で掃除する
決して安価ではないのですが、コンクリート専用の洗剤が販売されています。ホームセンターで購入することができます。近所のホームセンターで販売されていない場合には、インターネットで購入すると良いのではないでしょうか。コンクリート専用の洗剤なので、どの洗剤よりもキレイに掃除することができます。
金属製のたわしで掃除する
金属製のたわしを使って掃除する場合には、アルカリ性の洗剤を用意します。手が荒れてしまわないようにゴム手袋も用意しておくと良いです。コンクリートを水で濡らし、アルカリ性の洗剤をかけます。そのまま10分ほど放置してください。汚れが浮いてきたら金属製のたわしで擦り洗いをします。
メラミンスポンジで掃除する
汚れが少ない場合や一部分の汚れだけを掃除したい場合にはメラミンスポンジで擦り落とすという方法もあります。しかし、凹凸に入り込んでしまっている汚れまでは落とすことができないので、表面だけ汚れている場合には有効的な方法だと思います。
コンクリートの汚れの種類に合わせた掃除方法
コンクリートの黒ずみ汚れを掃除する方法
用意するもの
- スプレーボトル
- 漂白剤
- 水
- キッチンペーパー
- ゴム手袋
掃除の手順
- スプレーボトルに水と漂白剤を入れます。(漂白剤を水で3倍くらいに薄めます)
- 薄めた漂白剤をキッチンペーパーに少し振りかけ、黒ずみ汚れが気になる部分に張り付けます。
- 貼り付けたキッチンペーパーの上から、さらに薄めた漂白剤を振りかけます。
- 黒ずみ汚れが取り除けたら水洗いをして流します。
黒ずみ汚れをスッキリ落とすことができるのですが、その部分だけ白くなり、他の部分と色が違うことで目立ってしまうというデメリットがあります。ある程度の時間が経てば馴染んで気にならなくなると思います。
コンクリートの油汚れを掃除する方法
用意するもの
- 重曹
- たわし
- お湯
- ゴム手袋
掃除の手順
- 油汚れが気になる部分に重曹を振りかけます。
- その上からお湯を少しだけかけます。(重曹がペースト状になる程度の量です)
- 重曹をコンクリートに擦り込むようなイメージで、たわしで擦ります。
- 数時間放置した後、再びたわしで擦ります。(まだ汚れが落ちなかったら、1~4を繰り返し行ってみてください。)
- 油汚れが落ちたら水で洗い流します。
コンクリートについてしまった鳥のフンを掃除する方法
時間が経ってしまった鳥のフンはコンクリートにガチガチにかたまってしまっていると思います。水やお湯をかけてやわらかくしてから、たわしなどで擦り洗いをしてみてください。油汚れを掃除する方法でご紹介した、重曹を使った掃除方法でも落とすことができると思います。
《 鳥の糞など特殊な汚れ落としポイント 》
- 鳥の糞は洗剤や重曹を使用する、落ちない場合高圧洗浄機を使用する
- ガムは氷で冷やす、または熱湯を掛けた後スクレーパーなどで削る
- 血液はアルカリ性の洗剤を塗布し水洗いする、落ちない場合ヤスリで表面を削る
コンクリートに発生したカビを掃除する方法
基本的にはカビが発生しにくいとされているコンクリートですが、稀にカビが発生してしまうことがあります。もし、カビが発生してしまった場合には黒ずみ汚れを掃除する方法と同じように、漂白剤を使って掃除するのがおすすめです。
《 よくある汚れの落とし方ポイント 》
- カビは水洗いしてから洗剤を使用する、落ちない場合高圧洗浄機を使用する
- コケは水洗いしてから洗剤を使用する、落ちない場合高圧洗浄機を使用する
- サビは洗剤を使用する、落ちない場合表面をヤスリで削る
コンクリートの汚れを防止する方法
コンクリートに使用することができる保護剤や塗料を塗っておくと汚れを防止することができます。汚れを防止することができるだけではなく、コンクリートの寿命を延ばすこともできるので、早めに使用しておくのがおすすめです。
まとめ
狭い範囲のコンクリートを掃除するのであれば、ご紹介した方法でキレイにすることができると思います。しかし、広い範囲のコンクリートを手で掃除するのは大変ですよね。たわしではなくデッキブラシを使っても良いと思います。高圧洗浄機があると本当に便利で、簡単にキレイにコンクリートを掃除することができますので、検討されてみても良いのではないでしょうか。