フローリングを掃除をするときの便利な道具と掃除のコツ

Wiping a floor with a floor wiper

フローリングはきちんと掃除をして手入れをしないとすぐに汚れが目立つ場所です。しかし掃除自体は簡単なので、誰でも気軽に行うことができます。今回は、フローリング掃除にオススメしたい便利なアイテムや掃除の手順などを取り上げていきます。「フローリングワイパー」は、フローリングを傷つけることなく、細かいゴミを集める道具です。ドライタイプとウェットタイプのシートを使い分ければ、皮脂汚れもスッキリ拭き取ることができます。

フローリングを掃除するときに便利な道具

フローリング掃除の定番「フローリングワイパー」を紹介します。

 フローリング掃除の定番フローリングワイパー

花王 クイックルワイパー出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B005AILJ3O/

クイックルワイパー フロア用掃除道具 本体+2種類シートセット

フローリングを掃除する道具の定番はやはり「フローリングワイパー」です。世間ではよく「クイックルワイパー」という商品名で知られています。他にもフローリングモップ、ペーパーモップなど様々に呼び方はありますが、基本的に用途としてはどれも同じです。

フローリングワイパーは、先端(ヘッド)に大まかな違いがあります。使い捨てシートを何度も使うタイプと何度も洗って使うタイプの2種類が主な系統です。ヘッド部分の大きさや、持ち手の長さにも個性があるので、どんな場所を掃除するかによって使い分けることができます。

使い捨てシート型フローリングワイパーの特徴

クイックルワイパー フロア用掃除道具 ドライシート出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00EOHQPHC/

クイックルワイパー フロア用掃除道具 ドライシート 40枚
【大容量】クイックルワイパー フロア用掃除道具 立体吸着ウエットシート 32枚

使い捨てシート型は、掃除後に汚れたシートを捨てるので手入れがラクラク。ワイパーのヘッドを洗う必要もなく、時間の節約になるのが最大のメリットですね。

メーカーごとに若干違いはありますが、使用しているワイパーメーカーの純正品に関係なく使えるので、買い換えにもストレスがありません。しかもドライタイプとウェットタイプがあるので、一本のワイパーさえあれば、シチュエーションに応じて使い分けられるのも魅力のポイントです。

クロス型フローリングワイパーの特徴

山崎産業 フロアワイパー コンドル ぞうきんとシートが使えるフローリングワイパー 抗菌 マイクロファイバー クロス付き出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B07JM3KRDL/

山崎産業 フロアワイパー コンドル ぞうきんとシートが使える 抗菌 マイクロファイバー クロス付き 伸縮タイプ

一方、フローリングワイパーのヘッド部分にクロス(雑巾)を装着するタイプは、掃除ごとに洗う必要があります。やや手間はかかりますが、汚れたクロスを洗えば何度でも使用できるので、使い捨てシート型と比べてかなりコストパフォーマンスに優れているのがポイントです。

フローリングワイパー専用クロスでなくとも、普通の雑巾でも転用できるので、意外に融通性があるのも魅力。

フローリングワイパーは自分の好みで使い分けよう

どちらのフローリングワイパーがおすすめかという点については、みなさんのお好みです。いちいちヘッドクロスを洗濯するのが面倒なら、多少コストがかかりますが使い捨てシート型が良いでしょう。シートの買い換えが億劫なら、クロス型が向いていると言えます。

フローリングを掃除をするとき手順とのコツ

フローリングワイパーを使って掃除する手順やコツを紹介します。

床の大きなゴミを掃除機で吸う

フローリンクワイパーの前に掃除機をかける

まずはフローリングの大きなゴミ(ホコリや髪の毛など)を掃除機で一通り吸っておきましょう。いきなりフローリングワイパーをかけると、大きなゴミがまとわりついてすぐに掃除能力が落ちてしまいます。特に、使い捨てシート型がそうなりやすいので気をつけましょう。

ホコリは壁際の隅の方に溜まりやすいので、壁際に沿いながら掃除機をかけるのがコツ。掃除の効率がよくなります。また、掃除機でフローリングが傷つくのが嫌なら、塵取りやドライタイプのフローリングワイパーでゴミをかき集める方法がオススメです。

フローリングの溝も掃除する

フローリングの溝を掃除する

フローリングの木目や板の溝にゴミが挟まっていることもありますので、その場合はヘラや使い古しの歯ブラシで取り出しましょう。それを放置したまま掃除しても見栄えが悪いですし、その溜まったゴミがダニの温床となり、アレルギーを引き起こす原因にもなりかねません。

終わったらフローリングワイパーで綺麗に掃除!

フローリングワイパーを使う女性

大きなゴミの除去が終わったら、いよいよフローリングワイパーの出番です。シミや皮脂汚れなどをキレイにしましょう。使い捨てシート型ならウェットタイプ、クロス型なら濡らした状態で行いましょう。

以上がフローリングワイパーの使い方の手順とコツです。基本的にはこれだけでフローリングをきれいにすることができます。

フローリングの掃除するときの注意点

注意マーク

フローリングを長持ちさせるためには、いくつか注意しなければならない点があります。

使ってはいけない掃除用具とは?

もともとフローリングは、傷つかないように表面をコーティング処理が施されています。ですから、掃除をする際はコーティング剤をはがさないようにする必要があります。

基本的には、乾拭きや水拭き、ウェットタイプの掃除シートを使うかぎりはその心配はないのですが、掃除の定番アイテム「重曹」や「クエン酸」を使うのは絶対にNGです。酸性の洗浄剤は非常に強力なため、コーティング剤(ワックス)が剥がれてしまいます。液体洗剤を使うなら、中性系やフローリング専用洗剤を使用しましょう。

ワックスがけをする際の注意点

ワックスは使用するときの環境に注意が必要です。気温が低い日や、湿度と温度がともに高い時はワックスがけをしないようにしてください。そのような状況で使用すると、ワックスの成分が白濁して、フローリングをかえって汚してしまう恐れがあります。

カーペットやラグマットの下も定期的に掃除をしよう

フローリングを傷から守るためにカーペットやラグマットを敷いている人も多いことでしょう。その場合、掃除をする時には定期的にカーペットやラグマットの下も掃除するようにしましょう。湿気やホコリが溜まっているので、長期間放置しておくとカビが生えてしまうからです。

賃貸の場合、退去する時に大変な思いをするので、定期的に掃除をするよう心掛けてください。掃除をする際は、殺菌・除菌をするために消毒用アルコールを薄めて拭き掃除をするのが効果的です。

お掃除ロボットで掃除

ブラーバ 371j アイロボット 床拭きロボット 静音 簡単操作 水拭き・乾拭き 落下防止 B371060出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B07S4S9X65/

ブラーバ 390j アイロボット 床拭きロボット 水拭き 雑巾かけ 静音 洗剤付き

いまではすっかり普及した掃除ロボット。「ルンバ」が有名ですが、現在は掃除ロボットの性能も各段に飛躍しています。

もしも頻繁にフローリング掃除をするのが大変だというのなら、掃除ロボットを導入するのもひとつの手です。毎日やってくれるので、自分で掃除をするよりもかなり効果があります。

その中でもおすすめなのがiRobotシリーズが販売している「ブラーバ」(Braava)です。

これは、水拭きと乾拭きの両方を行ってくれる優れた掃除ロボットで、まさにフローリング掃除にピッタリ。レンタルもできるので、導入を検討してみる価値がありそうです。

フローリングをキレイな状態で保つためのコツ

A blue floor mop stands on a tile floor.

ワックスがけを1ヶ月に1度する

フローリングは傷に敏感な床です。もともと表面がコーティング処理してありますが、経年劣化によって次第にコーティング剤は剥がれていきます。定期的にワックスをかけるのがフローリングをキレイに保つためのポイントです。頻度でいうと、1カ月に1度がベストです。

「ワックスがけ」は難しそうなイメージがありますが、案外そうでもなく、フローリングワイパーのヘッドに付けるだけでOKのワックスシートが市販されています。これを使えばワックス液を使うことなく手軽に処理ができるのでオススメです。

最後に

床拭きをする女性、ワイパー、部屋、ソファー

フローリング掃除は、フローリングワイパー一本で簡単に掃除ができます。毎回水拭きをしなくても十分に綺麗になるので、よほど目立つ汚れでなければ、基本的には乾拭きでOKです。

定期的にウエットタイプのシートや濡らしたクロスで掃除をして、ワックス処理を行うと、綺麗なフローリングを維持できます。

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よくある質問

  • フローリングの掃除方法は?

    ・毎日の掃除はモップを使う
    ・週に2〜3回は掃除機をかける
    ・月に2〜3回は水拭きをする

    >> 詳しくはこちら

  • フローリングの水拭き方法は?

    水拭きは月に2〜3程度で大丈夫です。水拭きは少し注意事項があります。水拭きするときはきちんと雑巾を絞るようにしてください。

    びちゃびちゃのまま拭いてしまうと水滴があとになってしまい掃除したのに汚く見えてしまうというような事態になりかねません。固く絞った雑巾で拭くようにしましょう。

    また、拭くときにはゴシゴシこすってはいけません。優しく拭き取るようにしてください。強くこすってしまうとフローリングを傷める原因になってしまいます。優しく撫でるように拭いてあげましょう。雑巾がけは木目に沿ってかけると溝の汚れもきれいに取ることができるのでおすすめです。

    >> 詳しくはこちら

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