目次
フローリングを掃除するときに便利な道具
フローリング掃除の定番「フローリングワイパー」を紹介します。
フローリング掃除の定番フローリングワイパー
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B005AILJ3O/
フローリングを掃除する道具の定番はやはり「フローリングワイパー」です。世間ではよく「クイックルワイパー」という商品名で知られています。他にもフローリングモップ、ペーパーモップなど様々に呼び方はありますが、基本的に用途としてはどれも同じです。
フローリングワイパーは、先端(ヘッド)に大まかな違いがあります。使い捨てシートを何度も使うタイプと何度も洗って使うタイプの2種類が主な系統です。ヘッド部分の大きさや、持ち手の長さにも個性があるので、どんな場所を掃除するかによって使い分けることができます。
使い捨てシート型フローリングワイパーの特徴
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00EOHQPHC/
使い捨てシート型は、掃除後に汚れたシートを捨てるので手入れがラクラク。ワイパーのヘッドを洗う必要もなく、時間の節約になるのが最大のメリットですね。
メーカーごとに若干違いはありますが、使用しているワイパーメーカーの純正品に関係なく使えるので、買い換えにもストレスがありません。しかもドライタイプとウェットタイプがあるので、一本のワイパーさえあれば、シチュエーションに応じて使い分けられるのも魅力のポイントです。
クロス型フローリングワイパーの特徴
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B07JM3KRDL/
一方、フローリングワイパーのヘッド部分にクロス(雑巾)を装着するタイプは、掃除ごとに洗う必要があります。やや手間はかかりますが、汚れたクロスを洗えば何度でも使用できるので、使い捨てシート型と比べてかなりコストパフォーマンスに優れているのがポイントです。
フローリングワイパー専用クロスでなくとも、普通の雑巾でも転用できるので、意外に融通性があるのも魅力。
フローリングワイパーは自分の好みで使い分けよう
どちらのフローリングワイパーがおすすめかという点については、みなさんのお好みです。いちいちヘッドクロスを洗濯するのが面倒なら、多少コストがかかりますが使い捨てシート型が良いでしょう。シートの買い換えが億劫なら、クロス型が向いていると言えます。
フローリングを掃除をするとき手順とのコツ
フローリングワイパーを使って掃除する手順やコツを紹介します。
床の大きなゴミを掃除機で吸う
まずはフローリングの大きなゴミ(ホコリや髪の毛など)を掃除機で一通り吸っておきましょう。いきなりフローリングワイパーをかけると、大きなゴミがまとわりついてすぐに掃除能力が落ちてしまいます。特に、使い捨てシート型がそうなりやすいので気をつけましょう。
ホコリは壁際の隅の方に溜まりやすいので、壁際に沿いながら掃除機をかけるのがコツ。掃除の効率がよくなります。また、掃除機でフローリングが傷つくのが嫌なら、塵取りやドライタイプのフローリングワイパーでゴミをかき集める方法がオススメです。
フローリングの溝も掃除する
フローリングの木目や板の溝にゴミが挟まっていることもありますので、その場合はヘラや使い古しの歯ブラシで取り出しましょう。それを放置したまま掃除しても見栄えが悪いですし、その溜まったゴミがダニの温床となり、アレルギーを引き起こす原因にもなりかねません。
終わったらフローリングワイパーで綺麗に掃除!
大きなゴミの除去が終わったら、いよいよフローリングワイパーの出番です。シミや皮脂汚れなどをキレイにしましょう。使い捨てシート型ならウェットタイプ、クロス型なら濡らした状態で行いましょう。
以上がフローリングワイパーの使い方の手順とコツです。基本的にはこれだけでフローリングをきれいにすることができます。
フローリングの掃除するときの注意点
フローリングを長持ちさせるためには、いくつか注意しなければならない点があります。
使ってはいけない掃除用具とは?
もともとフローリングは、傷つかないように表面をコーティング処理が施されています。ですから、掃除をする際はコーティング剤をはがさないようにする必要があります。
基本的には、乾拭きや水拭き、ウェットタイプの掃除シートを使うかぎりはその心配はないのですが、掃除の定番アイテム「重曹」や「クエン酸」を使うのは絶対にNGです。酸性の洗浄剤は非常に強力なため、コーティング剤(ワックス)が剥がれてしまいます。液体洗剤を使うなら、中性系やフローリング専用洗剤を使用しましょう。
ワックスがけをする際の注意点
ワックスは使用するときの環境に注意が必要です。気温が低い日や、湿度と温度がともに高い時はワックスがけをしないようにしてください。そのような状況で使用すると、ワックスの成分が白濁して、フローリングをかえって汚してしまう恐れがあります。
カーペットやラグマットの下も定期的に掃除をしよう
フローリングを傷から守るためにカーペットやラグマットを敷いている人も多いことでしょう。その場合、掃除をする時には定期的にカーペットやラグマットの下も掃除するようにしましょう。湿気やホコリが溜まっているので、長期間放置しておくとカビが生えてしまうからです。
賃貸の場合、退去する時に大変な思いをするので、定期的に掃除をするよう心掛けてください。掃除をする際は、殺菌・除菌をするために消毒用アルコールを薄めて拭き掃除をするのが効果的です。
お掃除ロボットで掃除
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B07S4S9X65/
いまではすっかり普及した掃除ロボット。「ルンバ」が有名ですが、現在は掃除ロボットの性能も各段に飛躍しています。
もしも頻繁にフローリング掃除をするのが大変だというのなら、掃除ロボットを導入するのもひとつの手です。毎日やってくれるので、自分で掃除をするよりもかなり効果があります。
その中でもおすすめなのがiRobotシリーズが販売している「ブラーバ」(Braava)です。
これは、水拭きと乾拭きの両方を行ってくれる優れた掃除ロボットで、まさにフローリング掃除にピッタリ。レンタルもできるので、導入を検討してみる価値がありそうです。
フローリングをキレイな状態で保つためのコツ
ワックスがけを1ヶ月に1度する
フローリングは傷に敏感な床です。もともと表面がコーティング処理してありますが、経年劣化によって次第にコーティング剤は剥がれていきます。定期的にワックスをかけるのがフローリングをキレイに保つためのポイントです。頻度でいうと、1カ月に1度がベストです。
「ワックスがけ」は難しそうなイメージがありますが、案外そうでもなく、フローリングワイパーのヘッドに付けるだけでOKのワックスシートが市販されています。これを使えばワックス液を使うことなく手軽に処理ができるのでオススメです。
最後に
フローリング掃除は、フローリングワイパー一本で簡単に掃除ができます。毎回水拭きをしなくても十分に綺麗になるので、よほど目立つ汚れでなければ、基本的には乾拭きでOKです。
定期的にウエットタイプのシートや濡らしたクロスで掃除をして、ワックス処理を行うと、綺麗なフローリングを維持できます。