目次
公園などのアルミ缶持ち去り 被害総額が5000万円超と判明し話題に
名古屋市で、公園や住宅街に出された資源ごみのアルミ缶が持ち去られる被害が深刻化しています。金属価格の高騰を背景に持ち去り行為が増え、市が試算した年間の被害総額が5000万円以上にのぼることが分かり、注目を集めています。
市によりますと、アルミ缶持ち去りの通報は2020年度の6件から2024年度には152件と、25倍以上に増加。適正に回収していれば市の歳入となり、市民サービスに充てられたはずの資源が失われているとして、深刻な問題とされています。
一方、持ち去る人の多くは生活に困窮しているケースが目立ち、「生活のため」と話す人や、行政の支援を受けることに抵抗を示す人もいます。アルミ缶は金属買取業者に1kgあたり200〜250円程度で売れるため、重要な収入源になっているといいます。
名古屋市は2026年4月の施行を目指し、資源ごみの持ち去りを禁じる条例案を提出する方針で、従わない場合は50万円以下の罰金を科す内容が盛り込まれています。市は規制と並行して、持ち去りを行う人への支援につなげたい考えです。
年間300トンに及ぶとされるアルミ缶の持ち去り。大きな損失が明らかになったことで、問題への関心はさらに高まりそうです。
この話題に寄せられたネットの声

「自宅前に収集場がありますが、深夜とかに自転車で来て堂々と袋詰めしてます」
「アルミも高騰してるからね」
「買い取り業者は盗難品と知りながら買い取ってるってこと?」
「幼少期からアルミ缶を回収している方々を目にしていたから当たり前の光景になっていて気に留めたこともなかった。言われてみれば回収側の資源ということになるわけですもんね…」
「最近は外国人の方が数人で大型トラックで現れてかっさらってってるよね」
「ウチは若いママが缶漁ってます。自転車いっぱい集めると3000円くらいになるみたいです」
この話題には数多くの意見が寄せられていました。









