車のメンテナンスを1度もしないと、どうなる?考えられる悪影響とお手入れをする頻度とは

皆さんは車を定期的に点検・メンテナンスしていますか。推奨されている頻度でメンテナンスを行わなければ、さまざまな悪影響が及びます。本記事では、車をメンテナンスしないとどうなるのか、また推奨されているメンテナンス頻度をまとめました。

車のメンテナンスは定期的に行うことが推奨されている

皆さんは、愛車のメンテナンスをどのくらいの頻度で行っていますか。メンテナンスと言っても、全体的なメンテナンスもあれば、部品ごとに交換が必要になるケースもあり、一概にどのくらいでメンテナンスをするべきとは断言できません。

また、車をどのくらい走行させているか、どのような運転をしているかによっても、車の劣化具合は異なるので、まずは日常的にセルフチェックを行い、気づいた点があれば整備工場やディーラーで点検してもらうことをお勧めします。

車のメンテナンスは、車を維持する上で非常に重要です。怠ってしまうと、さまざまな悪影響が懸念されるので、必ず定期的に行いましょう。

車のメンテナンスを一度もしないと考えられる悪影響

もしも車のメンテナンスをしなかった場合、どのような悪影響が考えられるのでしょうか。

基本的な性能が低下して走行しづらくなる

車を定期的にメンテナンスしていないと、車が劣化してしまうため、車が持つ本来の能力を発揮することができなくなります。

バッテリーの劣化やエンジンの動作不全など、運転している中で「あれ?」と走行しづらい感覚を覚えることもあるでしょう。基本的な性能が低下してしまうと、事故につながる危険もあるため非常に危険です。

燃費が悪化して維持費の負担が増える

車が本来の性能を正常に発揮できないということは、それだけ多くのエネルギーを使って車体を走行させなければなりません。

したがって、正常時よりも負担が増え、燃費が悪くなることが考えられます。余計なエネルギー(ガソリン)を使用するため、ガソリンを給油する頻度も上がり、車のあらゆる部分に負荷がかかり、部品の寿命も縮まりやすくなるでしょう。

安全面で懸念が強まり事故につながる恐れも

先ほど少し触れましたが、車を定期的にメンテナンスしなければ、車のあらゆる部分が劣化し、正常に走行できなくなる恐れがあります。

すると、ブレーキの効きが悪くなったり、視野が不明瞭になったり、タイヤの空気圧が足りずに正常に走行できなくなったりすることも……。こうした状況は重大な事故を招く恐れがあるため、安全のためにも必ずメンテナンスを実施してください。

部品が劣化・故障して高額な修理費が必要に

メンテナンスにはお金がかかるから、と怠っている人は少なくありません。しかし、定期的なメンテナンスを怠っていると、車の部品が劣化したり故障したりして、結果としてメンテナンス費用よりも高額な修理費が必要になるリスクが高まります。

また、部品が故障してしまうと、走行中に突然、運転し続けられなくなるリスクも懸念されます。

メンテナンス費用だけでなく、スケジュールにも大きく悪影響を及ぼすなど、さまざまな面でデメリットが生じるので、定期的なメンテナンスは必ず行ってください。

故障リスクが増えて車の寿命が縮まる

車を定期的にメンテナンスしていないと、ここまで紹介してきたようにさまざまな悪影響が懸念されます。結果として、車自体が故障するリスクが高まり、愛車の寿命が縮まる原因にもなりかねません。

愛車を長く乗り続けたいならば、定期的にメンテナンスを行い、正常が状態を維持することがとても重要です。推奨されている点検・メンテナンス頻度を把握し、セルフチェックもしながらメンテナンスを実施してください。

車の推奨されているお手入れ頻度は?

一般的に車で推奨されているお手入れ頻度は、以下の通りです。

  • 法定点検に伴う整備:12ヶ月、24ヶ月
  • 日常的なセルフ点検:月に一度
  • 洗車:3週間〜1ヶ月
  • エンジンオイル:6ヶ月〜1年ごと
  • ブレーキオイル:2年ごと
  • バッテリー:2〜4年ごとに交換
  • タイヤ:製造から5年で交換

法定点検は車のドライバーに義務付けられている点検なので、必ず実施しなければなりません。その上で、月に一度、セルフチェックをして不具合がないか確認することも重要です。洗車をする際、同時にタイヤやエンジンルームの内部、ボディなどを点検する習慣をつけましょう。

そのほかには、定期的に交換が必要な消耗部品があります。こちらは車検や法定点検時に整備士が確認し、交換の必要性を伝えてくれるので、その際に交換してください。

車は定期的に点検・メンテナンスを行って

いかがでしたか。車は定期的に点検やメンテナンスを行うことで、正常に走行させることが可能です。メンテナンスを怠ってしまうと、紹介したような悪影響が懸念されるので、必ず推奨されている頻度で点検・メンテナンスを実施してください。

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