督促状を無視し続けると…なにが起きる?考えられる6つのトラブル

督促状

クレジットや借金、ライフラインなどの支払いを無視すると、督促状が家に届きます。支払いを忘れていたという人だけでなく、支払いを逃れられるかもしれないと思う人もいますが、督促状の無視は非常に危険!どのようなことが起きるのかをまとめているので、督促状が家にある人はぜひチェックしてみてください。

督促状を無視し続けると…とんでもない事態を招くかも

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ライフラインやクレジットカードなどの支払い期限を過ぎても支払いせず放置していると、督促状が届きます。最初こそ危機感を感じていたものの、複数回督促状を受け取ると、徐々にその危機感が薄れてしまう人もいます。

督促状が来ても放置してしまうと、どのようなことが起きるのでしょうか。

督促状を無視し続けると考えられる6つのトラブル

督促状が来ても無視し続けると、以下のようなトラブルが起きる可能性があります。

1.何度も督促状が届く

督促状が届き、それを放置すると再度督促状が届きます。自治体などによって封筒の色に違いはあるものの、督促状を無視し続けると徐々にインパクトの強い色の封筒の督促状が届きやすくなります。

  • 白色…軽度の督促
  • 青色…一般的な督促
  • 黄色…長期間延滞している際の、重要度の高い督促
  • 赤・黒など…法的措置などが視野に入っている、非常に危険度の高い督促

地域によっては、一色ではなくストライプ柄などの督促状が届くこともあるようです。何度も督促状を無視すると、徐々に封筒のカラーが強力なものになっていくので、危機感が出やすく支払いをせねばという気持ちにもなりやすいでしょう。

2.延滞金を払わねばならなくなる

督促状の枚数が増える度に、延滞金が高くなります。支払いを先延ばしにすればするほど延滞金の金額が高くなるので、支払額が大きくなり痛い出費につながる可能性が高いです。面倒だから放置してよいものではなく、督促状の無視は自分の首を絞めるばかりでデメリットしかない行動であることを把握していきましょう。

3.ブラックリスト入りする可能性がある

クレジットの支払いなどを滞らせたまま2~3か月が経過すると、異動情報として個人信用情報機関に登録されることになります。これはいわゆるブラックリスト入りとなることを指し、リスト入りしている期間中は以下のサービスが利用できなくなるかもしれません。

  • ローンの利用
  • クレジットカードの使用

家族が連帯保証人になっている場合、家族に連絡が届いて支払い請求をされることになります。迷惑をかけるだけでなく、支払額があまりにも大きいと家族で支払いが出来ず、家族も巻き込んで自己破産することになるので注意せねばなりません。

4.一括での支払いを求められることがある

なんらかの借金を返済しているとき、毎月返済せず督促状を無視していると、一括での支払い請求が来る恐れがあります。毎月の支払いを無視した結果、将来を見越しての一括請求となるので、支払いが難しい場合自己破産するしかありません。

5.裁判所から通知が来る

督促状を長期間無視し続けると、法的措置を講じることもあります。こうなると、下記のような資料などが裁判所から届きます。

  • 支払督促…裁判所がお金の支払いを求める手続き
  • 訴訟…裁判所がお金を支払う義務があるか判断する手続き

裁判所からの通知は、最終的な財産差し押さえの一歩手前の状態です。

6.最終的に財産の差し押さえが起きる

裁判所からの通達も無視した場合、財産の差し押さえが発生します。財産の差し押さえは、貯金なども対象になるので、お金を持っていた場合そこから一気に借りていたお金を差し引かれることになります。生活が苦しくなる可能性が非常に高いので、差し押さえ前にすべての支払いを済ませるべきです。

まとめ

督促状を無視し続けると、想像を超える事態を招きやすいです。家族にも迷惑をかけてしまう恐れがあるので、責任をもって支払いを行いましょう。

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