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映画館での迷惑行為は素晴らしい体験を損なう行為
映画館は、家での映画鑑賞とはまた違い、作品の臨場感を体験できる場所です。より集中して作品にのめり込むことができるので、あえて映画館へ赴き鑑賞することを好む人が多いでしょう。
しかし、映画館でそれなりの金額を支払い、「さぁ、これから作品を楽しむぞ」と集中して鑑賞している中、周囲で迷惑な行動をとる人がいると気が散ってしまいますよね。せっかく映画館まで来て作品を最大限に楽しもうとしていたのに、迷惑行為でその体験を妨げられるとモヤモヤしてしまいます。
映画館で自分が周囲に迷惑をかけていないか、今一度、自分の鑑賞の仕方を振り返ってみましょう。
映画館での『ありえない行動』5選
映画館で上映中、どのような行為は「ありえない」と周囲から迷惑がられてしまうのでしょうか。ここで紹介する迷惑行為を自分がやっていないか確認してみましょう。
1.上映中に会話する
映画の上映中、会話することは原則禁じられています。海外では会話しながら楽しむ国もありますが、日本の映画館では、基本的に上映中の私語はマナー違反として周囲に迷惑がかかる行為です。
小さな声であっても、映画に集中している周囲の人にとって気が散る要因となります。上映中は同行者と会話したり、独り言を呟いたりすることは控えましょう。
2.上映中にスマホを開いて操作する
上映中、何気なくスマホを開いてメールやLINEのチェックなどをしていませんか。スマホの灯りは暗い映画館内で非常に目立つので、周囲の人は「迷惑だ」と感じてしまうでしょう。
また、最近ではスマートウォッチを身につけてる人も多くいます。スマートウォッチの灯りもスマホと同様、暗がりでは目立つので、上映中に作動したり操作したりしないよう、必ず電源を切っておいてください。
3.両隣の肘掛けを使う
映画館の座席には、飲み物を置くホルダー付きの肘掛けが備わっています。基本的なマナーとして、自分の座席に備わっている肘掛けのみを使うのが一般的ですが、時々隣の座席の人の肘掛けも使っている人を見かけることもあるので驚きです。
当然ながら、他人に肘掛けを使われてしまうと、その座席の人は肘掛けを使えずに困ってしまいます。非常に迷惑な行為なので、自分の座席の肘掛けを確認し、自分の分の肘掛けだけを使うようにしましょう。
4.前の座席を蹴ったり席に足を乗せる
周囲の座席に迷惑をかける行為も絶対に厳禁です。例えば、足を伸ばした際に前の座席を蹴ってしまったり、足を組んで隣の座席へと足が出てしまっていたり…こうした行為は迷惑がかかります。
また、最近では若い人の間で靴を脱いで座席に足を乗せ、胡座をかいて座る人もいるというから驚きです。靴を脱げば足を座席に乗せていいわけではありません。マナー違反に該当する座り方なので、周囲に迷惑をかけたり見苦しい座り方は控えましょう。
5.映画館で販売されていない匂いの強い飲食物
映画館に持ち込める飲食物は、原則として映画館で販売されている商品のみです。映画館で販売されていない飲食物を持ち込み、上映中に飲食する行為はマナー違反として捉えられます。
また、映画館で販売されていない飲食物の中でも、匂いの強いものや音が出るもの、こぼしやすいものなどは特にNGです。周囲の人は「匂いが気になって映画に集中できない」と迷惑に感じるのでやめましょう。
映画館での基本的なマナー
あらためて、映画館での基本的なマナーを確認しましょう。
- 上映中は静かに鑑賞する
- 上映中にスマホやスマートウォッチを使用しない
- 映画館に持ち込む飲食物は売店で購入する
- 飲食はなるべく音を立てず、こぼさないように注意する
- 自分の席の肘掛けだけを使う
- 周囲の座席に座る人に迷惑のかかる座り方をしない
スマホやスマートウォッチに関しては、上映前に電源を切っておくと、通知音やバイブレーションが鳴らないので安心です。
また、上映中は皆が映画に集中しているので、周囲の人の気を散らすような行為はしないように気を付けてください。
映画館では周囲の人の集中力を削ぐような迷惑行為はやめて
いかがでしたか。映画館では、無自覚に迷惑行為をやってしまっている人も少なくありません。あらためて、世間一般ではどのような行動が迷惑行為に該当するのかを調べ、自分がやっていないかチェックしてみましょう。