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ビートたけしが日本人労働者のおとなしさに言及「文句は言うけど具体的に行動しない」にネットでも議論に
今月21日に放送されたテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」にビートたけしが出演。現代に働く日本人について私見を述べて話題になりました。
番組内では、世界と比べて日本の労働環境で賃金が上がっていないことを取り上げ、出演者同士が討論する形で侵攻されました。
その際、ビートたけしが「日本人って、やっぱり静かだなあと思うのは景気がいいはずなんだけど給料が上がらないねって普通、ストライキとかやるけど、あんまりやらないじゃん、この国」と番組の最後で言及。
続けて、現在の労働環境に不満を持つ人が多いことを理解した上で 「労働者って意外に給料安いとか文句は言うけど具体的に行動しないじゃない?」と問題視し、何か行動を起こさなければ何も変わらないことを指摘しました。
このビートたけしの発言には、多くの人が共感する一方、現状では簡単にストライキを起こすことはできないという声も多く上がっています。
このニュースに寄せられたネットの声
「会社(上司)の批判と愚痴だけですね。コミュニケーションだよ。結局」
「対案を持って交渉することが必要」
「しっかりとした労働組合がないと、実質的にストライキを起こす事なんてできないのでは?」
「仕方がないと最初から諦めて権力者に従っているだけでは、何も始まらないような気がするが。日本はこの先どうなるのか」
「その後の自分の立場とか周りに迷惑かかるからとかを考えてしまうからどうしても行動には移せない、みたいなものがあるような気がします」
日本人が昔から培ってきた思考や現状の社会の構造により、日本では欧米のようにストライキを起こしにくい現状を指摘する声が非常に多く見受けられました。しかし、このままでは日本の賃金は低いまま生活が困窮するという声もあり、日本の未来を憂慮する声も少なくありません。