賞味期限切れのレトルト食品、食べても大丈夫?口にすべきではないサインと正しい保存方法

レトルト食品は、賞味期限が長いので持っている人が多いのではないでしょうか。持っておくと便利な反面、食べそこなってしまい賞味期限を過ぎてしまうこともあるでしょう。そこで知っておきたいのが、レトルト食品の劣化サインです。食べるべきではないレトルト食品の状態を把握し、劣化したものは食べないようにしましょう。

賞味期限切れのレトルト食品、食べても大丈夫?

あると便利な、レトルト食品。さまざまな商品が発売されており、自分好みのものが購入できます。賞味期限も長く、忙しいときや風邪などで寝込んだときなどに使う人が多いのではないでしょうか。

レトルト食品の平均的な賞味期限の目安は、半年~1年であることが多いです。賞味期限が長いからこそ、食べるのを先延ばしにしてしまい、賞味期限切れになることもあるでしょう。賞味期限切れになっていても、開けてみて状態に異常がなければ食べられることが大半です。

では、食べてはいけないレトルト食品には、どのような変化が出ているのでしょうか。

口にすべきではないレトルト食品から出ているサイン

口にすべきではないレトルト食品には、以下のような変化が見られます。

1.異臭がする

レトルト食品の袋を開けたとき、まず最初に香りを確認してみましょう。以下のような異臭がしている場合は、劣化している可能性が高いです。

  • 酸味の強い、つんとした鼻を突くようなニオイ
  • 生ゴミのような腐敗臭

食材や食品本来の香りと程遠い、異変を感じるような異臭がしている場合は、見た目に関わらず破棄しましょう。

2.カビが生えている

レトルト食品の封を開けて香りに異常がなかった場合、お皿などに出しますよね。そのとき、カビが生えている場合は食べるべきではありません。カビの色に関わらず、カビは一度生えると根を深くおろします。食品内にも菌が繁殖している可能性が非常に高いので、カビが生えている場合は食べない方がよいでしょう。

3.変色している

レトルト食品をお皿などに出したとき、本来の色と異なる色に変色しているのは、劣化している証です。カビの繁殖や食材が原形を崩すなどの理由で本来の色と異なる色になっている可能性が非常に高く、カビの繁殖や食材の変形は劣化サインです。

4.膨張している

レトルト食品の袋が、開封前に段階で膨らんでいるのは危険サイン!袋内に細菌が繁殖し、袋が膨らんでいる可能性があります。そのため劣化している可能性が非常に高く、食べるべきではありません。

袋を開けてニオイや状態を確認し、味に異変がなかったとしても、劣化している可能性が否めないといえます。そのため、なにもしていないのに袋が膨張しているときは、そのまま破棄してください。

レトルト食品の正しい保存方法

レトルトパック

レトルト食品の正しい保存方法は、高温多湿を避けることが基本です。保管場所に温度は、15~25℃くらいの場所を選びましょう。レトルト食品それぞれに、適切な保管方法が記載されていることが費用に多いので、まずはそこを確認してみてください。

冷蔵保存すると、水分が分離することがあります。品質には問題ないものの、食感に変化が出るのでその点は注意してください。より長く保存するため冷凍保存を考える人もいるかもしれませんが、冷凍保存すると食材の食感の変化などが起きるため、おすすめはできません。

まとめ

レトルト食品は、賞味期限が過ぎていても食べられる可能性が高いです。しかし劣化することもあるので、食べる前に状態をよく確認しましょう。

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