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通帳記入、どのタイミングですべき?
ATMでお金をおろす機会は、誰にでもあります。育児の合間だったり買い物前などで、通帳記入を二の次にしてしまうこともあるでしょう。数回であれば通帳記入を先延ばしにしても問題ないことが多いですが、以下のような条件がそろうと通帳記入に詳細な情報が記載されなくなります。
- 50件以上の未記入事項が溜まっていた
- 2か月以上通帳記入しなかった
上記の場合、「おまとめ」や「合算記帳」となり、詳細情報を省いた今の通帳残高が記載されることになります。
通帳記入をしばらくしないとどうなる?
通帳記入をしばらくしないと、以下のようなことが起きるかもしれません。
収支の詳細情報が記帳されない
前述通り、通帳記入をしないまま一定の条件がそろうと、詳細情報の記帳ができなくなります。収支の詳細がわからないと、どのタイミングでなににどれくらいのお金がかかったのかがわからず、困りますよね。それだけでなく、職業柄自分で確定申告をしなければならないときなどに使用する際、困ってしまいます。
「おまとめ」や「合算記帳」となった場合、詳細情報を知るためには以下の方法があります。
- インターネットバンキングで、詳細情報を確認・印刷可能…過去25か月分の閲覧が可能
- 電話で口座がある銀行に問い合わせをして、合算記帳になっている分を郵送してもらうなど
合算記帳になったから詳細情報はもう引き出せない、というわけではありません。正しい手順を踏めば、合算記帳になった詳細情報を入手することは可能です。
3年以上通帳記入していないと、紙の通帳が使えなくなることも
通帳記入を3年以上していなかった場合、その通帳は使用できなくなる可能性があります。通帳記入はできないものの、キャッシュカードやインターネットバンキングを使った入金や出金は可能なので、問題なく利用できますよ。
通帳記入しないと起きるかもしれないデメリット
通帳記入しないままだと、以下のようなデメリットが起きるかもしれません。
- 無意識に散財し、口座残金が尽きる
- 口座の残高不足で、引き落としができない
- 詐欺にあっていたとしても気づかず、気付いたら残高がなくなっている
- 銀行から記帳に関する注意喚起を受けることがある
- 通帳が使えなくなることがあるなど
通帳記入は、できれば月に1回はするようにしましょう。上記のようなことが起きてからでは、取り返しがつきません。万が一の事態を考慮し、要所で通帳記入は済ませておくと安心です。
まとめ
通帳記入をおろそかにすると、思いもしないタイミングでハプニングが起きることがあるかもしれません。できるだけこまめに通帳記入を行い、収支の詳細内容を把握しておきましょう。