目次
ドラム式洗濯機の乾燥フィルター、毎回洗うべき?
ドラム式洗濯機の乾燥機能を使用すると、洗濯物がふわっと仕上がるので便利ですよね。忙しいときや雨天時など、非常に重宝します。乾燥機能使用後、乾燥フィルターをチェックしていますか?結構汚れが付着しているので、乾燥フィルターは乾燥機能を使う度にお手入れをするのがおすすめです。
ドラム式洗濯機の乾燥フィルター、洗わないとどうなる?
ドラム式洗濯機の乾燥フィルターを洗わないまま継続使用すると、以下のようなことが起きやすくなります。
1.乾燥時間が長くなる
乾燥フィルターにほこりなどのごみが付着したまま洗濯乾燥機機能を使用すると、フィルターが目詰まりしている状態なので、風通しが悪い状態のまま運転することなります。洗濯機内の空気循環が良好な状態ではないので、乾燥時間が長くなり、その分電気代もかさみやすくなるでしょう。
2.仕上がりにムラが出る
乾燥フィルターにほこりが付着したままだと、前述通り空気の通りが悪くなります。その結果、十分な空気循環ができないまま運転することになるので、洗濯物の乾き方にムラが出やすくなります。
厚手のものなどがなんとなくしっとりしたまま仕上がってしまい、その水分を放置すると生乾き臭がし始めることも!ニオイが気になる場合、洗直しになることもあるので注意してください。
3.エラー表示が出て、運転が途中で停まる
乾燥フィルターが目詰ますると、ドラム式洗濯機の液晶画面に「C06」や「U04」などの表示が出ます。機種によって表示方法は異なるので、使用しているドラム式洗濯機の取扱説明書を確認しておきましょう。
エラー表示があった場合、運転がそこでストップします。運転停止になった場合、乾燥もストップしてしまいます。こうなると洗濯槽の中に濡れた洗濯物を放置することになるため、生乾き臭発生の原因につながります。
4.故障の原因につながる
簡素フィルターが目詰まりしたまま乾燥機能を継続使用すると、ドラム式洗濯機が故障する恐れがあります。洗濯機の故障は、専門業者に依頼して原因を解消してもらえば継続使用可能になりますが、修理代が発生するのは言うまでもありません。
故障の仕方によっては、買い直しになる可能性があります。こうなると、さらに大きな出費につながるので注意してください。
乾燥フィルターのメンテナンス方法
乾燥フィルターを掃除する方法は、以下の通りです。
- 電源を切って、フィルターと取り出す…電源が入ったままだと、故障する恐れがある
- フィルターに付着したごみを、ブラシなどを使って除去する
- 目詰まりがひどい場合は、水洗い
- 優しく水気をふき取り、乾燥させて洗濯機に再度設置する
乾燥フィルターの掃除方法は、決して難しいものではありません。フィルターそのものは厚いわけではないので、力任せにこすり洗いすると破れる恐れがあります。その点には十分注意してください。
まとめ
ドラム式洗濯機の乾燥フィルターは、1回乾燥機能を使用するごとにメンテナンスをするのがおすすめです。放置すると洗濯機が壊れる原因につながるので、正しい方法でこまめにメンテナンスを行いましょう。