郵便振替の手数料と郵便振込の手数料

ATMとお札

郵便局の振替手数料は、窓口を利用する場合・ATMを利用する場合・ゆうちょダイレクトを利用する場合とで料金が変わってきます。また他の銀行口座に振り込みをする際の振込手数料も振り込む金額で料金は変わりますので、それぞれの手数料について確認しておきましょう。

郵便振替の手数料

ATMを使う女性

電子振替

電信振替とは、送金をする人(自分)の口座から受け取る人(相手)の口座へ、口座の預り金を即時に送金できる仕組みで、個人の間では最も多く利用されているゆうちょ銀行の送金方法です。毎月仕送りが必要な家族あてに送金する場合や、家賃の支払いなどに便利です。

手続きは、受取人の振替口座か総合口座の番号と記号を指定すれば、オンライン処理されるため即時に送金額が受取人の口座に入金されます。振替処理が終わると、受取人には受取明細表が送付されるか総合口座通帳への印字で、送金があったことが知らされます。

電子振替の手数料

  • 窓口利用の場合:144円
  • ATM利用の場合:月1回は無料で、2回目以降は123円
  • ゆうちょダイレクト利用の場合:月5回までは無料で、6回目以降は113円
  • ゆうちょBizダイレクトの場合:100円

連動振替決済サービス

連動振替決済サービスを利用している事業主のWEBサイトでショッピングなどをした場合、購入者がゆうちょダイレクトの電信振替を利用して送金ができるサービスです。

購入者の口座から事業主の振替口座に、即時に入金ができて、支払情報はゆうちょ銀行から事業主に電子的に通知されるシステムとなっています。

事業主側のメリットは回収のリスクがなく、送金する側のメリットは口座番号などの情報が送金先の事業主に通知されないため安心して取引ができます。また振替が即時のため、購入者は商品などを早く受け取ることが可能となります。

  • 連動振替決済サービスの手数料:振替金額の1.02%(上限113円・下限51円)

自動払い出し・自動送金・大量振替

事業主を対象としたサービスです。

  • 自動払い出し・自動送金・大量振替の手数料:123円

郵便振込の手数料

通帳と印鑑

振込金額が5万円未満

他の金融機関口座へ、5万円未満を送金する場合の手数料です。

  • 窓口利用の場合:648円
  • ATM利用の場合:216円
  • ゆうちょダイレクト利用の場合:216円
  • ゆうちょBizダイレクト利用の場合:216円

振込金額が5万円以上

他の金融機関口座へ、5万円以上を送金する場合の手数料です。

  • 窓口利用の場合:864円
  • ATM利用の場合:432円
  • ゆうちょダイレクト利用の場合:432円
  • ゆうちょBizダイレクト利用の場合:432円

自動振込による振込手数料

自動振込とは事前に申し込みをすることで、ゆうちょ銀行の口座から受取人の他の金融機関の口座へ自動的に振込をする送金方法です。

同じ送金先へ一定の金額を一定の周期で送金する場合に手続きをその都度行う必要がないため便利なサービスです。また送金をし忘れるということも防げるのもメリットです。

  • 振込金額が5万円未満の場合:540円
  • 振込金額が5万円以上の場合:756円

郵便振替と郵便振込みの違い

印鑑と通帳

郵便振替

郵便振替とは簡単に言うと「ゆうちょ銀行口間の送金」です。ゆうちょ銀行から同じゆうちょ銀行にお金を送る場合を郵便振替と呼びます。

方法は3通りあり1.窓口で用紙に記入をして送金してもらう方法、2.ATMで行う方法、3.ネットバンキングで行う方法です。ネットバンキングの申し込みをしていない場合は、ATMを利用する方法が一番手数料が安くなります。

通信販売カタログでは、郵便振替用紙が同封されますが文字が青色で書かれている振替用紙は、振込の時の手数料を購入者側が負担しなくてはいけません。一方、ピンク色の文字で書かれている郵便振替用紙は販売事業主がわが振込手数料を負担してくれることになります。

郵便振込み

郵便振込はゆうちょ口座から他の銀行へ送金することです。口座からの振込は「通帳と届印」または「キャッシュカード」が必要です。

払出しの手数料

小切手

  • 通常現金払いの場合:411円
  • 小切手帳の交付(50枚綴り)の場合:1,620円
  • 自動払出預入の場合:年間100万件以上は38円、年間10万件以上は49円、年間10万件未満は65円

最後に

ATMとクレジットカード

電子振替を利用する場合は、ATMから利用すれば1回目は無料ですが窓口では144円かかります。ゆうちょダイレクトに入っていると月5回までは無料のため、郵便振替を頻繁に利用する場合はゆうちょダイレクトを利用するのが良いですね。

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