シールを綺麗に剥がす裏ワザ!剥がした後のベタベタ跡の取り方やコツ

シールを剥がさなくてはいけない、剥がしたい場面は結構身近に起こるものです。新しい食器や台所用品などの商品を買ったときに商品自体についていたり、車やバイク、子供が壁や洋服タンス、冷蔵庫などに貼り付けたシールなど。気持ちよくきれいに取れるときもありますが、なかなか剥がせなかったり、剥がした跡が残ってベタベタするときありますよね。今回は、剥がし方から剥がした後のベタベタの取り方を紹介します。

正しいシールの剥がし方

こども使うシール

早速、剥がし方について説明していきます。注意していただきたいのは、貼られている側の素材によっては、不向きなときもあるので、素材の性質を事前に確認するようにしましょう。

ドライヤーを使う

粘着剤が熱に弱い性質を利用してドライヤーを使ってシールを温めます。熱風で温めながら、焦らずに少しずつ剥がすのがポイントです。濡らすことのできない素材などにはオススメです。ただし、注意点があります。貼り付いている素材側が熱に弱い場合は、このやり方は避けましょう。

熱で変色したり、形が変わる可能性があります。また、温めすぎることにより粘着剤が溶けすぎて逆に剥がしづらくなることもありますので、単純に熱くすればいいというわけではありません。同じ箇所にずっと温風をあてるとかなり熱くなりますのでやけどにも気をつけましょう。

洗剤を使う

シールの表面が紙製なら、台所の中性洗剤を使いましょう。界面活性剤により粘着剤との間に隙間ができ、浮いてくる仕組みを利用します。

シールの上から中性洗剤をかけ、ラップをかぶせ15分ほどそのままにします。浮いてきたら端から少しずつ剥がしていきます。ただし、素材によっては、洗剤により変色してしまう可能性があるので注意してください。

除光液を使う

マニキュアなど取るときに使う除光液は、シール剥がし剤と同じ有機溶剤のため、同様の効果が期待できます。洗剤と同様にシールの上から除光液をかけます。

ラップはせずに、15分ほどそのままにします。あとは、さきほどと同じように端から少しずつ剥がしていきます。除光液の匂いが強いのがちょっとデメリットでもあります。

セスキ炭酸ソーダを使う

セスキ炭酸ソーダと水を混ぜ、スプレー容器に入れます。水500mlに対してセスキ炭酸ソーダ小さじ1杯が目安です。シールの上からたっぷりと吹きかけます。

シールの上から液体をかけることができるなら、スプレー容器でなくても問題ないです。ラップをかぶせ30分ほどそのままにします。剥がし方は他と同じです。ちなみに、アルカリウォッシュでも同じ効果が期待できます。

頑固なシールの剝がし方

だいぶ昔に貼って簡単に剥がしにくいもの、粘着が強いものなど頑固なシールの剥がし方をご説明します。先ほど説明したやり方で剥がせなかったシールも試してください。

シール剥がし剤を使う

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シール剥がし剤は、先ほど説明したやり方より、待つ時間が短いのと、剥がした後のきれいさが違います。剥がすものが多い場合は、シール剥がし剤を用意しておくのが断然効率的でオススメです。

ただし、素材によって、剥がし剤が異なる可能性があるので、買うときは対応素材などよく確認しましょう。液体スプレータイプや泡タイプ、ジェルタイプなどもあるので、壁に貼ってあるものは垂れづらいジェルタイプが良いなど目的にあったものを買うことをオススメします。

いろいろな素材に対応した汎用的なものもありますが、専用のものに比べて剥がす力が弱いので、できれば素材専用のものを選びましょう。わからない場合は、店の人などに相談してみましょう。

ヘラを使う

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井上商会
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シール剥がし剤に付属でついているときもありますが、キレイに剥がすにはヘラがあると便利です。一気に剥がれないように押さえつけるために使用したり、端から少しずつ剥がすときに使用したりします。

歯が金属製のものが多いですが、シールを剥がすときはできればカーボン製をオススメします。素材自体に傷が付きづらいためです。ホームセンターなどに行けばいろいろ売っていますので、大きさなど必要サイズを選びましょう。

スクレーパーを使う

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業務用になってきますが、シール剥がし専用のスクレーパーを使用すればキレイに剥がせます。ただし、刃先がするどいものを、使用する場合は、十分に注意して使用してください。使い方など不安な場合は、販売店で使い方を簡単に聞いてみるのもオススメです。

シールの剝がし跡を落とす対処法

壁と作業員

シールは剥がせたけど、剥がした後がベタベタするときありますよね。そのベタベタが残ってしまった場合の対処方法を説明します。

セロハンテープ、ガムテープを使う

セロハンテープやガムテープを粘着がある方を外側にして丸めます。そして、ベタベタしたところに対して何度もつけたり、離したりを繰り返してベタベタをとります。

消しゴムを使う

消しゴムでベタベタしたところを擦ると、消しカスと一緒にベタベタしたものも取れます。しかし、消しゴムの消費量が想像以上に多いので、範囲が広い場合は、結構消しゴムを消費してしまうでしょう。また、消しゴムで擦りすぎると色落ちしてしまう恐れがある素材は注意しましょう。

潤滑剤を使う

潤滑剤とは、自転車のチェーン、キーキー音がなるドアなどに対してすべりなどを良くするスプレーです。このスプレーでベタベタを溶かします。この潤滑剤をベタベタするところにスプレーをして、20分ぐらい放置してから拭き取りましょう。拭き取る際は、溶けたものを一箇所にまとめるように、最後に一拭きで取り上げましょう。溶けたものを延ばす拭き方だけは避けましょう。

油汚れをとるアルカリ性洗剤を使う

キレイに取るには、界面活性剤とアルカリ性洗剤がポイントとも言われています。界面活性剤で浮かして、アルカリ性洗剤で粘着力を弱くさせる手段です。ただ、シールが貼ってある素材側がアルミの場合だと色が変色してしまう恐れがあるので、使用する際は注意しましょう。

メラミンスポンジを使う

万能なメラミンスポンジは、ここでも役立ちます。水を含ませたメラミンスポンジで擦るとキレイに取れます。そんなに力を入れて擦る必要はありません。

メラミンスポンジは素材本体に傷を付ける心配がないので、水に濡れても問題ない素材でしたらオススメです。メラミンスポンジをぜひ家に保管して切らさないようにしましょう。

シールはなぜきれいに剝がせないの?

親子で部屋で遊ぶ
シールは、なぜくっついて剥がれないのか。また、なぜ剥がした後にベタベタが残ってしまうのかなど仕組みについて説明します。

分子間力により剥がれない

ちょっと専門的な内容になりますが、一般的に物と物がぴったりとくっついたときに互いに引き合う力が発生します。これを「分子間力」といいます。たとえば、ガラスに濡れた新聞紙を貼り付けるとピタっとくっつきますよね。

小学校のときなどは、そんな発見に驚いていた記憶がありますよね。これも分子間力です。ただ、水には粘着力がないので、その場に止まらずくっついた後、水の流れや重力に負けて下に落ちていきます。

世の中のものの表面は、完全な平面ではなく小さな凹凸がありますので隙間ができて、ピッタリとはくっつきません。そこでこの隙間を粘着剤が埋めることによりぴったりと隙間をなくすことで分子間力を発生させます。

これが分子間力を利用したシールの仕組みです。最初の話に戻りますが、剥がすにはシールの分子間力をなくす、弱める必要があります。

ベタベタが残る理由

剥がしたあとにまだベタベタが残っているときがあります。これは、前述にて説明した粘着剤が残っていることになります。

セロファンテーブを例にしますとセロファンテープはセロファンと粘着剤という構成でできています。そのうちセロファンだけが剥がれて、粘着剤(全部もしくは一部)が残ってしまったことになります。

最後に

こどもがあそぶ

いかがでしたでしょうか。最後は、仕組みを理解していただくために、ちょっと専門的な話もしました。結構いろいろなやり方があることがわかっていただけましたか。

多少きれいに剥がれなくても、残ったベタベタの取り方もわかったので、これでこどもが好きなところに貼っても気にせず安心ですね。貼られている素材を確認して、それにあったやり方を選ぶという点だけ意識するようにしましょう。早速、明日からでも活用してみてください。

小道具をもつ女の人

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