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お祭りなどで着用した浴衣、その都度洗うべき?
夏になると、お出かけやお祭り、花火大会の参加などで浴衣を着る機会が複数回あるものです。風情があってよいものですが、着用の度洗うべきか悩むところ。
実際は、着用するたび洗濯する必要はありません。しかし、以下のような状態になった場合は洗濯する必要があります。
- 酷い泥跳ねが付着した
- 食べこぼしによるシミが出来た
- 汗ジミができている
上記のような汚れが付着したら、その都度洗いましょう。そうすることで、浴衣を美しい状態で保存しやすくなります。特に汚れが付着していない場合は、夏の終わりにメンテナンスを行うだけで十分です。
夏の終わりに実践すべき浴衣のメンテナンス方法
夏の終わりに実践すべき、浴衣のメンテナンス方法は以下のものがあります。
洗濯できる場合は、洗濯表示に従って自宅で洗う
まずは、浴衣についているタグを確認します。自宅で洗濯できる場合は、表示に従った洗濯方法を実践しましょう。
- 使用する洗剤
- 洗い方
- 干し方
- アイロン使用可能か
上記のことが、洗濯タグから確認できます。使用数洗剤の種類は、できるだけ守ってください。なにより注意したいのが、洗い方です。手洗いやデリケート専用洗濯モードを使用しなければならない場合、それに従わず通常通り洗濯すると型崩れする恐れがあります。
また、浴衣は日陰干しが基本です。直射日光に当て続けると色褪せなどが起きる原因につながるので注意してください。生地の種類によって、アイロンの設定温度や当て布を使うべきかが異なります。そのため、アイロンを使用する前にも洗濯タグを確認しておきましょう。
自宅メンテナンスできるのは便利で節約できる反面、プロのような仕上がりになるわけではないので、メンテナンスを行う際はできるだけ慎重にシミなどを作らないよう注意しつつ行ってくださいね。
クリーニングに出す
洗濯タグを見ると自宅で洗える素材だったとしても、自分で浴衣を洗って型崩れが起きたりシミを作ってしまうのは怖いという場合は、クリーニングに出すのが確実です。素材の関係でクリーニングに出すこともあるでしょう。
プロの技術で洗濯してもらうことで、清潔で型崩れなく浴衣をきれいな状態にすることができますよ。出す手間と取りに行く手間、クリーニング代などがかかりますが、確実な仕上がりになります。
浴衣にしてはいけないこととは
浴衣にしてはいけないことは、以下のものがあります。
- 全く洗わないまま収納する
- 汚れを放置
- 脱いだ後ハンガーにかけない
- 畳まずに放置
浴衣は夏しか着用しないので、夏が終わるころにはしっかりとメンテナンスなければなりません。また、着用するごとに日陰干しを行い、浴衣に溜まった水分を適度に発散させる必要があります。汗ジミや嫌なニオイ、虫食いなどを作らないためにも、やってはいけないこと行動を把握しておくことは重要です。
まとめ
夏のお出かけに大活躍する浴衣は、夏の終わりにしっかりとメンテナンスする必要があります。どのような方法でメンテナンスすべきかを見極め、夏の終わりに入念にお手入れしましょう。