網戸の張替えにかかる料金!必要なものと作業方法!

網戸の張替え

網戸が劣化して穴が空いてしまったり破れてしまったら、速やかに張替えをしないと虫やホコリが入ってきてしまいます。網戸を張替える場合、業者に頼む方法と自分で張替を行う方法とあります。かかる費用や自分で交換する場合に必要な物や作業方法をご紹介します。

網戸の張替えを自分でする

裂けた網戸

購入するもの

網戸は「網戸シート」をホームセンターなどで購入すれば自分で張替をすることができます。必要な物は新しい網戸シートのほかに網戸を固定するための固定用ゴムで、価格は材質や耐久性などで異なりますが安いものでは100円ショップで用意できます。

高いものでは1,000~2,000円程度と考えてよいでしょう。また、網戸の枠に網戸シートを押さえつけるための網戸用のローラーも用意しておくと張替がスムーズにキレイに仕上がります。

このローラーも100円ショップで手に入れることが可能です。ホームセンターなどで購入しても500~1,000円くらいです。

網戸シートの価格

網戸シートは形状・材質・網目の細かさ(メッシュ)によって価格は大きく変わってきます。中でも網目の細かさ(メッシュ)の幅が細かくなればなるほど価格は上がっていきます。通常の住宅の備え付けには18メッシュから20メッシュが使われていて、最も低価格になり1,000円からでも購入できます。

このメッシュの細かさでも虫が通過することはできませんが、小さな虫やホコリもできるだけ避けたい場合や、外から部屋の中を見えにくくするには網目を細かくすることになります。

その場合は30メッシュから40メッシュの網戸シートが適していて、価格は1枚3,000円程度が相場となります。網目の細かさ以外にも網戸シートの材質によっても価格は変わります。

一般的な材質はポリプロピレンですが、より強度がありペット用網戸シートとして開発された材質のポリエステル、日差しの強い場所でも使える材質のグラスファイバーなど材質のクオリティが上がれば価格も高くなります。

網戸の張替えを業者に依頼する

網戸の張替え

張替の手順

業者に網戸の張替を依頼する場合、サービスの流れはいくつかあります。

  • 網戸を業者がいったん回収して張替の作業をしてから張り替えた網戸を持ってくる方法
  • 業者が自宅に来てそのまま張替の作業を行う方法
  • ホームセンターなどに持ち込んで張替をしてもらう方法

留守が多いご家庭や、部屋の中に業者が出入りするのがイヤな人は、持ち帰って張替作業をしてもらう方法かホームセンターに持ち込む方法がおすすめです。

持ち帰ってもらう場合は新しい網戸が取り付けられるまで数日の期間かかることになります。急いで交換したい場合や業者の出入りが気にならないご家庭であれば、訪問で張替作業を行ってもらうのが手っ取り早いでしょう。

張替の料金

自分で張替もできる網戸シートですが業者に頼むと、必要な物をそろえなくてよいというメリットの他にも早く正確に取り付けてくれる点が安心です。料金の目安は、網戸1枚で3,000~5,000円です。

ここには人件費や材料費、交通費などの経費も含まれていますので、決して高額という価格ではありません。何枚もの網戸シートを交換する場合は、業者に頼んだほうが費用を抑えられるケースもあります。

また、網戸シートを交換する窓の大きさによっても料金は異なり、小さな窓は1,500~3,000円程度、掃き出し窓は3,000~6,000円程度が目安となっています。

網戸の張替えに必要なアイテム

たくさんの網戸

網戸シート

UZIPAL 網戸 防虫ネット 張り替え DIY網戸ネット 簡単取り付け 補修 あみ戸 蚊帳 虫よけ ネット メッシュ スクリーン 幅122cm×長さ250cm (ブラック)

網戸シートを新しく購入するためにサイズを確認します。この時、網戸はいったん外して正確な長さを測るようにしましょう。

大きさが正確でないと、せっかく購入した網戸シートが取り付けられないこともあります。手間はかかりますが、大事なところなのでいったん網戸を取り外しサイズを測るようにしてください。

網戸固定用のゴム

ダイオ化成 網戸用 網押えゴム 4.5mm×20m ブロンズ 太さ 4.5mm

網戸シートを網戸の枠に固定するためのゴムには太さの種類があります。網戸シートと同様、サイズの違うものを購入してしまうと枠に固定できなくなりますので、古いゴムを外してからゴムの正確なサイズを測ってください。

測りにくく不安な場合は、外した古いゴムをホームセンターなどに持っていくと安心です。

網戸用のローラー

ダイオ化成 アルミ網戸 張り替え用 ワンタッチローラー NW

網戸用のローラーはゴムを枠の溝に埋め込むためのヘラのようなものです。代わりになるものがあれば購入する必要はありませんが、ぴったりのサイズでないと代用としては適しません。

ぴったりのローラーがあることで、しっかりと枠の溝にゴムを埋め込むことができ作業も簡単になります。高いものでないので、購入しておくことをおすすめします。

クリップまたは洗濯バサミ

ダイオ化成 網戸張り替え用 アミドクリップ 2個入り

網戸シートを張替する中で、ずれないようにするためのクリップが必要です。網戸張替え専用のクリップはホームセンターやネットで手に入ります。クリップがあることで張替作業が楽になり失敗する可能性も低くなります。

特に一人で作業をする場合にはなくてはならないアイテムです。専用のクリップでなく洗濯バサミでも代用できますので、どちらかは必ず用意しておきましょう。

カッターやハサミ

購入してきた網戸シートは網戸の枠に合わせてカッターで切っていきます。専用のカッターはありませんので自宅にあるカッターを使えますが、大きめのカッターがおすすめです。仕上げの時などの細かいところを切るハサミもあると便利です。

雑巾や古布、古歯ブラシ

新しい網戸シートを張り替えるとき、網戸の枠の溝を掃除するため雑巾や古布、古歯ブラシ、スポンジなどあると便利です。

ドライバーやピンセット

古い網戸のゴムを枠から外すときに、粘着していてなかなか外せない場合もあります。どうしても必要な道具ではありませんが、ドライバーやピンセットなどがあるとゴムを外しやすくなるので用意しておくのも良いでしょう。

網戸を張り替える手順

網戸の張り替え

枠から古い網戸シートを外す

古い網戸シートを外すために、まずゴムの切れ目からドライバーなどを使いはがします。窓枠を片手で押さえながら、ゴムを引っ張るように外すとキレイに取れます。

ゴムを外すと、網戸シートは簡単に取り外せますので溝の汚れを掃除します。古歯ブラシなどでホコリをしっかりとかき出し、雑巾や古布で拭いていきましょう。

新しい網戸シートを切る

新しい網戸シートを、窓の大きさより10㎝くらい大きめに切ります。この時、枠と網戸シートが平行になるよう置き、クリップや洗濯バサミで仮止めをしておくとずれにくくなります。

ゴムを埋め込む

短い辺からスタートさせゴムを枠の溝に入れて網戸シートを固定させていきます。ローラーを使ってゴムをしっかりと溝に押し込んでいきます。

片手でネットを引っ張ることなく抑えながら、少しずつローラーを動かしてゴムを押し込むと良いでしょう。全てのゴムが浮いていないが最後にチェックします。

はみ出た網戸シートを丁寧に切っていく

枠からはみ出した網戸シートはカッターでカットしていきます。はみ出ているシート部分を引っ張るように押さえつけながら切るとキレイに切れます。最後の仕上げとしてはみ出している細かいシートはハサミで取り除いてください。

最後に

ロール状の網

網戸の張替は材料をそろえれば業者に頼まず自分で張り替えることもできますが、複数枚ある場合は業者に頼む方が安くなるようです。

もし自分で行う場合は、網戸シートの採寸は正確に行い必要な道具の準備は事前に用意しておきます。ホームセンターへ持ち込んで取り付けだけしてもらう方法も利用しやすいサービスでしょう。

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