ガソリンスタンドで絶対やってはいけない『6つの行動』 間違えて軽油を入れるとどうなるの?

ガソリンスタンドを利用する際、曖昧な知識で利用していませんか。間違った使い方は危険な事態を招いたり、車の故障につながる恐れもあります。本記事では、ガソリンスタンドで絶対やってはいけない行動をまとめたので、ぜひ参考にしてください。

ガソリンスタンドで絶対やってはいけない『6つの行動』

ガソリンスタンドは、車に給油するガソリンや軽油を扱っているため、安全面を十分に考えて利用しなければなりません。小さなミスが重大事故に発展するケースも報告されているため、ガソリンスタンドで絶対やってはいけない行動を把握しておきましょう。

1.静電気除去シートに触れずに給油する

ガソリンスタンドの給油機には、静電気除去シートがあります。必ず静電気除去シートで静電気をとってから給油するように指示されていますが、中には「大丈夫だろう」と怠ってしまう人も……。

しかし、給油中に静電気が発生してしまうと、ガソリンに引火してしまう危険性があります。ガソリンに引火してしまうと、火災に発展する危険もあるため、給油前に必ず静電気除去シートで静電気を取り除いてください。

2.エンジンをかけたまま給油する

エンジンをかけたまま給油してしまうと、電気系統から火花が発生し、ガソリンに引火するリスクが高まります。したがって、給油する際は必ずエンジンを切ってから給油を開始しましょう。

また、給油中に万が一、重大な事故が起こってしまった時のことを考えて、基本的に車内に人が残らないよう気をつけると安心です。

3.給油しながら喫煙する

最近はあまり見かけなくなりましたが、一昔前は給油しながら喫煙する人を度々見かけることがありました。しかし、給油しながら喫煙すると、タバコの火がガソリンに引火する恐れがあり、大変危険です。

タバコだけでなく、ライターなどの火気を取り扱うものを給油機の側で扱う行為は非常に危険なので、絶対にやめましょう。

4.ガソリンと軽油を入れ間違える

レギュラーガソリン指定の車にはレギュラーガソリンを、ハイオクガソリン指定の車にはハイオクガソリンを、ディーゼル車には軽油を入れることは基本中の基本です。

レギュラーガソリン指定の車にハイオクガソリン、ハイオクガソリン指定の車にレギュラーガソリンを給油した場合、本来の性能が発揮されない問題は生じやすくなるものの、大きな問題にはなりにくいので、次回から気をつけましょう。

しかし、ガソリン車に軽油を入れてしまった場合、エンジンに深刻なダメージを与えてしまう恐れがあります。また、走行中にエンジンが急に停止してしまったり、最悪の場合、車が炎上する恐れもあるので絶対に入れ間違えないようにしましょう。

5.給油中にその場を離れる

給油中にその場を離れてしまうと、もしもトラブルが起きた際に迅速に対応できません。そのまま大きな炎上事故に発展する危険もあるため、給油中は絶対にその場を離れないようにしましょう。

また、給油中にスマホなどをいじっていると、注意力が散漫になりやすいです。ガソリンの入れ間違えやガソリン漏れなどのトラブルにつながりやすいので、給油中はなるべくスマホをいじらないようにしましょう。

6.満タン音が鳴っても給油し続ける

満タンまで給油が完了すると、カチッという音が鳴ります。この音が鳴ったら、すぐに給油を停止してください。満タン音が鳴っても給油し続けていると、ガソリンが溢れ出してしまい、火災リスクが高まるからです。

ガソリン車に軽油を入れ間違えてしまった場合の対処法

もしもガソリン車に軽油を間違えて入れてしまった場合は、そのまま車のエンジンを入れずにガソリンスタンドのスタッフさんに報告してください。

ガソリンスタンドや給油した量によっては、その場で間違えて入れてしまった燃料を抜き取ってもらえることもあります。

もしもガソリンスタンドで対応できない場合は、ロードサービスやJAFに電話しましょう。近隣の整備工場へと運んでもらい、適切に処置してもらってください。

ガソリンスタンドでは必ず正しい扱い方を守って利用しよう

いかがでしたか。ガソリンスタンドは、ガソリンや軽油を扱っているため、正しい取り扱い方を守ることが何より重要です。間違った扱い方で火災や車の故障など、重大トラブルにつながりかねないので、改めてガソリンスタンドの正しい利用方法を確認してください。

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