夏の洗濯における『5つのタブー』 ダメと言われる理由と対処法

夏場は高温多湿で日差しも強い……洗濯する上で気をつけなければいけないことがたくさんあります。本記事では、夏の洗濯におけるタブーや対処法をまとめました。今の季節の洗濯に、ぜひ参考にしてくださいね!

夏の洗濯は他のシーズン以上に注意が必要

洗濯する上で衣類を傷めないように、しっかり汚れを洗い落とせるように、雑菌が繁殖しないように……と気をつけなければいけないことは山ほどあります。

しかし、夏は他の季節に比べても気温と湿度が高く、日差しも非常に強くなるため、特に注意点が多い季節です。普段通りに洗濯していると、衣類を傷めたり、実はしっかり汚れが落ちていなかったり、雑菌が繁殖して生乾き臭が発生してしまったりとトラブルのオンパレードに!

夏に洗濯する際は、夏だからこそ気をつけなければいけないタブーに注意して、衣類を傷めずしっかり洗浄しましょう。

夏の洗濯における『5つのタブー』

夏に洗濯する際、どのようなタブー行為に気をつけるべきなのでしょうか。

1.大量に汗が染み込んだ衣類をそのまま洗濯機に入れる

夏場は気温が高く、日中は蒸し暑さに襲われるため、大量に汗をかきますよね。体内から噴出した汗は衣類が吸収してしまうため、洗濯物として洗濯カゴに入れるときには、大量の汗が染み込んだ状態になっているでしょう。

大量に汗が染み込んだ衣類をそのまま洗濯機に入れてしまうと、いざ洗濯をしても汗や皮脂汚れが十分に落ちません。それどころか、他の洗濯物にも汗や皮脂汚れが付着してしまい、雑菌が繁殖する原因になりかねないので気をつけましょう。

2.洗濯物を長時間カゴに放置する

1年を通して、洗濯物はなるべく早く洗って干すことが推奨されています。しかし、夏場は高温多湿な環境に置かれているため、他の季節に比べても雑菌が繁殖しやすい条件が揃っているので要注意です。

洗濯物を長時間カゴの中に放置していると、それだけで雑菌が大量に繁殖してしまいます。衛生面の不安はもちろん、生乾き臭の発生にもつながるので、洗濯物は早めに洗濯しましょう。

3.大量の洗濯物を洗濯機に詰め込む

大量の洗濯物を洗濯機にぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと、せっかく洗濯機を回しても全ての洗濯物をしっかり隅々まで洗浄することが難しくなってしまいます。

特に夏場は、皮脂汚れや汗が染み込んでいる衣類が多いため、しっかり洗浄し、濯ぐことが重要です。隅々まで洗浄されていないと、汚れが衣類に残ってしまい、雑菌繁殖の原因となったり、汚れジミがついてしまったりするので、一度に洗う洗濯物の量には気をつけてください。

4.すすぎの回数が少ない

夏場は、他の季節に比べても汚れが増えやすい時期です。そのため、洗う工程でしっかり洗浄し、しっかり汚れや洗剤をすすぎ落とすことが重要です。

普段は節水のためにすすぎ回数を1回に設定しているというご家庭も多いと思います。しかし、夏場にすすぎ回数1回では、しっかり汗や皮脂汚れが落とし切れない可能性があるので、なるべく2回すすぐように設定し直しましょう。

5.洗濯物を強い直射日光に当てて乾かす

洗濯物を乾かす際、殺菌効果も考えて外干しする人が多いでしょう。しかし、夏場の日差しは非常に強く、衣類を傷めてしまう恐れがあります。

強い日差しと紫外線による色褪せや素材の劣化が懸念されるので、夏場は洗濯物を外干しすることは極力避けたり、外干しする洗濯物の種類を厳選したり、時間帯を変えたりと工夫しましょう。

夏の洗濯物をきれいさっぱり洗い乾かすコツ

夏場も洗濯物をきれいに洗浄し、衣類を傷めずに乾かすためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 洗濯物はなるべく早く、こまめに洗う
  • 大量に汗が染み込んだ衣類は予洗いする
  • 一度に洗う量は洗濯機の7〜8割の容量に抑える
  • すすぎは2回に設定する
  • 洗濯が終わったら洗濯槽から速やかに洗濯物を取り出す
  • 扇風機などを活用して陰干しする

夏場は汗や皮脂汚れをしっかり洗い落とすことがポイントになります。洗濯機に入れる前に予洗いしたり、一度に洗う量を減らしたり、すすぎを2回に増やしたりと工夫しましょう。

また、乾かす際も風通しの良い室内に干し、扇風機やサーキュレーター、エアコンの除湿機能を活用するなど工夫して陰干しし、直射日光による劣化を防ぎましょう。

夏場の洗濯はコツを掴んで上手に衣類をきれいにしよう!

夏場の洗濯は、さまざまなところに落とし穴が潜んでいます。他の季節と同様、しっかり衣類を洗浄し、乾かすためにも、夏の洗濯ではポイントを押さえて上手に衣類を洗濯しましょう。

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