キッチンのスポンジ置きのタイプと選び方

スポンジ置き

キッチンのスポンジ置きの選び方のポイントは「水切りがいい」ことです。キッチンのスポンジやスポンジ置きを濡れたまま放置していると雑菌が繁殖する可能性があります。食器を洗うスポンジは、普段使っている場所に置くのがベストですが、シンクはスッキリと清潔に保ちたいもの。今回はキッチンのシンクまわりで活躍している、スポンジ置きのタイプや選び方をご紹介します。食器を洗うものだからこそ、スポンジは常に清潔にしましょう。

キッチンのスポンジ置きのタイプ

スポンジ置き

キッチンのスポンジ置きは「水切れの良さ」がなにより重要です。キッチンのスポンジを濡れたままスポンジ置きに放置しておくと雑菌が繁殖してしまいます。

キッチンのスポンジは、使うたびに洗剤をつけて洗っているので、清潔なものと思い込んでいる方が多いようですが、実際には多くの雑菌が潜んでいます。「除菌ができる!」とうたっている台所洗剤を使っていても、スポンジの中まで完全に除菌が出来るわけではありません。

では、どのようなスポンジ置きを使ったらいいのかを解説してみましょう。

スポンジ用受け皿・ケースタイプ

山崎実業 ソープトレー ホワイト 約W11×D7.5×H1.2cm タワー 6799

キッチンのスポンジ置きとして、水切れのよい格子状のケースにスポンジを置く方法があります。使い終わったスポンジを投げ入れるだけでいいので、とてもラクな置き方なのですが、ケースの材質によっては不衛生になってしまう場合があります。スポンジケースも毎日洗って常に清潔にしましょう。また、スポンジ置きをおく場所は、水はけに優れ、さびにくいステンレスの上に置きましょう。

吸盤が付いているホルダータイプ

山崎実業 吸盤スポンジホルダー タワー ホワイト 2851

ワイヤー素材に吸盤が付いているホルダータイプのスポンジ置きは、シンクの壁面に沿って取り付けられるので、省スペースのスポンジ置きになります。常に濡れる場所にあるので、錆びにくい材質、例えばステンレスかプラスティックのものを選びましょう。

置き型のワイヤースポンジラック

HULISEN キッチン スポンジ置き ステンレス キッチンスポンジホルダー 洗剤 スポンジ ラック 水受けトレーを取外し可能 (スポンジホルダー)

シンプルな形状なので、自由に使うことができ、かつワイヤーの素材感がとってもスタイリッシュなので、若い人に人気があります。プラスチック製のものより、水切れもよいので衛生的ですね。

スポンジと洗剤を一緒に置くタイプ

umbra ソープディスペンサー セラミック ソープポンプ スクラビー付 ホワイト 740ml JOEY 2330750660

ボトルの前面にスポンジを置く場所があるタイプです。おしゃれですが、場所を取るので多少の使いづらさがあります。

シンクにひっかけるワイヤークリップタイプ

umbra スポンジラック シンクキャディー 蛇口にかける ホワイト SLING 21004294660

水切れが良く乾燥も早いうえに場所を広くとる必要もありませんので、狭い場所で水切りしたいときにおすすめです。フックがついたワイヤークリップは、見た目がスッキリするだけでなく、使い勝手がよくよても便利なアイテムです。タオルハンガーやつっぱり棒などに引っかけることもできますね。

クリップで挟んで蛇口に引っかける

シンクの上にひっかけるところがない場合、蛇口にワイヤークリップを引っかけて干す方法です。濡れたスポンジを斜めに干すことができるこのやり方はスポンジの乾燥を早めます。

取っ手つきスポンジを引っかける

無印良品の柄つきスポンジ参照:muji.net/store/cmdty/detail/4550002526306
無印良品の柄つきスポンジ

長方形の一般的なスポンジではなく、柄つきスポンジを使用している場合には、タオルハンガーにS字フックを利用して柄つきスポンジを引っかける方法があります。

例えば、無印良品の柄つきスポンジは、柄の部分がステンレス製になっていて、スポンジの部分を用途に応じて交換できるという優れものです。見た目だけでなく、水切れもよく実用的であり、スペアのスポンジもお手ごろ価格なのでおすすめします。

食器の水切りかごに置く方法

キッチンの水切りかご

シンクに食器用の水切りかごを置いて使用している方でしたら、食器を洗い水切りを終えたあとに、水切りかごに洗ったスポンジをポンと置くだけ。これなら、わざわざキッチン用のスポンジ置きを設置しなくても、あえて場所を確保しなくても、スポンジを清潔にしておけますね。

スポンジを吊るす方法

スポンジやふきんを吊るす

キッチンのスポンジを洗濯バサミなどで挟んで吊るします。水の切れ具合はとてもいいのですが、設置するスペースが必要になるためシンクを使いづらくしてしまうことがないよう、工夫が必要です。

どんなにおしゃれなデザインでも不衛生では意味がありませんし、健康上の問題も起きてしまいます。使ったあとはしっかり乾燥させて、常に衛生的にしておきましょう。

なお、シンク自体に、スポンジや洗剤置き場があれば、もちろんそれを利用することが一番です。シンクで食器を洗うスポンジは、やはりシンクに置くのが一番効率よく使うことができます。シンク周りは掃除をこまめにする場所なので、スポンジ置きとスポンジを清潔に保つことができます。

スポンジ置きの選び方

スポンジ置き

キッチン周りで置き場所に困るものと言えば、スポンジもそのひとつです。キッチン用のスポンジ置きを使うことで、衛生面にも気をくばりながら、邪魔にならず見た目もすっきりさせることができます。

最初からシンクに備え付けられているもの以外にも、吸盤を使ってシンクの中に取り付けるものや、洗剤と一緒にすっきり収納できる置き型のものなど、最近では色々な工夫を凝らした商品も増えてきています。

シンクの置き場所に合ったサイズを選ぶ

キッチン用のスポンジ置きを買ったものの、サイズが大きすぎたり、シンク台の上に設置できたとしても、使いにくかったりしたら大変です。きちんとサイズを確認し、邪魔にならず使いやすいサイズの商品を選ぶようにしましょう。

中には、スポンジと一緒に洗剤をボトルごと置ける商品もありますので、キッチン周りをすっきりまとめたいという方はそのような商品を選ぶのもよいかもしれません。

取り付け方法によって選ぶ

キッチン用スポンジ置きの取り付け方法は、大きく分けて2タイプ「吸盤タイプ」と「置くタイプ」があります。中には吸盤を自由に取り外せるものもありますので、どちらのタイプが最適か使ってみるまでわからないという方は、2WAYタイプの商品を購入し、どちらがマッチするのか実際に使って試してみてください。

「吸盤タイプ」は、吸盤を使ってシンクの内側にスポンジ置きを取り付けることができますので、置くタイプよりも省スペースですみます。シンク台の上にスポンジ置きを設置するスペースがない方にぴったりの仕様ですし、スポンジから滴り落ちてくる水もそのままシンクに流れますので、水はけの良さも抜群です。

ただし、吸盤が劣化するとズレやすくなったり、吸盤が1つしかないとスポンジ置きが動きやすく向きが変わったりすることがあるようです。

「置くタイプ」は、吸盤タイプよりもスペースが必要ですが、スポンジ置きそのものやスポンジがシンクの中に落ちにくいのが置くタイプの魅力です。スポンジと一緒に洗剤ボトルなどを入れることができる商品もいろいろ販売されています。

ただし、シンク台に水が溜まりやすく、こまめに掃除をしないと清潔さを保つことができません。

水はけが良いものを選ぶ

キッチン用スポンジ置きを選ぶ時に、最も大切なポイントは水はけの良さです。食べ物のカスが付きやすいうえに、濡れたまま放置されることの多いスポンジはすぐに細菌が繁殖してしまいます。清潔さを保つ為にも水をしっかり切っておかないと、食器をきれいに洗っているにもかかわらず、逆に細菌をばらまいている、なんてことにもなりかねません。

スポンジを清潔に使用するためにも、底に穴が空いている水はけの良いスポンジ置き選ぶことが大切です。

材質で選ぶ

キッチン用スポンジ置きと一口に言っても、使用されている素材や材質はさまざまです。常に水で濡らすものだからこそ、お手入れしやすい素材・材質でできている商品を選ぶことが大切なのです。具体的には、プラスチックやステンレスなど、錆による劣化が起こらないものを選ぶようにしましょう。錆止め用加工が施されていないスチール製のものは避けたほうが無難です。

キッチンのスポンジ置きで気になるのはヌメヌメ汚れ。殺菌効果のあるスポンジ置きがないか探してみましたが除菌効果がある洗剤を使っていても、使用した後、汚れが残っていたり水に濡れたままの状態にしていると細菌が繁殖しますので、水気を切って乾燥するよう心がけましょう。

キッチンのスポンジを清潔に保つ方法

スポンジを洗う

キッチンのスポンジやスポンジ置きを乾燥させていても雑菌が繁殖する可能性はあります。キッチンのスポンジをより清潔にするための除菌方法をご紹介いたします。

キッチンのスポンジを除菌する

熱湯消毒

細菌は熱に弱いため、キッチンのスポンジに熱湯をかけたり、浸したりすると死滅します。スポンジを熱湯消毒した後はしっかり絞って乾燥させましょう。

除菌用洗剤

除菌効果がある洗剤を使って除菌します。キッチンのスポンジを水ですすぎ、洗剤をしっかり落としてかたく絞ります。しっかり水気を切った後、除菌効果がある洗剤をスポンジにつけて泡が出るまでよくもみ、そのままの状態で一晩置きましょう。

漂白剤で除菌

キッチン用の塩素系漂白剤は殺菌作用が強いので除菌することができます。洗面器などに漂白剤を薄めた液に、2分程度浸けおきます。洗剤液の割合は、漂白剤が3L、水が2ml程度。
浸け置き後、水で洗剤液をしっかりすすぎましょう。洗剤液が無くなった後は堅く絞って乾燥させましょう。

日光にあてる

除菌した後、日光にあてて乾燥させることをおすすめします。紫外線には除菌効果がありますので、スポンジを乾かすのに最適です。

最後に

スポンジ・洗剤置き

ご自分の感性に合ったキッチン用スポンジ置きを設置する為には、価格・使いやすさ・水はけの良さ、そしておしゃれで衛生的であるかどうかなど、徹底的に比較したうえで、お気に入りのものをみつけてくださいね。機能的なスポンジ置きを使えば、水回りもスッキリさせることができるうえに、キッチンもおしゃれになりますよ。

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