どうして瓶ラムネの中にビー玉が入ってるの?あまり知られていない理由と正しい捨て方

瓶ラムネを飲むとき、目が行きやすいのが瓶の中に入っているビー玉です。どうして瓶ラムネにはビー玉が使われているのでしょうか。ビー玉が使用されている理由や、ビー玉の名前の由来、ビー玉の取り出し方についても紹介しています。瓶ラムネにやってはいけないこともまとめているので、ぜひチェックしてみましょう。

瓶ラムネの中にビー玉が入っている理由とは

瓶ラムネ

瓶ラムネは、お祭りの屋台やお店によってはスーパーなどでも販売されています。昨今では瓶ラムネはみなくなったと思っている人も多くいますが、絶滅したわけではありません。

瓶ラムネといえば、瓶の中にビー玉が入っているのが特徴といえます。光に当てるとキレイなので見入ってしまう人も多いと思いますが、なぜ瓶ラムネの中にビー玉が入っているのか理由を知っている人は少ないです。

瓶ラムネの中にビー玉が入っている理由は、ラムネの炭酸を抜けにくくするためと言われています。コルクなどでは炭酸が抜けてしまうので、しっかり密閉できるビー玉を使用して栓をしているのです。

瓶ラムネに使用されているビー玉の名前の由来

瓶ラムネ 親子

瓶ラムネに使用されているビー玉の名前の由来は、以下のものがあるとされています。諸説あるので、ほかの由来などもあるかもしれません。

ポルトガル語に由来している

瓶ラムネに使用されているビー玉は、ポルトガル語のビードロが由来しているとされる説があります。ビードロとは長崎土産などでも知られているガラス製のガラス工芸で、非常に美しいため人気がある商品です。

ポルトガル語では、ビードロはガラスという意味を持っています。工芸品ではなくガラスそのものを指す言葉であり、ビー玉もガラスを使用して作られているのでビードロを使用した玉、すなわちビー玉になったとされているのです。

ガラス玉の大きさの違い

ビー玉に使用されているサイズのガラス玉は、A玉と呼ばれており、瓶ラムネの栓としての役割を担っています。A玉の規格に合わなかったガラス玉をB玉と呼び、子どものおもちゃ用として販売。B玉はおもちゃとして販売されたので浸透するのが早く、ビー玉として広まってラムネに使用されているガラス玉もビー玉と呼ばれるようになったという説もあります。

瓶ラムネにやってはいけないこと

瓶ラムネにしてはいけない行動は、以下のものがあります。

  • 飲み終わったものの不法投棄
  • 瓶を割ってガラス玉を取り出す

ビー玉を取りたいからといって、瓶を割ってしまうのは非常に危険な行為です。瓶を割る際、けがをしたりビー玉も瓶と一緒に割れる恐れがあります。ビー玉を取り出したい場合は、瓶ラムネの口の部分を反時計回りに回してみましょう。口の部分さえ取れれば、ビー玉は簡単に取り出せます。そのほかには、口ではなく瓶を回したり、口の部分を温かいお湯で温める方法も有効です。

口の部分がネジ式ではなく打ち込み式になっている場合は、口の部分を取り外すことができないので、ビー玉を取り出すことはできません。ビー玉を取り出す前に、口の部分がどうなっているのかを確認してみてください。

まとめ

瓶ラムネのビー玉は、炭酸が抜けないよう使用されています。ビー玉の名前の由来や取り出し方も把握し、豆知識を増やしましょう。

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