海外でやるべきではない『食事の仕方』5選 タブーとされている理由とは?

海外と日本ではさまざまな部分でマナーの違いを実感します。特に食事の席でマナー違反してしまうと、恥ずかしい思いをすることに……。本記事では海外でやるべきではない『食事の仕方』をまとめました。

日本での食事の仕方が海外ではタブー視される!?

日本の食事の席で当たり前のように見かける食べ方は、海外へ行くと「どうしてあんな食べ方を?」「マナーがなっていない」とタブー視されてしまうことがあります。

特に日本を含むアジア圏と欧米圏では、食事の仕方に大きな違いがみられることが多いので、旅行や出張などで赴く際には改めて食事マナーを確認しておくと安心です。

本記事では、基本的な海外でやるべきではない食事の仕方やマナー違反となる行為を紹介するので、あらためて確認しておきましょう。

海外でやるべきではない『食事の仕方』5選

海外で下記のような食べ方や振る舞い方をすると、周りから白い目で見られてしまうので注意しましょう。

1.お皿を持ち上げて料理を食べる

日本では、お茶碗などの小さめの食器を片手に持って食事することがあります。汁物などは、そのまま食器に口をつけて飲むこともありますよね。

しかし、海外ではどの国でも基本的にお皿を持ち上げる行為はタブー視されます。食器はテーブルの上に置いたまま、カトラリーで口に運ぶことが基本的なマナーとされている国が多いので、うっかりお皿を持ち上げないように気をつけましょう。

2.パスタをスプーンの上に載せて巻く

日本では、パスタをフォークに巻きやすいようにとスプーンの上に一度載せ、その上でくるくると巻き付ける光景をよく見かけます。

しかし、このパスタの巻き方は、日本でしか見られません。他国でスプーンを使ってパスタをフォークに巻き付けていると、「何しているの?」「カトラリーの使い方を知らないの?」と訝しげな目で見られてしまいます。

したがって、海外でパスタを食べるときは、フォークのみを使って綺麗に巻き付けて食べるようにしましょう。

3.麺や汁物を食べるときに音を立てる

日本ではラーメンやうどん、汁物を食べるときに音をズズッと立てながら食べることが好ましいとされる場面が度々あります。

しかし、海外では基本的に食事中に音を立てる行為はNGです。「品がない」と思われてしまうので、パスタなどの麺類やスープなどの汁物を提供されたときも、音を立てないように気をつけて食事しましょう。

4.肉や魚を一度にすべて切り分ける

大きめの肉や魚を提供された際、ナイフとフォークを使って切り分ける場面があるでしょう。このとき、一度に全てを小さく切り分けるのではなく、その都度、口に入れる分だけを小さく切り分けて食べてください。

一般的に海外(特に欧米圏)では、肉や魚は口に運ぶ都度、食べやすい大きさに切り分けて食べます。最初にすべて切り分けることは基本的にしないので、郷に入っては郷に従えという諺通り、口に運ぶ都度、切り分けるようにしましょう。

5.店員を呼ぶときに大きな声を出す

食事の仕方とは少々異なりますが、海外のレストランなどで店員を呼ぶときは、日本のように「すみませーん」と大きな声を出して呼ぶことは基本的にマナー違反です。

海外では、店員と目を合わせたり手を挙げたりして合図を送ります。ただし、ドイツでは手のひらを掲げるように挙手してしまうと、ナチスドイツを彷彿とさせるとして非難を浴びてしまうので、人差し指だけを立てて合図を送りましょう。

国によってさまざまな食事マナーがある

今回は「海外では」という括りでNGな食事の仕方を紹介してきましたが、国によって食事マナーは異なる点に注意してください。

例えば、ナイフとフォークの使い方は、アメリカとイギリスで少々異なります。イギリスでは右手に持ったナイフで料理を切り分けたら、左手に持っていたフォークでそのまま料理を口に運びますが、アメリカでは一度フォークを右手に持ち替えて食べるのが一般的です。

ほかにもインドでは左手を使って食事をしてはいけないというマナーがあったり、中国では少しだけ食事を残すのがマナーとされていたり、国によってマナーは大きく異なります。

これから海外旅行や海外出張の予定がある方は、行き先に国での基本的な食事マナーを予習しておくと安心です。

基本的な海外と日本の食事マナーの違いを知っておこう

いかがでしたか。海外と日本ではさまざまな部分で文化や思想の違いを感じます。食事においても、食べ方やマナーに違いが多く見られるので、他国で恥をかいたり不快な思いをさせないためにも簡単に予習しておきましょう。

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