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共働き家庭、どちらかに家事や育児が傾いていない?
一昔前は、男性が外で働き、女性は専業主婦になって家を守りつつ子どもを育てるといった役割分担をしていても、生活できていました。しかし、昨今はさまざまな情勢の変化によって、女性も働く共働き家庭が非常に多くなっています。
そこで注目しなければならないのが、家事と育児の分担です。どちらかに家事や育児が偏っていると、不満をため込むだけでなく、無理をした人が体調を崩したり、最悪の場合離婚危機に陥ることもあります。
共働き家庭だからこそ試したい工夫!家庭と育児を分担する方法4選
共働きだからこそ実践したい、家事と育児の分担方法をまとめました。
1.細かな家事や育児の内容を書きだす
家事や育児は、こなすことが非常に多いです。だからこそ、細分化と可視化を行い、どういった内容を夫婦は協力してこなしていかねばならないかを共有しましょう。
- 二人で家事や育児の内容を確認することで、こなさなければならない内容とボリュームを把握できる
- 仕事の出勤と帰宅などの時間と照らし合わせつつ、継続して取り組めるものを割り振る
- 今の育児で必須の事を共有し、子どもを相手に丸投げにしないなど
家事だけでなく育児も、しっかりと細分化することが重要です。子どもが幼い場合、通園している場合は持ち物や連絡帳の記入、通園していない場合は普段の過ごし方なども共有しておかねば、どちらかになにかあったとき育児がままならなくなります。
2.お互いの得意分野と特性に合ったものを振り当てる
人間は、人それぞれ得意なことと特性が異なっているので、まずは自分と伴侶の特性などに合う家事や育児内容をそれぞれ割り振りましょう。
- 得意分野に取り組むことで、効率よくこなせる
- 特性に合ったものを担当することで、家事や育児のクオリティが上がる
- 相手の家事や育児に対し、不満を持ちにくい
自分の不得意分野を相手がカバーしてくれるとなると、とても助かりますよね。得意なことだと継続して取り組んでいてもそこまで苦痛ではないので、得意不得意はしっかりと相手に主張すべきです。
3.極端に家事と育児がどちらかに偏っていないかを確認する
なにかにつけて、家事や育児に対して「それはできない」「難しい」「教えてもらわないと」など、言い訳をして逃れようとする人もいるかもしれません。伴侶に面倒な家事や育児をすべて丸投げにすると、見放される原因につながります。
自分以外の大人は、非常に大きな戦力です。相手が自分と同じように「できない」など駄々をこねてなにもしなかったらどう思うかなど相手の立場に立って物事を考えましょう。
4.自分の担当以外のことも、臨機応変に対応できるよう話し合いをしておく
例えば伴侶が急に残業になったら、子どものお風呂当番はいつも伴侶がしている家庭だと、臨機応変に対応する場合は自分が子どもをお風呂に入れるという判断になります。いつ帰るかわからない伴侶を待つのは、現実的ではありません。
このように、相手のイレギュラーな行動やハプニングなどに対しても、臨機応変に対応することが重要となります。
家事や育児を分担するときの注意点
家事や育児を分担するときの注意点は、以下の通りです。
- 明らかに楽なものばかり取るには避ける
- 相手の状況に応じて、家事や育児をこなす視野の広さを持つ
- 家事や育児を「やってあげている」「手伝ってやっている」という感覚でこなさない
家事も育児も、夫婦でこなすべきことです。相手のお手伝いではなく、主体的に取り組みましょう。
まとめ
共働きだからこそ、家事や育児の分担は非常い重要になります。自分の事だけでなく、相手や家族のことを考えつつ、家事や育児に取り組んでくださいね。