車が横転してしまう原因5選 事故に繋がってしまった時の対処法や予防策も

車を運転中に突然横転した場合、あまりの恐ろしさにパニックになってしまいがちです。車はどのような原因で横転するのでしょうか。本記事では、車が横転してしまう原因や事故に繋がった場合の対処法などをまとめました。

なぜ?車が横転してしまう原因5選

車の横転事故はなぜ起こるのでしょうか。恐ろしい事故に発展しないためにも、車が横転する主な原因を把握しておきましょう。

1.カーブ時の急なハンドル操作

カーブに差し掛かった時に急ハンドルを切ってしまうと、遠心力が働いて車体が傾いてしまいます。カーブでは、そのまま元のバランスに戻すことが難しく、横転事故が発生しがちです。

特に重心が高い位置にある車やタイヤのグリップ力が下がっている車は、傾くリスク高まるので注意してください。

2.車両の重心が不安定

車両の重心が不安定な状態で走っていると、外から衝撃で車体が傾いて横転しやすくなります。

  • 積荷が偏りバランスが崩れやすい
  • 重心が高い位置にある車種

特にトラックやバンなどに荷物をたくさん積んでいる場合、積荷のバランスが左右の片方に偏っていると、風に煽られた際などに重心が片側へと傾きやすくなるので気をつけましょう。

3.強風に車体が煽られる

強い風が吹いている日は、強風に車体が煽られることでバランスが傾き、横転する事故が発生しやすくなります。

  • 重量の軽い軽自動車
  • 車高の高い車

特に上記のような車は風の影響を受けやすいので、強い風の日は影響を受けやすい場所を避けて運転したり、普段よりも速度を落として運転したりしましょう。

4.縁石や法面への乗り上げ

横転事故を起こす車の中には、ドライバーの操作ミスで縁石や法面に乗り上げてしまい、タイヤが引っかかることで横転事故を起こすケースも見受けられます。

集中力や注意力が欠如しているときに起こりやすいので、仕事で疲れて帰路についている時などは十分注意してください。

5.タイヤにトラブルが発生

タイヤの空気圧が足りていなかったり、切り傷などの劣化がみられる場合、走行中にタイヤが破損してしまうケースがあります。

走行中にタイヤがバーストしてしまうと、バランスが一気に片側へと傾くため、横転事故を起こすことも……。長距離を走行しているときは、空気圧が途中で不足してしまったり、小石などを踏んでタイヤに切り傷ができる恐れもあるので気をつけましょう。

車が横転して事故に繋がった場合の対処法

車が横転して事故に繋がった場合は、以下の順序で対応しましょう。

  1. 負傷者がいないか確認し、必要ならば応急処置や安全な場所へ移動させる
  2. 発煙筒や三角表示板などを使って事故現場の安全確保を行う
  3. 警察と保険会社に連絡を入れる(必要に応じて救急車も)

まずは周囲に負傷者がいないか確認してください。もしも負傷者がいた場合は、動けるようならば安全な場所へと移動を促し、救急車を呼びましょう。意識がない状態で動かすのは危険なので、発煙筒や三角表示板などを使って、事故現場の安全を確保してください。

その後、必ず警察に通報し、保険会社にも連絡を入れます。

車が横転しないための予防策は?

車が横転してしまうと、大事故につながるリスクが高まります。車が横転しないように、以下のポイントを事前にしっかり確認してきましょう。

  • 出発前にタイヤの空気圧や損傷の有無を確認する
  • 「急」のつく運転は避ける
  • 荷物をバランスよく積む
  • 強風の日は速度を落として慎重に運転する
  • カーブ時は速度を落として余裕を持ってハンドルを切る
  • 集中力を切らさず安全運転を徹底する
  • 走行中に疲れを感じたら早めに休憩をとる

上記のように横転事故はもちろん、走行中の事故につながりそうな点に注意して、安全運転を徹底してください。

車が横転しないように細心の注意を払って運転を

いかがでしたか。車の横転事故は、重傷を負ったり、時には死亡事故につながる非常に恐ろしい事故です。車が横転しないように運転操作や荷物の積み方などに気をつけて、安全運転を心がけましょう。

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