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スイカの色の種類、どれくらいある?
スイカの実の色には、複数種類があります。
- 赤
- 黄色
- 白っぽい色
基本的にスーパーで販売されているスイカの実の色は、赤と黄色が大半です。では、赤いスイカと黄色いスイカにある具体的な違いについてみていきましょう。
『赤いスイカ』と『黄色いスイカ』なにが違う?具体的な違いを解説
赤いスイカと黄色いスイカは、以下のような違いがあります。
元々スイカは赤い果肉ではなかった…!
スイカといえば、赤い果肉がスタンダードだと思っている人が非常に多いですよね。しかし、スイカの実の色は、もともと黄色や白に近い色だったといわれています。スイカはウリ科できゅうりなどと同じ種類になります。果肉の色はもともと薄く、品種改良などによって赤い色になったのです。
甘さや食感が異なる
スイカは、果肉の色によって甘さや食感が異なります。
- 赤い果肉…サクサクとした食感で、糖度が高いものが多い
- 黄色い果肉…シャリシャリ食感が特徴で、甘さ控えめですっきりした味わい
甘くて糖度が高いスイカが食べたいときは、甘さを大々的に売りにしている赤玉スイカを購入するのがよいでしょう。甘いスイカを求めているものの、ガツンとした甘さではなく、口の中がさっぱりするようなテイストのスイカを探している場合は、黄色いスイカを選ぶのがおすすめです。
そのときの自分の気分や、家族の健康状態などを加味して、食べきれる量のスイカを購入してください。
栄養価が異なる
赤いスイカと黄色いスイカでは、実は栄養価が異なります。
- 赤いスイカ…カロテノイド色素を含んでいるので、リコピンが豊富
- 黄色いスイカ…リコピンは含んでおらず、キサントフィルが含まれている
リコピンといえば、トマトにたくさん含まれている成分と連想しやすいかもしれません。活性酸素の抑制や紫外線ダメージの予防、美白効果などが期待されます。
キサントフィルは黄色いスイカの果肉の色を出している成分で、抗酸化作用があり、目の健康維持やがん予防、脂肪燃焼効果に期待が寄せられています。
双方ともに、特有の栄養素を含んでいるのも多くな特徴の一種です。せっかく食べるのであれば、栄養面などのことも少し知っておくとよいかもしれませんね。
美味しいスイカの特徴
美味しいスイカには、以下のような特徴がみられます。
- 縞模様がはっきりと出ている
- スイカのお尻の部分が大きい
- 皮につやがある
- 皮の表面を手のひらで撫でたとき、ぼこぼことした触感など
美味しいスイカの特徴を知っておくことで、よりおいしいものを選んで購入しやすくなりますよ。家庭菜園での収穫サインの一種になる可能性もあるので、知っておいて損はありません。
まとめ
スイカの果肉には、赤と黄色のものがあることが有名です。それぞれの味や食感、栄養価の違いなどを把握し、自分や家族が食べたいものを選びましょう。