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無意識の行動、若者の迷惑になっているかも…!
年齢を重ねると、知らず知らずのうちに人間は頑固になりやすいです。また、若者文化は常に進化しているので、話題や新しい常識をすんなり吸収することが難しいと感じることもあるでしょう。だからこそ、柔軟な考えを持つよう注意しておかなければ、若者から迷惑な人と思われてしまうかもしれません。
若者から『迷惑なお年寄り』と思われてしまう人の特徴5選
若者から迷惑を思われるお年寄りには、以下のような特徴があります。
1.自分が正しいと思い込んでいる
年齢を重ねると、考え方が固執しがちです。人生経験を積んでいるので、自分の考えが正しいと思い込みやすい面も持っています。
- 自分にない発想を認めない
- 相手から否定されると、否定し返す
- 自分の考えを押し通そうとする
- 相手の話を聞かないなど
自分の考えを持つことは大切ですが、自分の考えが正しいと思い込むのはよくありません。視野を狭め、新たな知識を得る機会を失いやすくなります。
2.身勝手に怒る
年齢を重ねると、叱ってくれる存在が少なくなります。先輩が減り、後輩や若年層が増えることで、自分が一番偉い存在になったように感じやすくなり、身勝手な理由で怒りやすくなります。
- 自分の思い通りにならないと怒る
- 相手の言っていることがわからず、腹を立てる
- 年下から教わらなければならないことにストレスを感じ、機嫌を損ねる
- 相手のミスが許せず怒る
- 長く待たされることに耐えられないなど
怒っているときは頭に血が上っているので、周囲の視線に気づきません。冷ややかな視線に気が付いてもプライドが許さないので謝罪ができず、怒りながらその場を立ち去るような事態を招くこともあります。
3.若い人を見下しがち
年齢を重ねた人は、若い人を見下しやすい面を持っています。
- 自分もあった”若気の至り”を、若者に重ね合わせている
- 人生の先輩なので、若い人が自分よりも劣ってる存在と思いやすい
- 若者文化を、幼稚なものとしてとらえ、見下しがちなど
若者文化は、常に新しく生まれ変わっています。そのため、年齢を重ねるにつれてついていけなくなるのは当然です。しかし、自分が理解できないものだからといって見下すのはNG。
4.武勇伝を語りがち
年齢を重ねた人は、人生経験の豊富さゆえに武勇伝を語りがちです。
- 「今時の若い者は…」と、若者が楽をしてるような話をしがち
- 「今は楽な時代になった」「いい時代になった」と、なにかにつけて比較しがち
- 「昔はパワハラなんかなかった」「昔は厳しかった」と、自分が若いころの話しを長々するなど
武勇伝は、語る人は楽しいものの、聞く人は興味がないので苦痛と感じやすい傾向があります。
5.同じ話を繰り返しやすい
年齢を重ねると、最近した話題を忘れがちになります。老齢による記憶力の低下などの影響もありますが、同じ話を何度も聞かされる方は、話題に飽きてしまうので注意しましょう。
年齢を重ねているからこそ気を付けるべきこと
年齢を重ねているからこそ注意したいことは、以下の通りです。
- 後輩に威圧的な態度をとらないようにする
- 新しい知識や常識に対して、否定的な意見を持たない
- 親しみやすい雰囲気を持つよう心がける
- 外見に注意し、老けこんでいる印象を持たれないようにする
- 身勝手な理由で年下に八つ当たりしないなど
年齢を重ねると、身体能力や判断力が鈍ってきやすいです。身の回りで起きる困りごとを解消するには、若い人の手がどうしても必要になります。そうなったとき、お互い気持ちよくやり取りできる関係を構築するためにも、威圧的な言動や行動は避けましょう。
まとめ
年齢を重ねると、人生経験が豊富になる反面考え方が固執しやすくなります。そのことを十分に把握したうえで、若い人との交流を持ちましょう。