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抜いた雑草、放置していませんか?
庭の草取りをした後、抜いた雑草をそのまま放置していませんか?草が乾燥するまでと思ってそのままにしてしまうと、撤去し忘れることもあるでしょう。引き抜いた雑草をそのまま放置すると、思いがけない事態が発生する可能性があるので要注意!
抜いた雑草を放置すべきではない理由3選
抜いた雑草をそのまま放置すべきではない理由は、以下のものがあります。
1.虫の住処になる
抜いた雑草をそのまま放置すると、雑草を山積みにしている場所に虫が発生します。
- 雨風をよけやすく、保温しやすく暮らしやすい
- 食べ物に困らないなど
腐敗臭がしてきた場合、ゴキブリなどの害虫もよってきやすくなります。害虫が発生すると、自宅に侵入するだけでなく近隣の家にも害虫が侵入しやすくリスクが高まるので、注意しなければなりません。
2.風で飛んで散らかる
摘み取った雑草をすぐに袋に入れると、草本体や根についた土が水分を含んでいるので、どっしり重くなります。雑草を入れた袋内で虫が湧くこともあるので、抜いた雑草を乾燥させて袋詰めするのは非常に良いことです。
しかし、乾燥させた雑草をそのまま放置するのはよくありません。雑草が乾燥するということは、水分が抜けることを指します。土も水分が蒸発するので、軽くなった分風に舞いやすく、飛んでいく恐れがあります。自宅の庭に枯れた雑草が散らばってしまうだけでなく、近隣住民宅に枯れた雑草が入ってしまうこともあるので、長期間放置するのは厳禁です。
3.腐って腐敗臭がし始める
前述通り、雑草を抜いてそのまま放置すると腐敗し始めます。特に気温が上がり湿気が多くなる梅雨周辺の時期は腐敗しやすく、雑草が腐敗すると悪臭が漂い始めるので要注意!近隣住民にも悪臭が届くので、苦情が入る可能性があります。
また、腐った雑草は虫が湧きやすいです。そのため、除去するのも非常に手間がかかります。腐敗した雑草を除去しても、置きっぱなしになっていた場所にはにおいが残ることもあるので、その点にも注意が必要です。
抜いた雑草を捨てるときの注意点
抜いた雑草を捨てるときには、以下のことに注意しましょう。
- 乾燥させて可燃ごみの袋に入れているか…虫の発生を防ぎ、重さを軽減する
- 枝などの固い素材が、ごみ袋を破っていないか…袋に破損が多くあると、回収してもらえない可能性アリ
- 抜いた雑草と、火が出るものを一緒にごみ袋に入れて否か…雑草が燃え、火災が起きる可能性
- ごみ袋に封ができているか…口が縛れていないと、回収してもらえない
雑草は可燃ごみとして処理可能ですが、袋が破損していると回収対象外になります。収集を行う人がけがをする原因にもつながるので、茎が太い雑草は小さく切って乾燥させておくのはおすすめです。
まとめ
抜いた雑草をそのまま放置すると、いろいろなデメリットが生じやすくなります。困った事態を招かないためにも、注意点をしっかりと把握して、適切な頃合いを見計らって処分しましょう。