目次
ホームセンターに並ぶクワガタやカブトムシ、買う前に知っておくべきことがたくさん!
昔は夏になると虫取りをした、という人多いと思います。自分が親になって、子どもと虫取りをしようと思っても、自然豊かな環境ではなくなっていることもありますよね。
5月に入ると、ホームセンターに昆虫が並び始めます。カブトムシやクワガタを手ごろな価格で購入できますが、購入前に知っておきたいことがいくつかあるので、しっかりとチェックしておきましょう。
ホームセンターでカブトムシやクワガタを買う前に知っておくべきこと4選
ホームセンターでカブトムシやクワガタを買う前に知っておくべきことは、以下の通りです。
1.生体購入前に、虫が住む居住場所を作っておく
カブトムシやクワガタを購入するときか、購入前に、以下のものを買いそろえておくと安心です。
- 昆虫を入れておく飼育ケース
- 飼育ケースに入れておく土
- 止まり木・隠れることができる葉っぱ
- 昆虫飼育用専用ゼリー
- コバエシート
カブトムシは大食漢なので、ゼリーは与えた分食べきることが多いです。クワガタは個体によってゼリーを残すことがあるため、ゼリーカッターも購入しておいた方が経済的かもしれません。
野外に放置されている木や葉っぱを使用すると、ほかの虫を室内に連れ込む原因につながります。
また、オスメスのペアで購入する場合は、それぞれ飼育ケースを用意してください。同じ飼育ケースに入れておくと、気性が荒いオスの場合メスを殺してしまったり、メスがオスの足を噛みきってしまう可能性があります。
2.購入後もお金がかかる
昆虫であっても、購入後はお金がかかります。
- ゼリー代
- 交換用の土
- 産卵に挑戦する場合は、産卵マットや産卵材の購入
- エアコン代
クワガタやカブトムシは、極端な暑さや寒さに弱いです。犬や猫の飼育と同じように、真夏はクーラーが効いた部屋での飼育が基本となります。
3.種類によっては、越冬する
クワガタやカブトムシは、購入した種類によって越冬します。越冬の有無については、購入した虫の名前と越冬を検索すればすぐにわかるので、事前に対策可能です。
越冬する昆虫を購入した場合、時期になる前に越冬用の土を購入しましょう。通販や昆虫ショップで購入可能です。越冬方法も、簡単に検索できます。
4.最後まで面倒を見て、亡骸は可燃ごみとして出す
カブトムシやクワガタは、種類によって寿命に大きな差があります。冬を越せずに息絶える種類がいる一方、数年生きる種類もいるので、責任を持って最後まで面倒を見ましょう。途中でいらなくなったからといって、野外に放すのはNG。放虫といって生態系に悪影響を及ぼす原因につながります。
また、亡くなったカブトムシやクワガタは、種類に関係なく可燃ごみとして処理してください。庭に埋めたい気持ちは分かりますが、こちらも生態系に悪影響を及ぼす原因になります。
種類によって越冬方法が異なる
カブトムシやクワガタは、前述通り越冬するものとそうでないものがいます。越冬方法の基本は、以下の通りです。
- カブトムシ…主に海外産のカブトムシが冬を越し、冬眠はしないため温度管理している部屋で飼育
- クワガタ…オオクワガタなどの越冬する種類は、寒くなるとゼリーを食べなくなり、用意した越冬用マットに潜って越冬に入る
越冬時は、家の中でも一定して寒さを感じる部屋に置いておきましょう。越冬専用の土でなければ越冬に失敗する可能性があるので、専用の土を使用するのがおすすめです。越冬中のクワガタは基本的に食事はしません。春先暖かくなり始めたタイミングで土から出てきているか確認し、出てきていたら越冬終了なのでゼリーを与えましょう。
まとめ
カブトムシやクワガタは夏の風物詩と思われやすいですが、購入後は夏以降も面倒を見ます。最後までしっかりと面倒を見ることを前提として、昆虫を購入しましょう。