車に乗ろうとしたら、中が異常に熱い…!すぐに温度を下げる方法とは?予防対策も

夏場は駐車場に停めていた車内の温度が急上昇し、ドアを開けたらムワッと熱気を感じる場面に多く出くわします。車内が異常に熱い時、温度を下げるためにどのような方法が効果的なのでしょうか。

夏場は暑さで車の中が灼熱地獄になっていることも…

夏場、車の乗り込もうとドアを開けたら中から異常な熱気がムワッと飛び出してくることはありませんか。車を利用する多くの人が経験を持つであろうこの現象は、毎年夏になると注意喚起が出されるほど見かける光景です。

実際、真夏の炎天下の中で車のエンジンを停止させると、わずか30分で車内温度が45℃、1時間が経過すると50℃を超えると言われています。

無理にその状態の車内へと乗り込んでしまうと、熱中症になったり熱を帯びたハンドルなどで火傷する危険も高まります。まずは速やかに車内温度を下げることを優先しましょう。

夏場の車内温度をすぐに下げる方法は?

夏場、異常なほど熱くなった車内の温度を下げるには、どのような方法が効果的なのでしょうか。これからやってくる夏場に向けて、車内温度を速やかに下げる方法を把握しておきましょう。

窓を開けてエアコンをつけたまま2〜3分走行する

最も早く車内温度を適正な温度まで下げる方法は、窓を開けた状態でエアコンをつけ、2〜3分走行する方法です。これにより、車内の空気が循環し、熱さが一気に和らぎます。

最初は暑い車内に乗り込まなければいけないので苦痛を感じるかもしれません。しかし、エアコンをつけていることで車内の空気を冷却できるので、うまく空気が循環すれば2〜3分で車内温度を快適な温度へと戻すことが可能です。

助手席の窓を開けて運転席側のドアを開閉する

窓を開けてエンジンをつけた状態で走行する前に、少しでも車内温度を下げておきたいと考える人も多いでしょう。特にお子様がいるご家庭ならば尚更です。

その場合は、駐車している状態で助手席の窓を開け、反対側の運転席側のドアを複数回開閉します。この方法により、車内の熱気を助手席側の窓から外へと排出することができるため、比較的早く熱気を緩和することができるでしょう。

車体に水をかける

自宅の駐車スペースや会社の駐車場などであれば、車体に冷たい水をかけて冷却させる方法も効果的です。

車内の熱気は、ボディ部分に直射日光が当たり熱を帯びていることも原因の1つです。したがって、ボディに冷たい水をかけることで熱を吸収し、ボディ部分も車内も温度を下げることができます。

窓を少しだけ開けてポータブルファンで空気を循環させる

大きめのポータブルファンを車に用意しておけば、窓を少しだけ開けた状態でポータブルファンを稼働させることで空気を循環させることも可能です。

同様に、車のエアコンを使って空気を循環させ、熱気を窓の外へと排出する方法も効果が見込めるでしょう。

車内が熱くならないようにできる予防対策を紹介

夏場は30分以上、屋外に駐車しているだけで車内温度が一気に上昇してしまいます。

少しでも暑さを和らげるためには、サンシェードをフロントガラスやウィンドウガラスに取り付けて直射日光を遮ったり、断熱フィルムを窓ガラスに貼り付けることで日光や紫外線をカットするなどの対策が効果的です。

また、ボディに直射日光を当てないためにもなるべく日陰の駐車スペースを探し、直射日光に当たらないよう気を配るのも1つの方法です。

どうしても屋外や日陰スペースが見つからない場合は、車全体を覆える遮熱素材のカーカバーを使う方法もあります。毎回被せたり取ったりする手間は生まれますが、車内温度の上昇を少しでも抑えることができるでしょう。

紹介した予防対策と速やかに車内温度を下げる方法を活用して、なるべく早く車内温度を快適な状態へと戻してくださいね。

夏場は駐車した後の車内温度に要注意!

いかがでしたか。夏場は車を30分以上駐車しただけで、車内は45℃を上回るほどの熱気に包まれます。そのまま乗り込んでしまうと熱中症や低温やけどを負う危険性が高まるので、まずは車内温度を下げる方法を実践し、少しでも車内温度を下げてから出発しましょう。

この記事のタイトルとURLをコピーする

カテゴリから記事を探す

すべてみる
カテゴリを見る