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アンジャッシュ渡部が語る『人に好かれる”聞き上手”の極意を伝授』
人との会話は、日常生活において必須です。雑談だけでなく、悩み相談や仕事の話し合い、家族会議などでも繰り広げられます。コミュニケーションで必須のものですが、会話には会話泥棒などのトラブルが付きません。そこで注目なのが、アンジャッシュ渡部さんが語る『人に好かれる”聞き上手”の極意』です。
渡部さんは「人間は自分の話をするのが一番好き」であることを前提とし、聞き上手のポイントとして「とことん聞く」ことを挙げました。相手に共感できる話題であっても、自分の話はせず”黙っている我慢”を身につけることと、”ひたすら聞く”ことが非常に重要であるとしています。
相手の話をひたすら聞き続けることによって、相手からの印象が非常によくなり、こちらが要求することが相手に受け入れてもらえやすくなります。上記のようなことを踏まえ、聞くために必須のテクニックとして「余計なことをしない」ことも非常に重要!
“会話の間”は、焦って埋めようとする必要はありません。間はあってもよくて、間に対する対策をするために会話と関係ないことを考えてしまうことで、相手から「この人は話を聞いていないな」という印象を持たれる原因につながります。
また、気になりやすい相槌のタイミングについて、渡部さんは「相手のテンションに合わせるだけ」としています。そうすることで相手との目線も合いやすくなり、相手が伸び伸び話しやすくなる効果を引く出すことも可能です。
自分の興味がない話題に対して渡部さんは、「知らない話題こそ大チャンス」としています。知らない話題は会話泥棒になる可能性が非常に低く、自分は質問ベースになるため自然と会話が盛り上がり相手との親密度が上がりやすくなります。
会話の内容は、悩み相談などになることもありますよね。この場合は、”同感”と”共感”の違いを意識することが重要です。
例えば「ブラックコーヒーが苦くて嫌い」という相手の意見に対し、自分の好き嫌いにかかわらず「わかる」とうなずくのが同感です。それに対し、「ブラックコーヒーが苦手なんだね」と相槌を打ちなにも解決しようとしないことが共感の相槌として100点と渡部さんは語ります。理屈での解決をアドバイスしたり、一緒に悪口を言うのはNG!
聞き方のNGポイントは、沈黙を怖がって話続けてしまうことです。こうすることで、相手の考える時間を奪い、どうでもいい話題を振ることで相手からの印象が悪くなります。
相手が話したいことを見極める方法を渡部さんは、「相手からきた質問を、同じ内容の質問で返す」ことを提案しています。相手がこちらに質問してくる時点で、相手は自分がした質問内容に対し興味を持っています。そのため、自分の話は6割くらいに留めて相手に同じ質問を返すことによって、相手が話したいことを引き出しやすくなるのです。
自分が持つ話したい欲は、”同じ話題の仲間を作る”ことや”会話以外でアウトプットする”ことで、渡部さんは発散しているそうです。
相手の話を聞くことは「ポイ活と同じ」としており、信頼のポイントを貯めることで自分の欲求を通しやすくするメリットがあります。人の話を聞いて学びと信頼をを得ることは、努力次第で誰でも身に着けることができるスキルなのです。
聞き上手になるためのコツが満載!参考になるとの声続々
渡部さんが語る聞き上手になるための極意に、以下のような声が寄せられました。
- 「一番大事だと感じたのは、「知らない話題」を「興味がない話題」としないこと」
- 「渡部氏への嫌悪感がなかなか拭えなかったけど、やっぱこの人凄いんだよなぁ」
- 「接客業の人にはめちゃくちゃ当てはまると思います」
- 「聞き上手になりたいのに、なれなくて苦しかったんですが、ここに答えがありました。 共感の先に解決策を出さない。この訓練を自分に課していきたいです!!!」
- 「そうか、解決しなくて良いのか…と思うと気が楽になりました。」
相手の話をうまく聞き、さまざまな情報と相手からの信頼を獲得しましょう。