『神社に行ってはいけない日』とは?いつ?縁起の良い参拝日も解説

神社は日常的な参拝だけでなく、お宮参りや七五三、安産祈願の祈祷、人によっては神前式を執り行う人もいます。お祝いの日には、可能な限り縁起の悪い日を回避したいと考える人が多いでしょう。本記事では、神社に参拝すべきではない縁起の悪い日を解説します。

神社を参拝するなら縁起のいい日を選びたい

家の近所に神社があると、日常的に神社へ参拝している人も多いでしょう。安産祈願やお宮参り、七五三には、神社でご祈祷してもらうというご家庭も日本では多いです。

また、神社は神聖な場所とされているため、日本独自の儀式が執り行われる場所でもあります。中には神社で婚礼の儀を執り行う人もいるでしょう。このように、日本人は神社に参拝する機会が人生の中で多数あります。

せっかく神社を参拝するならば、縁起のいい日に足を運びたいですよね。特にお祝い事で参拝する場合は、縁起のいい日を選ぶために日付を事前に確認する人も多くいます。

神社へのお参りに縁起のいい日は?

では、神社参拝に最適な縁起がいい日は、具体的にいつなのでしょうか。神社関連では、一般的に六曜を用いて縁起のいい日を確認します。

  • 大安
  • 友引の午前11時~午後1時の時間帯
  • 先勝の午前中
  • 一粒万倍日
  • 天赦日

六曜以外では、1ヶ月に数日やってくる一粒万倍日や、暦上で最上の吉日とされている天赦日もおすすめです。特に一粒万倍日と大安が重なる日は、1年に数回あり、この日にお祝い事を執り行うととても縁起がいいと言われています。

「神社に行ってはいけない日」があるって本当?

神社参拝に適した縁起のいい日がある一方で、『神社に行くべきではない日』も存在するのか気になりませんか。

六曜を用いて神社に行く日を選ぶ方法も、人によって考え方や捉え方が異なります。六曜の起源は諸説ありますが、六曜と神道は関係ありません。したがって、正確には『行くべきではない日』として六曜を気にする必要はないという意見もあります。

しかし、神前へ訪れるため、なるべく最良の日を選びたいと思うのはごく自然なことです。縁起のいい日を選び、悪い日は避けたいという思いを持つならば、神社へ行くことを極力避けた方がいい日はいくつか存在します。

神社参拝を避けるべき「縁起の悪い日」とは

神社に参拝するのを避けるべき、縁起の悪い日は複数存在します。ここでは、縁起の悪い日とその理由を確認しましょう。

1.不成就日

不成就日は、月に数回ある凶日の1つです。名前からもわかる通り「何事も成就しない日」という意味があります。したがって、縁起のいい日とは言えず、神社に行く日として避けたほうがよい日と捉えられることが多いです。

毎年不成就日の日は異なるので、お祝い事のご祈祷を受けるために神社へ行く場合は、不成就日を事前に調べておきましょう。

2.赤口

六曜の1つである赤口は、午前11時〜午後1時の間は吉に転じます。しかし、その他の時間帯は凶日になるので、神社に行くのは避けた方が無難でしょう。

神社は神聖な場所なので、殺生や血に関する物や事柄を持ち込むべきではありません。赤口は「赤」という字が入る凶日で、血や火を連想させるため、六曜の中の仏滅以上に不吉な日と考えられることもあります。

そのため、赤口に神社へ訪れると神様への不敬に当たり、神様の怒りを買う恐れがあると言われているのです。これらの理由により、神社参拝は避けるべきと考える人も多くいます。

3.生理の日

女性は月に一度、生理が訪れます。生理の時期は体内から大量に出血するため、血に関する物事を持ち込むべきではない神社とは相性が良くありません。

「生理の日は神様の御前に行くべきではない」と言われることも多く、健康管理の面でも生理の日に神社を参拝する行為は、できる限り避けたほうが無難でしょう。

お祝い事の祈祷などは、縁起のいい日を選ぶと吉

いかがでしたか。神社へ行くべきではない日は、正確には定められていません。しかし、神様の御前へ訪れるという意味では、なるべく縁起のいい日を選びたいですよね。お祝い事の祈祷などを受けるときは、縁起のいい日を選ぶと気持ち的にも安心できるので、ぜひ参考にしてください。

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