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『自分さえよければそれでいい人』との上手な付き合い方
世の中にはいろいろな人がいるので、中には自分さえよければそれでいいと思って行動している人もいます。こういった人とは、以下のような付き合い方をするのがおすすめです。
- 感情的にならずに接する
- 自分のことしか考えない人の話をして、気づきのきっかけにつなげる
- どうしても話が合わないと思ったら、適度に距離を取る
自分さえよければいい人に振り回されないよう、注意して付き合っていきましょう。
『自分さえよければそれでいい人』の特徴5選
自分さえよければいいと思っている人には、以下のような特徴がみられやすいです。
1.お礼と謝罪の言葉がない
自分さえよければいい人は、お礼や謝罪が言えません。
- 自分に対して他人が尽くすのは、当たり前だから
- やってと頼んでいないのに、相手が勝手にやったから
- 相手に対して悪いなと思っているので、次からミスをしないのが誠意だと思っている
- 自分も悪いけど、相手だって悪いと思っている
お礼や謝罪は、社会人として当たり前のやり取りです。それができていないとなると、よい人間関係は構築できない可能性があります。
2.自分の意見やマイルールを押し付けてくる
自分さえよければいい人は、自分に都合のいいルールや自分の意見を押し付けがちです。
- 自分が楽になるようなルールや、自分が有利になるような決まり事を作りがち
- 自分の意見が通らないことが許せない
マイルールや意見の押しつけは、周囲の人が迷惑だと感じやすい行動といえます。
3.相手を傷つけても悪気がなければいいと思っている
悪気なく相手を傷つけてしまうことは、誰にでもあります。しかし、自分さえよければいい人は、相手が傷ついているのを見ても悪気さえなければ謝らなくていいと思っていることがあります。
- 相手だって悪いのに、自分だけ謝るのはおかしいと思っている
- 悪気がなかったのに、相手が被害者のような状況になっているのが許せない
悪気がないのであれば、相手も納得するのが当たり前と思っている節もあります。しかし、相手が悪気がなく行った行動で自分が傷ついた場合、騒ぐ人も多いです。
4.協力する気持ちを持っていない
自分さえよければいい人は、他人に対する思いやりの気持ちに欠けていることが多いといえます。そのため、自分の利益にならないことはみんなが参加していても協力しようという気持ちにはなりにくい傾向です。
そのため、集団行動が苦手で、時間になったら他の人が作業していても自分の手持ち分さえ終わればさっさと帰ることも珍しくありません。
5.集団行動で浮きがち
学校や会社、地区活動などでは集団行動が基本です。自分さえよければいい人は、周囲の人に合わせて行動することが苦手なので、集団行動で浮きがちになります。普段から協調性に欠ける行動や言動が目立つので、集団行動になったとき気を使ってくれる人がおらず、浮いてしまうのです。
行動や言動の身勝手さが目立つ場合も、悪目立ちするので浮きます。
自分さえよければいいという態度を指摘する方法とは
自分さえよければいいという態度をしてくする方法は、以下のものがあります。
- 相手が行ってきた言動などを具体的に上げて、指摘する…できるだけ鮮度の高い行動や言動が望ましい
- 今のその態度、その言動がよくないと、よくなかった部分を指摘し改善を促す
- 「こうしたほうがいいかも」「こう言ったほうがいいかも」と、代替案を提示する
指摘する際注意したいのが、相手の人格を否定するようなことを言わないという点です。相手の存在そのものを否定するような行動や言動をすると、相手が傷ついたりいじけてしまって話にならないような状況になることもあります。
まとめ
自分さえよければいい人は、どこにでもいます。相手の特徴を加味して、上手な付き合い方を見出しましょう。職場で一緒に仕事をしており、指導しなければならないときは、相手への言葉かけなどに注意してください。