サーキュレーターで洗濯物の部屋干しを効果的に乾燥させるコツ!

黒いサーキュレーター

洗濯物を部屋干ししたいとき、サーキュレーターが大活躍してくれます。雨が降り続く日や寒い季節は洗濯物が乾きにくいですよね。花粉や黄砂やホコリなどを気にして外に干せないこともあります。外には洗濯物を干すスペースがないから、いつも部屋干しだという方もいらっしゃるでしょう。洗濯物をどうしても部屋干ししなければならないとき、サーキュレーターを使って乾かす方法をご紹介します。

サーキュレーター

「サーキュレーターと扇風機は何が違うの?」「サーキュレーターじゃなくても扇風機でいいのでは?」と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。

扇風機は上下に30度くらいしか首を動かすことができないのですが、サーキュレーターは90度まで首を動かすことができ、可動域がとても広いのです。

風をまっすぐ遠くまで届けることができますし、部屋の空気を循環させることができます。風量も扇風機と比べてサーキュレーターの方がうんと多いです。

サーキュレーターで効果的に洗濯物を乾かすコツ

サーキュレーターと空気の流れ

サーキューレーターを使って洗濯物を早く乾かすにはコツが必要です。むやみやたらに使うのではなく、以下の4つのコツを押さえておきましょう。

  • 洗濯物と洗濯物の間に隙間を開ける
  • 部屋のドアを開けたままにする
  • 換気扇をつける
  • 除湿機を併用する

1.洗濯物と洗濯物の間に隙間を開けて干す

サーキュレーターの風が上手く通り抜けられるようにするため、洗濯物と洗濯物の間に隙間を開けて干すと早く乾きやすくなります。とくにバスタオルなどの分厚く大きな洗濯物は十分に隙間を開けておくと良いです。

2.部屋のドアを開けたまま洗濯物を干す

洗濯物を干している部屋の空気は湿気を多く含んでいます。ドアを開けたままにしておくことで、洗濯物を干している湿気を多く含んでいる空気と、廊下や他の部屋の乾燥した空気とを循環させることができます。

そうすることで洗濯物を早く乾きやすくすることができるのです。部屋を閉め切ったままにしていると、いつまでも空気が湿気を含んだままなので、どんなにサーキュレーターの風を当てても乾きにくいというわけです。

雨の日は余計に湿気が入ってきてしまうのでできないかもしれませんが、洗濯物を干している部屋の窓を開けておき、外の乾燥した空気を入れるというのも良い方法です。

3.換気扇をつけながら洗濯物を干す

洗濯物を干す部屋に換気扇がある場合は、換気扇をつけながらサーキュレーターを使うと早く乾きやすくなります。換気扇をつけておくことで湿気を含んだ空気を外に出すことができるからです。

4.除湿器と併用すると洗濯物が早く乾きやすい

洗濯物を乾かすために除湿器を使用されるという方も多いと思います。しかし、洗濯物が乾きにくい季節には、除湿器を使っても洗濯物はなかなか乾かないものですよね。

そこで、除湿器とサーキュレーターを併用して洗濯物を乾かすことで、どちらかだけを使って乾かすよりも早く乾きやすくなります。除湿器で部屋の湿気を取り除き、空気を乾燥した状態にし、洗濯物にサーキュレーターの風を当てることで乾きやすくなるのです。

サーキュレーターの置き方で洗濯物の乾くスピードが変わる

洗濯物めがけて風を当てる

サーキュレーターの風は、目的の場所にまっすぐ強く当てることができます。サーキュレーターは90度まで首を動かすことができるので、洗濯物を目がけて風が直接当たるように置きましょう。

洗濯物が少なければ真下に置く

洗濯物の数が少ない場合には、洗濯物の真下にサーキュレーターを置くと良いです。風が上に向かって抜けていくので、洗濯物の周りにある湿気を多く含んだ空気と乾燥した空気とを循環させながら乾かすことができます。

サーキュレーターって使いやすい?価格や電気代は?

サーキュレーターって高価なものではないのか、電気代がかかるんじゃないのかと気になる点もたくさんあると思います。サーキュレーターは数千円から購入することができ、お手頃なものは2000円ほどです。少し高いものでも5000円ほどです。購入しやすい価格なのが嬉しいですよね。

また、気になる電気代ですが、1時間1円ほどで使用することができます。24時間使い続けても24円ですし、風量や使用時間によってはもっとお得に使用することができます。

サーキュレーターの選び方

  • 風力で選ぶ
    「到達距離〇m」が風力の目安となるので要チェック。または対応畳数で風力を推測するのが一般的です。「〇畳まで対応」などの表記を風力の目安に。また、風量が弱・中・強と分かれている製品でも、大型・小型モデルでは風量が異なるため、室内用なのか、会議室などの大部屋で使用するモデルかも確認が必要です。その他、風量を無段階で調節する機能、リズム風機能、人の身体に当たってもストレスに感じない風を発生させる機能などがあります。
  • 風力で選ぶ
    音の大きさは「〇db(デシベル)」と表記されるのが一般的です。20dbは「木の葉がふれあう音レベル」、30dbは「ささやき声レベル」、40dbは「図書館の騒音レベル」、50dbは「換気扇の音レベル」です。これを目安に選んでみてください。
  • モーターの種類で選ぶ
    DCモーター(直流方式(Direct Current)タイプ)
    風量調節しやすいのがメリット。そよ風やうちわ風のような微風から、パワフルな強風まで対応できるのが特徴です。
    ACモーター(交流方式(Alternating Current)タイプ)
    一般的に普及しているタイプで、DCモーターと比べると電気代はかかりますが、価格帯はリーズナブルです。風量調節は弱・中・強など、複数段階の切り替えが可能。初期投資をおさえたい方や、風のクオリティにこだわらない方は検討してみてください。
  • 機能で選ぶ

    首振り機能

    左右の自動首振り機能に対応しているかをチェック。次に、上下の自動首振り機能に対応しているかも確認してみてください。上下の首振り機能があれば、床に設置しても使いやすいです。なお、上下の動きは自動首振り機能を搭載せず、手動で調節できるサーキュレーターも多く存在します。左右と上下の自動首振り機能を同時に動作できるタイプなら、より広範囲に風を送り込むことが可能。首振りの角度を数パターンから自由に選べる機能など、柔軟に調節できる機種も展開されています。

    タイマー機能
    数時間後に自動的に電源がオフになる「切タイマー」があれば、部屋干しの洗濯物にサーキュレーターをセットして、タイマー付きで使用できます。
    また、数時間後にサーキュレーターが起動する「入タイマー」も存在します。この機能を使えば、エアコンの入タイマーと同時にセットして、帰宅後の部屋を快適な状態に保てます。
    切り忘れ防止機能
    運転開始から一定時間が経過すると、自動的に電源がOFFになる機能です。
    余計な電気代がかかったり故障したりするのを予防できるのが魅力です。省エネ性重視の方にオススメです。
  • お手入れのしやすさで選ぶ

    カバーや羽根を取り外せるタイプかを確認しておきましょう。
    特に羽根の部分はホコリがたまりやすいので、お手入れのしやすさに大きく関わってきます。ホコリがたまったまま稼働すると、清潔な空気を送り出せなくなってしまい、空気を汚してしまいます。また、サーキュレーターの寿命を縮めてしまう要因にもなりかねません。手軽にお手入れできるかも選ぶ重要なポイントです。

おすすめのサーキュレーター

アイリスオーヤマ サーキュレーター PCF-HD15N-B

アイリスオーヤマ サーキュレーター 静音 左右首振り 8畳 パワフル送風 ブラック PCF-HD15-B

アイリスオーヤマから出ている小型サーキュレーターはおすすめです。レビューも高評価が多く、価格帯も手ごろなので人気のメーカーと言えます。

本体が小さいながらも力強い風量を出すことが可能ですので、洗濯物を乾かすのにも一役買ってくれるでしょう。さらに静音性も高く、大きな音を出したくない方はこちらの商品を選んでみてはいかがでしょうか。

山善 サーキュレーター AAS-KW15

【Amazon.co.jp 限定】 [山善] 扇風機 サーキュレーター (換気/空気循環) 静音 左右 首振り 上下角度調節 風量3段階調節 15cm ホワイト×グレー AAS-KW15(WH) [メーカー保証1年]

山善のサーキュレーターも魅力的です。こちらの商品は風の直進性が強く、室内の空気をより効果的に循環してくれます。それにより、部屋の温度をまんべんなく統一できるため、生活がより快適になります。

もちろん洗濯物を乾かすのにも非常に有効です。気になりがちな洗濯物の部屋干し臭なども、サーキュレーターを使うことで解決できるかもしれません。乾かすスピードを速めたい時には山善のサーキュレーターも検討してみましょう。

まとめ:サーキュレーターで洗濯物を早く乾かそう

黒いサーキュレーター

ただ部屋干しをするだけではイヤなニオイが発生してしまいますし、一日が経っても乾いていないなんてこともあると思います。

扇風機を使って乾かしていたという方も多いと思いますが、乾くのが早いと感じたことはないのではないでしょうか。もっと効果的に早く乾かしやすくするために、ぜひサーキュレーターを検討されてみてはいかがでしょうか。

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よくある質問

  • 洗濯物の正しい干し方は?

    ・洗濯物を密集させないように間をあけて干す
    ・洗濯物のシワをしっかり伸ばしてから干す
    ・洗濯物の形をしっかり整えながら干す
    ・洗濯表示に従って干す
    ・洗濯物用の平干しネットを使って干す

    >> 詳しくはこちら

  • 洗濯物を早く乾かすコツは?

    ・洗濯物を裏返しにして干す
    ・洗濯物の重なる部分を減らして干す
    ・洗濯物と洗濯物の間をしっかりあけて干す
    ・洗濯物を逆さまにして干す

    >> 詳しくはこちら

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