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庭や道端の野鳥、可愛いからと餌を与えていませんか?
自宅の庭やベランダ、近所の公園などにやってくる、ハトやスズメなどの野鳥。とってもかわいいですよね。動物は大好きだけど事情があって飼えない場合、野生の動物に少しでも楽に生活してもらえるよう餌をやる人もいるかもしれません。
しかし、野鳥への餌やりは、人間と野鳥双方にとってデメリットばかり起きてしまいます。
『野鳥に餌やりをすべきではない理由』4選
野鳥に餌やりをしてはいけない理由は、以下の通りです。
1.野鳥の餌を狩る能力が低下し、結果として寿命を縮める
野鳥に餌やりをすると、野鳥は狩りをせずとも食べ物を得ることになります。人間も楽をしたいと思う気持ちを持つように、野鳥も苦労せず食事が食べられるに越したことはありません。定期的に同じ場所に来れば餌があるとなると、狩りをする回数も減ります。
しかし、人間がなんらかの理由で餌やりを急にやめると、野鳥は再度自らの力で狩りをしなければならなります。狩りには研ぎ澄まされた本能や感覚が必要なので、それが餌やりによって奪われてしまうと、結果的に野鳥は食事にありつけず早く死んでしまうことにつながるのです。
2.野鳥が仲間を呼び、結果として大量の鳥がやってきてしまう
鳥は、群れで行動し生活する種が非常に多くいます。そのため、餌場となる場所をみつけたら仲間を呼び、あれよあれよと野鳥の量が増える恐れがあります。大量の野鳥が一か所に集まると、餌を急かす大きな鳴き声などをあげる可能性があります。
また、人間を怖がらなくなり、集団でのごみ漁りなどの問題行動を起こす可能性もあるので、餌やりはすべきではありません。
3.野鳥が住み着く
野鳥がベランダや庭に住み着くと、以下のようなことが起きます。
- 雨風をしのげる場所を見つけ、繁殖する
- 大きな鳴き声や糞による健康被害、近隣の農作物を荒らすといった被害が出る
- ベランダに住み着くと、下の住民に糞の被害が起きやすい…洗濯物が干せない・車に大量にフンが落ちる・自分の部屋のベランダにも鳥がきて大騒ぎするなど
- 庭で野生動物の食物連鎖が起きる可能性がある…野鳥を野良猫が狩り、庭で食べるなど
野鳥が住み着くと、さまざまなデメリットが発生します。周囲の人を巻き込んで問題も大きくなる一方になってしまいかねないので、餌やりはリスクが大きい行動なのです。
4.大量繁殖してしまう
人間が食べているものを食べると、栄養状態が非常によくなるので、野鳥の大量繁殖につながります。大量に繁殖してしまうと、鳴き声や糞の被害、ゴミの食い荒らしといった前述の被害が起きてしまうので、手に負えなくなり駆除するため専門業者に依頼するなどの事態も起きる可能性があります。
まとめ
軽い気持ちで行った野鳥への餌やりで、大変大きな被害が発生する可能性があります。軽はずみな行動には出ず、人間と野鳥双方のすみわけをしっかりと行うべきです。